徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-495

2014-06-15 07:17:10 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(バングラデシュを歩くまで)-117

5)バングラデシュを歩くまで

日記から-7

2月9日 (木曜日) 晴れ

 昼にカシンプールで取れた野菜をダッカに持っていくトラックに一緒に乗り、カシンプールを出発。
ダッカでの売る場所は外国人が多く住んでいる高級住宅地である。もちろんそこは日本人も多く住んでいる。
この野菜はバングラデシュでは普通していないビニールパックをして、清潔感がある。
だから外国人は少し高くても買うのである。その販売の様子を少し見せてもらった。
その後、日本人の駐在員たちも集まり、昼食を食べると言い出した。
俺は貧乏旅行者で泊まろうとしたり、食事をたかろうとしていると思われるのが嫌でその場を出てきた。

 その後はダッカのバスターミナルまで歩いて行く。
夜の10時のコックスバザール行きのバスを予約する。とにかく、6時間待たなくてはいけない。
時間を潰すためにぶらぶら歩いたり、町の中心で座っていたりした。
そうすると人々が多く集ってくるのだが、今度はもう俺を日本人だとは思わないらしい。
だから、何処から来たのかお前は何人なのかとヒツコク聞く。無視するのだが非常に頭に来る。
彼らは俺がベンガル語を話さないことを良いことに、馬鹿にしているようだ。
皆は俺を見て笑うのである。
面白いことに俺が彼らに強くひどい態度に出ると彼らも同じような態度で対応するようだ。
人間は何処の国も同じなのでお互いに感じが分かるのだろう。
今日はこのバングラデシュをこの後どう歩いていこうかと不安になるのである。

Image-06.jpg
食堂での人々

 夜10時のバスはチタゴンに寄りコックスバザールへ
出費 109.50タカ

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