発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩+ヨット旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロを終え、ヨットまで
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。
その後、ポルトガルからヨットに乗るストーリー
15、旅でのいろいろ総括 – 657
インドの国道横にあるドライブイン。このハンモックで長距離ドライバーは寝る。
私もこれで寝たのであった。
7、食べ物あれこれ
自炊時は紅茶が楽しみ
その土地のものを食べることができた時はうれしいものだ。
知り合いになり、その家で泊まることになった時に一生懸命出してくれた食事は最高であった。
その親切が身にしみるからだ。そんな時、時間があれば後で日本食を私が作ったものであった。
面白い料理は、一日かけて料理をするニュージーランドの「ハギ」。
マオリ人がイースターの為に集まっていた。その横を通った時に料理をするから食べて行けと言われた。
穴を掘り、焼けた石や鉄を入れてその上に肉、野菜の入ったカゴを置き、濡れた布をかぶせ、その上に土をかける。
その後、ラグビーやゲームなどを彼らと楽しみ、また酒を飲み食べ物を食べ、とにかく6~7時間費やした。
それから、多くの食べ物を嫌と言うほど食べさせてくれた。こんなことはあまりなかった。
それと、マオリ人はウナギを多く食べたのも私にとってはありがたかった。
オーストラリアでは原住民は大きな焚き火でカンガルーを焼いて食べる。
日本の落ち葉で芋を焼いて食べるのと同じである。また彼らは「砂漠のトカゲを食べれば、食糧を持たずに歩ける」とも言った。
その味はカエルのような味のようだ。
バングラディシュで普通の家に泊めてもらった時のことであった。
イスラム教であるから、女性は顔を見せない。主人と食事をしている間も彼女はカーテンの向こうで声がするだけであった。
この国は女性が押さえつけられているからだろうか?質問は主人を通していろいろ聞いて来た。
食事後にこの国では出ることが珍しいデザートが出て来た。
また、カーテンの向こうからステンレスの皿とご飯とミルク、砂糖、バナナが一つずつ出て来た。
その様子は面白いものである。食べ方はすべてを手で混ぜ合わせて食べればよく、バナナもぐちゃぐちゃにするのであった。
これが結構美味しく、この珍しいデザートを出してくれた夫人に一目でいいから会いたいものだった。
食堂や飲み屋では話がよく合った。
ネパールでは家で作ったすっぱい「チャン」というにごり酒や羊の脳ミソを食べた。
また、ここでは山道で家があったら、そこが食堂か分からないような所だが、聞いたら食べさせてくれた。
そこでは注文してから、食事を作り出すので、時間が非常にかかり、時間が勿体無いような気がした。
アジアでは食事が安いので食堂で食べ、泊まる所の情報を聞いたり、そこで泊めてもらったりした。
バングラデシュなどでは人が多い。ある時に泊まる所が見つからず、テントを張った。
彼らにとっては珍しいテントを見ようと、そこにあまりにも多くの人が集まり、人々が興奮していた。
そこに長老が現れて「ここでテントを張らないでくれ」と言われて、暗い中、仕方なくホテルを探した。
だから、バングラデシュでは警察、学校などでよく泊まった。
インドでは長距離トラックが使うドライブインでよく寝た。
そこで、夕飯と次の日の朝食を食べるので、合法的に泊まれるのだ。
そのドライブインは道路の横に木の枠があるハンモックを幾つか並べてあるのだ。
そこでドライバーたちが、食事と仮眠して行くのであった。
しかし、そこでも蚊との戦いがあったり、夜中ににわか雨があったりして大変だが、そこに集まるオヤジ達は面白かった。
同じ様に厳寒のイラン、トルコでもあまりにも寒いので、テントを張るのをひかえた。
やはり、ドライブインで夕食と朝食を取るから、家の中のフロアーでもいいから寝かせてほしいと頼んだ。
この寒い冬では車もほとんど通らないので、いろいろ親切にして泊めてくれた。
テント生活をしていた時や物価が高い国などでは自炊であった。
パン、野菜スープ、カンヅメなどが主な食事であった。
その時の楽しみは食事の後の紅茶であった。あの味が今でも忘れられない。
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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。
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