徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-751

2015-03-16 06:12:33 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く (イラン) -372

13)イランを歩く

日記から-26

12月16日(日曜日) 快晴

 今日も寒い。今朝はテントの中の水筒の水が凍っていた。
これからは毎日がこの様な状態であろう。とにかく、朝起きるのが辛くなるな!
そう言えば、トラックの運転をしているレザールさんにこれからは寒くなるというので目と口と鼻だけが出る顔面マスクをもらった。
まだ、それを使うほど寒くなっていないが、これからトルコにかけ、もっと寒くなると聞いているので、良い物をもらったと思う。

 Maybodという所の検問所でチャーイをもらい、しばらく話をする。
俺はイラン語は話せないが、彼らと話す内容は何時ものようなことで「何処から来たか?」などの内容である。

 Ardekanという所に入る前に警察がパスポートのチェックの為に警察署まで来いと言う。
それで警察のバイクに乗って町の中のそこまで行く。
勿論、もとの所まで戻って貰ったが、この様なことは始めてである。

 再びこの町を通る時にブォホルとかパニール(チーズ)、イチジクの干したものを買う。
その合計が何と680リアルもした。ブォホルが高いのであろう。
この他にナンとチャーイを飲み、全部で830リアルである。

 この後、町を出て国道の横にあるカフェ(レストラン)で水をもらいに入る。
そこではチャーイ、タバコ、そして多くのタマネギとジャガイモをくれる。
本当に親切な人々だ。普通、カフェは車やトラックが使う所で町の中のレストランよりかは割高なのである。
ところが、国道では俺が歩いていることをトラックの運転手が知っていてそれをカフェに伝えるのであろう。
それでカフェではお金を取らなかったり、非常に安くしてくれたりする。
とにかく皆ありがとう。

 足と耳にシモヤケが出来て来た。嫌なものである。
これからもっと寒くなるので、治らないだろうな。。。。

出費 830リアル

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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

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