徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-737

2015-03-01 08:20:46 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
+++++++++++++++
世界徒歩大旅行記3万4千キロ
+++++++++++++++


日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く (イラン) -358

13)イランを歩く

日記から-12

12月2日(日曜日) 快晴

 寒い朝である。急に冷え込んできた。
この辺は海抜も高くなってきたこともあるのであろう。昼でもウィンドブレーカーを脱がなくても良い状態だ。
この先はもっと寒くなって来るのであろうから、先が思いやられる。

 昨日のロードワーカーは20km行った所にレストランがあると言っていた。
しかし、そこには村があり、村の名前はあるのだが、レストランはない。
レストランの看板のような物があり、そこまで行って聞いたら、レストランではないと言う。
そこで「ここには食堂がないか。」と聞いてみたら、その人は英語が分からないが、親切に昼飯をくれた。
その上に何故か電池までくれるのである。
俺が「食堂がないか。」と聞いた時には少し、「助けてくれ」と言う意味が入っていたのを分かってくれたようだ。
本当にありがとう。

 チェックポイント(軍の検問所)でいろいろ話していたらガソリンをくれた。
昨日、地図にはガソリンスタンドの印があったのに実際にはなかったので、困っていた時であったから助かる。
そのガソリンで今日は温かいチャーイを自分で作って飲むことが出来る。

 今日はレストランを2軒通り越した。
始めのレストランではこの後それがないと思い、いろいろな物を買い溜めしようとしたが、そこではナンを2枚しかくれない。
その後のレストランではいくらでもナンをくれる。これには助かる。
また、両方のレストランでチャーイを飲んだのであるが、その時にガンド(氷砂糖)をたくさん拝借した。
それは夜にチャーイを飲む時に使うためにである。 

出費 400リアル

================================================================================
筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

================================================================================