発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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１０、ニュージーランドを歩く-26
・日記 16
3月18日 （金曜日） 晴れ時々曇り 16日目
良い天気だ。気持ちが良い。こんな天気で良いのだろうか？
9時過ぎおばあちゃんが運転するフォルクスワーゲンのバンがパンクしていた。
彼女は何も出来そうにないので、直してあげる。
それにしてもパンクして止まった位置が悪く、ジャッキーで車を持ち上げる時に苦労をする。
それはジャッキーで持ち上げるのにジャッキーの位置を2～3回換えてやらなければならなかったからである。
従って時間が非常にかかる。
やっと終わり歩き出そうとしたら、彼女が作ったおいしいケーキをくれる。ありがとう！
何時も親切にしてもらうことが多いので、たまには人に親切にしてあげることも良いことだ。
その点で今日はよかった。今後も何かしてあげられることは何でもしよう。
今日、昨日会った自転車野郎が言っていたCopland Track を歩く。1時にその入り口に着き、国道を離れる。
4時10分には目的地であるこのトレッキングコースの最初の Hut（山小屋）に着いてしまった。
普通は6時間かかって歩くそうだが、3時間10分で着いてしまった。
この山小屋の近くには自然の温泉がある。皆が到着する前にその温泉で一人、素っ裸で入って来る。
そこからはMt. Cookやニュージーランドアルプスなどが近くに見える。
温泉に浸かりながらのその景色は最高である。ただ残念なのが酒を持ってこなかったことである。
この温泉に浸かり、酒を飲み（酒があったら）、山々が見える最高の景色を眺める。何と言う贅沢なのであろうか。
お風呂も終わり、Hut(山小屋)に戻ったら、後からHutに来た人々が俺の歩く速度が早かったと驚いていた。
その後、このHutに着いた人々もその温泉に行くのであるが、皆が温泉に水着を着て入っていた。
やはりお風呂は水着などを着て入りたくないものである。
出費 Ｎ＄0.00
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