徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

8、オーストラリアを歩く-98

2010-03-22 07:42:48 | 日記
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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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8、オーストラリアを歩く-98

・日記 12-77

 1月14日 (金曜日) 快晴  80日目

 今日も涼しい。朝から気持ちが良い。
ついにMurry Valley Highway を離れ Hume Highway に入る。
このルート31は Melbourne と Sydney を結ぶメイン道路である。
これでシドニーまで行けるのである。だから、車は多い。
それでも、このメイン道路に入ったらすぐに、前から来た車が止まり話しをする。
彼は「一昨日、お前を見た。」と言うのである。そして、ジュースをくれる。
その他、彼は俺の写真を撮って行った。
今までに俺の写真を4~5回(新聞社以外、個人的に)撮っていたが、俺の写真なんか撮っても一文の得にもならないと思うのだが、、、



親切なマウンティンショップの人

 Wodonga という町で靴を探しにマウンティンショップに入ったら、そこの人が親切にしてくれる。
この店の人にいろいろ事情を話し、出来たら靴をかわず、修理をしてシドニーまで着きたい旨を伝える。
そうしたら、この人は「靴を買い換えなくても良い。」と言ってくれる。良い修理剤があるというのだ。
一緒にいろいろなところに行き、その修理剤を探す。
自分の店にはその修理剤がないのであるが、他の店を車で5~6軒回ってくれるが、見つからず、大きな町Albury まで行く。
そこでやっとその修理剤を手に入れる。
それはチューブになっていて中にゴムのゲル状の液体が入っている。靴のカカトにゴムを付足すのである。

 この親切にしてくれた人は「 Bob 」と言い、大変な日本びいきである。
この辺の地域をWodongaと言い、そこにサンヨーの工場がある。
その工場で働いている日本人の幹部が企画をしてスポーツ大会などをする時にこの「Bob」
の店を使うそうだ。
そのスポーツ大会も毎週やるようなことを言っている。
そればかりでなく、優秀な人にはテープレコーダーをあげ、何週間かに一回は最優秀な人にはステレオをあげるのだそうだ。
日本の企業もこのようにして地元で点数を稼いでいるのである。

 さて、修理剤を買ってAlbury からWodongaへ車で帰って来て、「Bob」に礼を言い、別れる。
また、同じ方向に歩き出し、今日の宿泊地 Albury に着く。同じ所に帰ってきたのである。
この町のキャラバンパークで泊まる。
テントを張って、すぐに靴の修理である。
乾くのと、硬くなるのに時間がかかるので、明日の朝歩けるようにするために靴をそのまま置いておく。

 俺のテントの隣に2人の自転車野郎がいて親しく話しをする。
その後、靴を直しているので、裸足で街に出る。
飲み屋とか、ピザの店に裸足で入る。
俺は裸足で店に入るのは気が引けるが、オーストラリア人はそんなに気にしていないのではないかな?
それは、オーストラリアでは健康の為か、自然主義のためかで、裸足で歩いている人を見かけるからである。

出費 A$25.00