徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

8、オーストラリアを歩く-90

2010-03-13 09:14:41 | 日記
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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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8、オーストラリアを歩く-90

・日記 12-69

1月6日 (木曜日) 快晴  72日目

 昨夜、12時過ぎまで話しをしていたので、今朝は起きるのが遅くなる。
それでも6時に起き、隣のやつを起こそうとしたが、彼も目が覚めていた。
それで挨拶をする。

 キャラバンパークのマネージャーが俺のことをローカル新聞に話しをする。
記者が来て、アメリカ横断のことなどを聞き、写真を撮って行った。
先ほど挨拶した人でないもう一人の隣の人と写真を撮る。

 靴があまりよくないので、その写真を一緒に写った人と靴を見に町に出る。
しかし、良い靴がない。この靴については10日ぐらい前から毎日のように気になっている。
町では安く、靴底がすぐに減ってしまいそうな靴はあるが、気に入ったものがないので買うのを止める。
この後5日間はもつであろうと思い、次の町まで買うのを諦めることにする。

 銀行でトラベラーズチェックを現金に換える。
この前のように換えたその日に盗られてしまうようなへまはしないぞ!

 先ほど一緒に靴を見に行った人はスコットランドから10年前に来たそうだ。
そのスコットランド訛りが強く、よく聞き取れないところがある。
やはり訛りは(方言は)何処の国でも簡単にはなおらないのである。
彼は夫婦で子供が一人いるのに他の女の人にすぐに目が行く、女ったらしである。
それでも、彼は良い人であるように思う。

 昼ごろ、ここキャラバンパークにあるプールで泳ぐ。このスコットランド家族と一緒である。
この年末からもう既に何回も泳いでいる。今この時期の日本では考えられない話しである。
そう言えば、この時期は毎年友人同士でスキーをしている頃だ。
今年も行っているだろうな。だから、日本は寒いだろうな!

 4時ぐらいに朝挨拶したミートインスペクターをしているやつが帰ってくる。
彼とブーメランを投げて遊ぶ。
そういえばまだ、オーストラリアに来てブーメランを投げていなかった。
ここでどのように投げればブーメランがチャンと戻ってくるのか一生懸命学ぶ。
結構難しく、なかなか戻ってこない。
堪りかねてやけくそで投げたものが近くに戻ってくる。
とにかく、近くまで来ると面白いものである。
ブーメランを教えてくれた彼とは夜も一緒に話しをする。
彼はアバリジノ人のことも真剣に考えていて、結構良いやつである。
彼は俺のことを絶対忘れないと何回も言う。
俺も彼が良いやつだと思うので、もっとユックリ話しをしたい。

 このキャラバンパークは実に居心地が良い。知らない人でもすぐに話しかけてくれる。
面白い所である。

出費 A$25.00