徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

8、オーストラリアを歩く-96

2010-03-20 07:44:26 | 日記
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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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8、オーストラリアを歩く-96

・日記 12-75

1月12日 (水曜日) 晴れたり曇ったり  78日目

 昨日は小さな町で女の子が話しかけてきたが、そこでのことで書き忘れていたことがある。
女の子と一緒に3人ぐらいの男の子がいて、彼らは皆10代である。
その内の1人が13歳だそうだ。その彼がタバコをすぱすぱ吸っていたのである。
彼に何歳からタバコを吸っているのか聞いて見たら、何と5歳からすっているのだそうだ。
それに酒も飲むみたいだ。何とませた子供たちだろうか。
この様な事はこのオーストラリアの一つの問題ではないかと思われる。

 今日は早くテントを張ることが出来て喜んでいると、立てて置いたバックパックが倒れ、ラジオが落ちて壊してしまった。
ラジオの壊れたところはラジオの回路をハンダヅケしている板であり、それが割れた。
それを何とか直して一応、聞けるようにしたが、ショックを与えると駄目だ。
接着剤も何もない中からラジオの音をよく出せるようにしたものだと自分でも感心をする。
本当に必要は発明の母なのであろう。

 そのラジオを直すので、持っている物すべてを調べていたら、写したフィルムがないのに気が付く。
このフィルムは2回目のもので、Wudinna から Swan Hill までに写したものである。
ずいぶん人々を写したし、珍しいヘビ2匹がもつれているのやイグワナが道路の上を歩いているのがあり勿体無いことをした。
何処で落としたのだ。たぶん何処かで写真を撮ろうとカメラを出した時であろう。
これはお金を失くした時よりもっと貴重なものを失くしたような気持がする。
本当にこの旅はいろいろなことがある。だから油断が出来ない。

 今日は涼しい一日であった。この3日間は涼しく真夏であることを忘れてしまいそうだ。

出費 A$5.95