ベンチャー企業で、その後東証一部上場企業で、ソフトウェアのコンペで300戦無敗の記録を打ち立てた(2ページ)という著者がビジネスでの心構え等を論じた本。
「ビジネスコンペ300戦無敗」のサブタイトルで、そのための極意を披露するという売り文句になっているのですが、後半はビジネスコンペという場やそこで勝つということよりも自分はこうして成長してきたみたいな人生訓・ビジネス訓が多く、むしろそういう本として読んだ方がいいかなと思いました。チームにどういう人を選ぶか、というより「仲間に入れてはいけない人」(169ページ)、人からもらうことばかり考えている「テイカー」:「人生でテイカーの人と過ごす時間ほど、無駄なことはない」(170ページ)、理不尽な相手からは即刻離れる(180~182ページ)…こういうあたりの方が、利他とか情けは人のためならずみたいなことを言っている部分よりよほど実感がありました。

井下田久幸 朝日新聞出版 2024年4月30日発行
「ビジネスコンペ300戦無敗」のサブタイトルで、そのための極意を披露するという売り文句になっているのですが、後半はビジネスコンペという場やそこで勝つということよりも自分はこうして成長してきたみたいな人生訓・ビジネス訓が多く、むしろそういう本として読んだ方がいいかなと思いました。チームにどういう人を選ぶか、というより「仲間に入れてはいけない人」(169ページ)、人からもらうことばかり考えている「テイカー」:「人生でテイカーの人と過ごす時間ほど、無駄なことはない」(170ページ)、理不尽な相手からは即刻離れる(180~182ページ)…こういうあたりの方が、利他とか情けは人のためならずみたいなことを言っている部分よりよほど実感がありました。

井下田久幸 朝日新聞出版 2024年4月30日発行

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