今日の食鳥業界

8月の鶏肉輸入、前年比23%増の4万7千㌧

 財務省が29日発表した貿易統計によると、鶏肉(原料肉)の8月輸入量は、直前の輸入予測を400㌧ほど上回る4万7135㌧(前年同月比123.2%)。タイ産が予測をやや下回ったものの、ブラジル産が予想を上回る約3万7千㌧強の輸入量となっています。 この結果、1~8月の累計輸入量は34万1609㌧となり、前年同期を14・4%上回っています。
 一方、鶏肉調製品の輸入量は3万3366㌧で、前年同月比3.5%減と、原料肉の増加に対し輸入量は調整がみられます。国別の調製品輸入量では中国産が減少、その分タイ産にシフトしている動きが続いています。8月までの累計輸入量も4.7%減に。

9月29日(火)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が前日より5円高の640円
◆「むね肉」が同と変わらず339円
■「コスト相場」は同5円高の979円でした。
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