今日の食鳥業界

国産鶏種の差別化にはなにが?

 昨日岡崎市で開かれた鶏改良推進中央会議、全国の各都道府県の畜産試験場などの養鶏担当者はじめ、農水省、家畜改良センター牧場などに民間国産鶏種を取り扱う関係者などが一同に会して、国産鶏種のさらなる改良増殖、流通消費の普及を目的に毎年開催されているものですが、このほど地鶏肉の定義のうち飼養期間がこれまでの80日以上から75日以上に改定されたなどの動きから、地鶏や銘柄鶏の差別化とは何か、肉用鶏の改良目標で増体の方向が示される中、生産能力だけでいいのか、国産鶏種としての特徴などを前面に出すなど、また、家畜改良センター牧場で作出されたものを応用したものをもっとはっきりした位置づけにするような、表示や認定制度などをもっと充実させるべきではないかなどの意見が出され、生産流通現場からはせっかく国産鶏種を取り扱っても、その価値が末端に浸透させにくい現実の課題が聞かれました。価値が分かりやすい表示や認定システムの構築など差別化を図りやすい方策のあり方が大きな課題との認識が共有されました、

10月1日(木)の食鳥卸売相場(東京)は
・「もも肉」が29日(火)より1円高の641円
・「むね肉」が同3円高の342円
・「コスト相場」は同4円高の983円でした。

9月の月間平均相場は全国食鳥新聞のホームページでご確認下さい。
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