今日の食鳥業界

家計の8月食料支出13ヶ月ぶりの実質増

 総務省が29日発表した8月分の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は28万320円で前年同月比名目で1.4%増、物価変動を除いた実質で0.6%増となり、2ヶ月ぶりに実質増となりました。食料支出は世帯平均7万5089円で調理食品や肉類などの消費が好調で実質では13ヶ月ぶりに増加(0.6%増)となり、消費マインドは緩やかながら持ち直しの気配も感じられます。サラリーマン世帯の実収入は世帯当たり48万5099円でこちらも実質0.2%増で、3ヶ月連続で実質増と消費支出につながる動きとなっています。肉類の1世帯当たり8月支出額は7374円で実質2.8%増と好調で、うち生鮮肉が5891円(実質2.6%増)、加工肉が1482円(同3.3%増)でした。鶏肉の1人当たり購入額は396円で前年同月比6.3増で、単価が前年より2.4%高(100g当たり98.4円)となったことも反映し、牛、豚の単価が下がるなかで唯一上昇したことで、生鮮肉のなかでは最も支出の伸びが高くなっています。購入量は1人当たり402.3gで3.7%増と、2ヶ月連続で前年を上回りました。

9月28日(金)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が前日より4円安の569円
◆「むね肉」が同2円安の324円
■「正肉相場」は同6円安の893円でした。
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