夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

映画「モリのいる場所」を見にいく

2018年06月06日 | 映画 TV
雨模様だったので今日は
「映画でも見に行くか」となり、幕張イオンシネマ
行きました。何をやっているか、パソコンで調べたら
「モリのいる場所」を上映している。
それでは、と11時35分の部を目指して、11時過ぎ
家を出て、ぎりぎりセーフ。
雨のためか、客席の三分の二ほどが埋まっていた・
「モリのいる場所」は熊谷守一の日常の様子を
映画にした物語でなかなか面白い。

俳優陣も今流行りの演技の下手なかわい子ちゃんや
イケメンはほとんど出ていない。

熊谷守一の家族の生活を淡々と描いていて面白い。

自宅の庭で生き物や植物を観察して1日を過ごす
仙人のような姿に場内のあちこちからクスクスと
笑い声が起こった。

映画と実際の守一の生活に多少の違いがある
とはいえ清貧の画家、熊谷守一の生活を映画にした
面白い作品です。

映画の中で工事現場のお兄ちゃんの息子が描いた
絵を守一に見せ、上手いか下手かを聞く場面
「下手です。下手でいいんです。上手いと
 先が見える(上達しない?)」と諭す場面がある。
「下手も絵のうち」ということなのか。
熊谷守一本人↓優しそうなお顔の方です。



猫の絵をたくさん描いている。
猫好きだったようです。
私も猫好き、虫好き、植物好きですが、ああはなれない。
あんな(守一)人間になれたら「羨ましい」と思って
しまった映画でした。
父ちゃんにいったら
「(守一と)同じことやってるじゃないか」と言われそう。
この映画、悪者がほとんど出てこないというのも良かった。

それにしても、山崎努樹木希林は演技が上手い。
この頃このような演技ができる人少なくなった。
と言うより、上手い婆さん役を演る俳優さんが
いなくなってしまった。
北林谷栄加藤治子賀原夏子 浦辺粂子 
杉村春子 沢村貞子はすでにこの世の方ではなく
佐々木すみ江 菅井きんが存命しているだけ。
上手い婆さん役を演じる人が不足している映画界です。

樹木希林さん次の映画「万引き家族」も面白そう。

「雨の日の映画もいいな」と父ちゃん。
「映画もいいけど温泉もいい」といったら
菜々の湯だったらいつでも連れてってやるぞ」だとさ。

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