2年ほど前の事ですが「NPO小水力発電をミャンマーの農村に」ひょんな事から係る様になりました。
この団体は神戸大学名誉教授の大津先生ご夫妻が若き頃、イギリスでアウンサン・スーチーさんご一家と
家族ぐるみのお付き合いをしていた関係から出発しました。
ようやく始まった民主化の波で、軟禁状態を解かれたスーチーさんに
「今ミャンマーで一番必要なことは何ですか」と大津先生がスーチーさんに尋ねられたそうです。
スーチーさんの返事は「夜、家族をともす灯りです。外にあるトイレに行くときの灯りです」と答えられたそうです。
写真で見たことですが、真っ暗な部屋でろうそくを3本ほど立て、家族5~6人が肩を寄せ合って机を囲み、
子どもたちが勉強をしている様子や、夜の外は真っ暗で灯り一つない状態など、灯りは切実な問題のようです。
と言うようなことで、このNPO法人が立ち上がりました。
まだこれといった成果は表れていませんが、ようやく兆しが見えてきたような気がします。
最近はミャンマーに行けるようになり、時々スーチーさんにも会われているようです。
3月19日(木)京都駅ビル9階にある京都府国際センターで、第17回研究会が開催されたので出席しました。
京都府国際センターのロビーの様子です。
今日の講演者は2003年から南シャン州で活動をなさっている「地球市民の会」の柴田京子さんです。
柴田さんはミャンマー人のご主人と二人の子どもさんと暮らされているそうです。
おもに有機農業の普及に努められています。
民主化後外国人がたくさん入ってきて、土地の値が桁違いに上がり、田んぼを手放す農民もいるとか。
家賃も2年の間に5万円から12万円に上がったとか。民主化後格差が広がっているとか。
ついこの間柴田さんの活動がテレビで放映されたそうです。とても感動的だったとか。
私は見そびれたのでCDをお願いしました。
今まで私が生活してきた環境と、全く違う人たちと一緒に勉強をさせて頂いていますが、正直なところ劣等感を感じています。
いつの日でしたか、会議が始まる前に司会者の方が「今日は外国の方が多いから、議事進行は英語でします」
ありゃりゃりゃ困った困った! お隣の方が通訳をしてくださいましたが。
でもね! 私は経理担当だから! 経理は日本式だから! と居直っています。 経理担当の私が辞めるわけにはいかないと・・・
END