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湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

見っけ🎵ふきのとう

2016年03月03日 | 詩歌・歳時記
母まねて揚げる天ぷらふきのとう


亡き母は毎年日記を書いており、「今年は蕗の薹が遅いネ。」とか、
去年は何日だったよと、的確に指示してくれたものだ。
   ふきのとう摘むや亡き母寄り   そいぬ

それにしても、フキノトウのうす緑色はまったくの別格である。
野山に見つけるあの蕗の薹の、緑色には「春の」-期待!喜びこそが秘め
られている。

母が存命のころは、山路にかかると、車をゆっくりと走らせて、車窓から母がふきのとうを、見つけるのである。まるで、幼い少女のような声をあげて、いそいそとふきのとうを摘む、母のその姿を私は永遠に忘れないであろう。



早春の香りを運び、蕗の薹が芽生えましたね。辛い冬が終わりを告げ、
いよいよ、春です。
あと幾度桜のはなを愛でることができましょうか?
永遠の謎でしょうか?




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