湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

みちのく決戦つて、気が早いけど・・・

2017年06月30日 | 詩歌・歳時記
プロ野球パ・リーグは今夜から仙台での楽天イーグルスとの、そのゲーム差0.5で迎えた首位決戦である。
勝てば首位にたてる大事な一戦をテレビ中継で観る。
けれど、相手の楽天四番打者、ウィーラーの打席姿が醜くすぎて、へどがでる思いに野球観戦の楽しさなんて消し飛んでしまった。

ホームベースにツバを吐く、なんてもんじゃない! あれは噛みタバコの残滓なのか? 醜い口から流れるように汚物を吐き出す。汚いったらありゃぁーしない。楽天球団が何故注意をしないのか? まるで、未開の土人であり野蛮人とかわりはない。
そんな猿の惑星にホームランを打たれるのだから、先発の東浜もほめられたものじゃない。

  梅花藻や西へ番場の道しるべ

あまつさえ、コボスタジアム宮城という球場のありようが、酷すぎる。
プロ野球の本拠地になるべく、応急処置で形を整え「聖地」なんて呼べるはずもなく、継ぎ接ぎの広告看板やらずぶったくりのヒドイ球場である。まず、センスなんてものから一番離れた昭和30年代の、今は寂れ果てた観光施設のなれの果ての如き佇まいだ。

そんな荒れ地にも関わらず、純粋に応援するみちのくの野球ファンが哀れである。君たち! 未開人ウィーラーをホントに応援するのかね?  チームを愛するのならブーイングするべきであろう。
楽天との野球中継は、もう観たいとは思わない。こんな球団はお引き取り願いたいものである。
しょせんは、オーナーの意識の問題なのた。球場を見下ろして回る観覧車の料金って、知ったら気絶する位の高額なんたろうな?

ホークス、投手・中田賢一…誰か貰って❗

2017年06月15日 | 詩歌・歳時記
ホークス対読売の第3ラウンド、4時間20分の長い試合がようやく終わった。それもこれも鷹の先発・中田の不甲斐ないピッチングにつきる。今月はあれまぁー、地上波、BS、CSとりまぜての10戦連続の野球中継という、夢のようなロングランなのである。
けれども連敗したあとの今夜は中田が先発。はなからイライラの連続で野球を楽しむどころではない。

とにかくストライクが入らない。たまに打者を追い込めば、すっぽぬけの連続で、何度しかめっ面を演じたやら。5回裏の読売の攻撃。ワンアウト一塁の場面で、長野にホームランを期待してしまった。早く降板しろよ❗ってなもんだ。ヒットを打たれてようやく飯田と交代したあとからは、これぞプロ野球だ‼ テンポもよく、ファインプレイの連続に一気に酒が旨くなりもうした。

 六月やなほ消へざらむ詩と志と死

7回、ホークスからFAで移籍した森福とメジャー帰りの川崎むねやんの対決。ツーストライクからボール4つのフォアボールは味があった。中田の意味のない四球とは雲泥の差である。
6回からの試合展開には、プロ野球を堪能いたしました。

 梅雨の夜
 詩歌を創る天上に
 削れけずれと声のするかな

巨泉さんではないけれど、鷹に中田投手なんて・・・こんなものいらない‼ どこか投手不足の球団にひきとってもらいたいものである。

 

詩をかく苦しみ!それが喜び❗

2017年06月10日 | 詩歌・歳時記
彦根の歌姫🎵堀絵依子さんへささげるための一編の歌詞を創ることに、
まぁー、悪戦苦闘している。

  むらさきの朝にあたらし桐の花

こんなはずではなかった。若い頃には湧水のごとく言葉が次々と飛び出してきたものだった。けれど今、手垢のついた陳腐な言葉しか湧いてこないのである。

カレンダーの裏の白紙に、とにかく書きなぐってはいる。
一番上に赤いマジックで書いた言葉。「削れ、とにかく削れ❗ さらに削れ」
自信がないと、手応えがないと、言葉の連なりで理屈をつけようと思いがちである。それでついつい七五調のあとに、よけいな5文字を言い足してしまうのだ。
短い言葉の連続でもそこにリズムさえうまれるのなら、新鮮な詩歌は誕生するのである。

  日がさせば白がきわだつしゃが  の花

詩を書いた白紙は、書き直し、書き直しで真っ黒ではある。けれどもようやく「彦根の恋」のひとつの詩の完成が近づいた。
舌ったらずの詩ではあるが、メロディに乗りさえすれば、辻褄はあうものである。

作詞家を夢みた若い日々。その興奮と心地よい苦悩がよみがえった、昨日今日である。
堀さん、ありがとうね。



彦根の歌姫🎵堀絵依子さん

2017年06月04日 | 詩歌・歳時記
あれはいつだったか?毎週のように電車で京都へいき、バスで祇園の場外馬券場で馬券を買ったあとは、京をへ巡り歩いたものだ。
その日は武蔵の決闘で名高い一乗寺下り松から、詩仙堂を訪ねたあと東山の麓を南下して、偶然に金福寺という寺の境内に入って驚いた❗

  かのひとの
  七十才のその胸に
  なにや宿らむ湖北山里

なんと、彦根ゆかりの村山たか女のお墓に巡りあったのである。
たか女とは、幕末の時代、時の大老・直弼とその漠逆の友として、京の勤王方の動静を探り活躍した、長野主膳とのはざまで、恋に揺れ愛に殉じたいい女なんである。

船橋聖一の「花の生涯」を読むたびに、この三人の微妙な濃密な関係に切なくも感動したものである。

そのたかさんをテーマにした、「たか女」でレコード・デビューされた
彦根の歌姫🎵堀絵依子さんからパンフが届いた。

  伊吹嶺に語りし若き夢のこと
  ついには行けぬ
  高き頂き


歌への夢と情熱を胸にいだき、頑張っておられる。僕もこれぞ!という詩が書けたなら、彼女に捧げたいと思う。
彦根は今年、お城築城400年の記念イベントで盛り上がっている。
皆さま方、どうぞ彦根へいらっしゃいませ。

苦戦は続くよ、ホークス🐦鷹よ❗

2017年06月02日 | 詩歌・歳時記
緑の風が吹き抜けるこの季節、ふと見上げる青空のかなたから聞こえてくる、かまえたグローブにバシッと響く幼い息子の投げるボールの、懐かしい感触ではある。

彼は南海ホークスのあの緑の帽子を誇らしげにかむり、細い身体に思いきりの力をこめて少年の夢を投げてきたのだった。

 紫陽花の幼さ愛でる老いの径

南海からダイエーに身売りして、今はソフトバンクに変われども、ホークスの名があるかぎり、「鷹」一筋である。けれども、今季の開幕前に
危惧したのだった。

まったく意味のない世界戦なんてのに、ホークスから最多の選手が選出されてしまって、それみたことか!
みんな体調を崩してしまったのだ。

 残り火を知らしむ夜の雷雨かな

BSでは3試合に2試合の割合で中継があるが、何とももどかしいゲームの連続である。あんな楽天なんてチームに離された2位なんて、いやんになるさ。

福岡ホークスのグッズを扱うサイトで見つけたキャップをかぶり、緑の風に吹かれながら鷹の天への上昇を願いながら、散歩する今日このごろである。