長浜駅前の食堂「鳥喜多」は、親子丼の名店だ。
京都産の鳥肉と卵を使った、上品でいて野趣に富んだ絶妙のハーモニー。
昔、近くの印刷所にいた頃は、残業が楽しみだった。
夜食に親子丼の出前が取ってもらえたから。
タラの芽を 噛むやひろがる 夢いろいろ
土日ともなると、観光客が列をなす。でも大丈夫。
踵を返して、平和堂の角を左へ曲がり少し歩く。本店は洗練された味。
ここの支店は、田舎風の味わいの親子を食わせる。
一歩 しりぞいて観る 白牡丹
始めて彦根に、吉野家が開店した時は飛んで行ったものだ。味噌汁の味が、東京とまったく同じことに、さすが吉野家と妙な感動をした。カップ麺などは、西と東で微妙に味付けを変える、と
聞く。松屋、すき家がいくら値を下げようと、牛丼は「吉野家」たい。
関西へ移り住んで、旨いカツ丼に巡りあったことがない。
なんのヘンテツもない蕎麦屋のカツ丼の旨さが忘れがたい。ことに、国立・矢川庵の
あの、カツ丼が眼に浮かぶ。蓋をとった時に真っ先に目に入る、5、6粒の
食欲そそるグリンピースの、愛しさ。
けれど、何と言っても極めつけは、すき焼きの次の朝、
飯にドサッとかけてかっ込む丼にとどめを刺す。
さぁ、鳥喜多に行ってまいります。
京都産の鳥肉と卵を使った、上品でいて野趣に富んだ絶妙のハーモニー。
昔、近くの印刷所にいた頃は、残業が楽しみだった。
夜食に親子丼の出前が取ってもらえたから。
タラの芽を 噛むやひろがる 夢いろいろ
土日ともなると、観光客が列をなす。でも大丈夫。
踵を返して、平和堂の角を左へ曲がり少し歩く。本店は洗練された味。
ここの支店は、田舎風の味わいの親子を食わせる。
一歩 しりぞいて観る 白牡丹
始めて彦根に、吉野家が開店した時は飛んで行ったものだ。味噌汁の味が、東京とまったく同じことに、さすが吉野家と妙な感動をした。カップ麺などは、西と東で微妙に味付けを変える、と
聞く。松屋、すき家がいくら値を下げようと、牛丼は「吉野家」たい。
関西へ移り住んで、旨いカツ丼に巡りあったことがない。
なんのヘンテツもない蕎麦屋のカツ丼の旨さが忘れがたい。ことに、国立・矢川庵の
あの、カツ丼が眼に浮かぶ。蓋をとった時に真っ先に目に入る、5、6粒の
食欲そそるグリンピースの、愛しさ。
けれど、何と言っても極めつけは、すき焼きの次の朝、
飯にドサッとかけてかっ込む丼にとどめを刺す。
さぁ、鳥喜多に行ってまいります。