湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

沖縄基地を、皇居へ移せ!

2013年08月26日 | 詩歌・歳時記

      

沖縄が気の毒でならない。 

長浜キヤノンで働いていた頃、沖縄からも大勢の人たちが働きに来ていた。 男はね、いろいろ

癖のある奴とか問題児が多かったけれど、 女の子たちはみんな背が低くってね、痩せて・・・・

誠実で素直な娘が多かったように思いました。

 

天皇と皇后はあの年齢で、気の毒なほど「公務」をこなしている。 そして週刊誌には、

毎週のようにおもしろ可笑しく、長男、次男夫婦の 「葛藤・・・」 が語られている。

お前らさ、芸能人ではないのだからさ。 国民の税金でのほほんと暮らしているという真実を

ひと時も忘れるんじゃないぜよ。 ならば次の行動が自ずから、 始まるであろうに・・・・。

          啄木とも青木繁ともならず

          老ひを重ねて

          詩歌求むる

小笠原列島の父島とか母島へ、お引越しするべきではないかえ?  或いは佐渡が島へ。     

その皇居の跡地に、アメリカの沖縄基地を移せばよいのだ。 そして、皇居の跡地と立川の基地の

あいだをオスプレイが往復すればよいのである。 新宿副都心のど真ん中に、オスプレイが

墜落してごらんな。 沖縄にすべてを押し付けた、反省なんてものじゃない衝撃が走るであろう。

           宿命をかかへて

           そして諦めて

           氷見の港に赤き月みゆ          

広島も長崎も、そして福島の惨状も、我かんせずの都民や日本人に衝撃を与えねば!!

この国の明日はない。 勿論、滋賀の山地にも受け入れるよ。 高島市の饗庭野にオスプレイが

配備されると聞いた。 トラック時代、何度もパックの牛乳とかを運んだものだ。

滋賀が率先して沖縄の負担を少しでも担うことができればよい。

 

また、大阪市長のあいつが受け入れる、と発表したが・・・それは決して唐突のことではない。

全県がそれぞれに受け入れるべきなのだ。 沖縄を同情していても・・・解決しないさ。

それよりも、私の提案の前に・・・・・


天皇家が動かないのが、まぁー不思議だね。お前らネー、税金で食わせてもらってるのだよ。

海の果てで皇太子と暮らしたら、雅子よ、オノコを孕むんではないかぇー。

天皇主義を捨てなければ、この国の未来はない、のである。 だいたいが太平洋戦争の

第一責任者は昭和天皇である。 その天皇の身代わりに、東條英樹が絞首刑になったのだ。

 

そもそもこの日本列島への朝鮮半島からの侵略者たる天皇一族ではある。 アイヌや山の民への

この国の原住民への謝罪をしたかい?

お前ら一族が、頭をまるめて僻地へ去れよ。 それが新しい日本の夜明けであろう。 

天皇一族を島流しにして、初めて・・・この国の民主主義が始まる・・・のである。


豆腐、あら?カルと!

2013年08月20日 | 詩歌・歳時記

      

          近江とは夏の秘密よ竹生島

灼熱の真夏をむかえて、毎日のように 「豆腐」 を食っている。 ボウルに先ずは卵を一個割り

いれる。 木綿豆腐を右手でほぐして、鶏のひき肉を投入し、 塩・胡椒。 若干のダシ汁で味を

整え、 油の中へスプーンにひと掬い投入・・・・。 豆腐・肉団子の完成である。

最初は、母が作ったようにはふっくらと丸くはならずに、平べったいままだった。

混ぜ合わせる時に、空気を吸わせることなんだ、と気がついた。 この種を幾つかに分けておき、

梅肉、青海苔、ゆかり・・・・脇役をそれぞれ配置して、味の変化を楽しんでいる。

          蓮の花かんのん道は水の音   

夕べは 「豆腐ハンバーグ」 を造った。 豆腐と合い挽きを混ぜたのはよかったのだが、

手を抜いて・・・・みじん切りの玉ねぎをあらかじめ炒めておけば良かったのか? と反省してる。

何度も失敗を重ねて、でもね、レシピに大さじ2杯なんて書いてあっても、僕は無視する。

三本の指先でつまむ、その量、その塩梅を大切にしていますのさ。

          かのひとは健やかなるや芙蓉咲く

今夜は 「歌謡四天王・お焼き」 を堪能しました。 

卵一個を入れて、小麦粉適量をボールに投入。 すり下ろした山いも、溶けるチーズを入れて、

今夜の三田くん、つまり脇役は「青海苔」にしました。 勿論、主役は山の芋の西郷さんである。

チーズの舟木さんとのコラボでした。 豆腐を混ぜるかどうか? 一瞬考えましたが、

今夜は豆腐の橋さんには、お休みをいただいて、 御三家揃い踏みとはなりませんでした。

なんせ、年金生活ですよって・・・・。 残した豆腐は、明日ステーキにいたしましょう。

          微粒子となりて舞ひおつ滝の水

冷奴や湯豆腐では、決してないんだ!! と気がついてから、豆腐のお料理が楽しくなりました。

ましてや夏である。 フライパンで焼きあがるのを待つあいだに、 次々と食器や器具を洗うことが

快感でござります。 ごちそうにかぶりつく時には、台所はまったくきれいに仕上がっていますのさ。

 

          

         

      

               

  

      

    

      

 

 


「糸取り」は、夏の季語!?

2013年08月14日 | 詩歌・歳時記

信じられないほどの真夏の暑さです。 子供の頃、毎朝母は玄関、茶の間、応接間・・・・

すべての窓、扉を開けて風を通しました。 

それから家計を助けるための、和裁の準備にはいる訳けだが、いち早くフィールドへ遊びに

行こうと思う私を、呼び止めるのだ。

           糸取りや若き日の母夏座敷

当時、和裁の糸は三種類ありました。ダンボールに巻かれた糸、木の糸車に巻かれたもの、

そして長さ40cmくらいに巻かれた糸・・・こいつは木綿糸だったのかしら・・・よくは知りません。

そして、糸巻きにご指名は何故か、いつも私でした。

最初は嫌々付き合うのだけれど、30センチから40センチの巾の両腕に保つ糸を、母が厚紙に

巻いていく。 糸がさ、まるで生き物のように左のかいなから右の腕へするすると巻かれていく。

この時に、手首を内側へ微妙な角度で曲げるんだ。 曲げすぎるとぞくっと全てが抜けてしまう。

曲げが足りないと手首に引っかかって、母の巻くタイミングを阻害するんだね。

          巻かれゆくかいなの糸や母の汗

     

早く終えてさ、友だちの遊ぶ川へ行きたいのだが、ふと見ると、ひたむきに糸を巻き取る

母の額には汗が浮かんでいる。

子供たちのためにのみ、生きて苦労して・・・・今になってしみじみと知るのである。

「わが母は聖母なりし」・・・このことである。

          糸取りの腕のだるさやあぶら蝉

母と過ごしたさまざまな場面を思い出す。 それらはすべて・・・夜空にひかり輝くワタクシだけの

綺羅星のごとき宝石である。そして糸を送る僕と、糸を巻き取る母のふたりをつつむ季節は、

何故か? 真夏の風景なのである。

 

 

 


「私の耳は貝の殻」だった。

2013年08月08日 | 詩歌・歳時記

フランスの詩人、ジャン・コクトゥーの詩、むかしから好きだった。

「私の耳は貝の殻  海の響きをなつかしむ」 うむー、いいよね。愛唱していました。

ところが、いつからか・・・・私の耳の奥にうるさい潮騒がうるうる発生したのである。

      海といふ字にいる母よ永久の夏

     

耳の奥でグワーンと、みんみん蝉が真夏の大樹にしがみついて、ワンワンと啼くんだ。

酷暑である。 老いも若きも図書館へ避暑で集まる。新聞読んで、週刊誌も読んで、退屈のあま

り、 そこで手にした「健康の雑誌」に、

「これで耳鳴りが解消した」 という記事を読んだ。 なんと左の足首に、麻紐を結べばよい。

さっそくやりました。ただし、この紐が麻か夜かは知りません。

         夏盛り円空佛の笑み深し

でも、ミンミン蝉がしきりに啼いていた私の耳に、今は小さな秋の虫のけなげな声が聞こえる。

不思議・・・・でも、完璧・・・・耳鳴りがすんごく・・・解消されました。