♪選挙の操・・・

　　　　　　　　

♪　信念のために　守りとおした　選挙のみさお

　　今更　馬鹿に　捧げられなーいわ

　　政治の　けしてお邪魔はしないから

　　テレビの速報だけは見せてほしいのよ

　　一票入れるより　死にたいわ

　　純粋だかーら

４４年間守り通した、あらゆる選挙の投票を・・・今回くらい揺らいだことはなかったけれど、

なんとか、ふっー　「処女」　を守れました。

投票しなくて正解。　大差の２着のボロ負けさ。　意中の政党の候補者なんどいやぁしない。

　　　　　　　醒ヶ井・梅花藻

それにしても今回、自民党に投票した人たちの気が知れない。　

もともと憲法違反の自衛隊が、軍に格上げされて・・・孫たちが徴兵制で戦地へ行かされる。

原発はなし崩しに再開され、　富士山の大噴火も懸念される現状で、狂気の沙汰といわざるを

えない。　そして、いつかは　「日の丸」　が消滅するのである。

　　　　　　　　　　原発は岬のはづれ梅雨の海

アメリカの星条旗の５３番目の小さな星が、ハワイ州でしたっけ？　次にポツンと記される

情けない星が　「日本州」　にならないとは、誰が断言できるであろう。

けれども、選挙のたびに投票に行く気にはなれない。

本物の政治家がいない。　まっこと、この国には・・・人物がいないのである。

 

　　

お水をあげましょ!! セッセ・せっせ・・・

          　

５月の中旬頃、寝室の窓のしたの２つのプランターに朝顔の苗を８株、植え替えた。

生まれて初めての経験である。　ネットからプリント・アウトした「いまさら人に聞けない・朝顔の

育て方」なんていう、究極の初心者むけらしい解説書をいくら読んでも、ごく初歩の専門用語が

チンプンかんぷんなのである。　そういえば昔、　「朝顔の種」　なんて母の字で書かれた、

紙の袋が壁に貼ってあったっけ。　なぜか?　その手の会話はしなかったようなのだ。

　　　　　　　　水音や八尾坂まち酔芙蓉　　　　　　　　八尾・・・・富山・やつお

苗がある程度伸びてきたら、途中をちょん切って芽をふた手にわけるらしい。

でもそのタイミングが、哀しいかなまったくといっていいほど、わからないのだ。

でね、３日ごとにひと苗ずつ斬っていきました。　そのせいなのだろうか?　

　　　　　　　　　　　　　

両脇のポールと紐をよじ登っていく、　８つの苗の勢いが微妙に違うのだが、　来年のために

「何時、斬ればよい?」　という、科学的な資料は一切覚えてはいないのである。　　　　　　　　

　　　　　　　十薬の白き祈りや小さき崖

下のほうに初めて紅の一輪を見つけた朝は、まっこと嬉しかもんど、でございましたよ。

　　　肥料は１，０００倍に希釈しろ!　って・・・そんな無茶な・無理なこと言うなよな。

　　　また蔓は、左巻きなんですって・・・どっちなんだか・・・ホントわかんなーい。

　　　　　時計の針の反対方向は、１２時までは左巻きだけど、６時の方向は右巻きやんか？

今では最上位まではいのぼって、小さな蕾がびっしりとついている。　カワユイものですたい。

　　　

これが「母心」というものなのでしょうね。　ど素人でも、やれました。

朝に夕に、いそいそと　「お水をあげましょ!!　セッセ・せっせ」　の日々でござります。

 

そして、あれから１週間・・・

スマート・フォンをシャープの「アクオスフォン」から、サムソンの「ギャラクシーＳ４」に乗り換えて、

１週間経った。　昔のようにぶ厚い「取り説」はなくって、すべてサイトからのダウンロードで、

スマホに取り込むのです。　これは前のシャープも同じだったし、今使っている２代目のPCも

そうだった。　「紙の文化」が廃れていく現実に、かってはグラフック・デザイナーだった私にとって、

複雑で・・・なんとも故郷を追われるような、苦い思いはいたしますが。

　　　　　　　　　　雪渓に野あざみ揺れて駒ケ岳

でも、この「ギャラクシー」の昨日は最高ですね。　いま、サムソンの株価が一気に下がっている

明日は知りませんがね。　あっ、いや「機能」さ。

最初にショップにて気がついた。　携帯ストラップを取り付ける穴がどこにもないんだ。

ストラップって、日本固有の文化ですって。　そして、マナーモードがない。

　　

　　　　　　　　　　夏雲や諏訪湖はどこかなつかしく

新しい相棒を私好みにカスタマイズしていく過程で、この指がどこをどう触ったのか?・・・

突然にメールのアイコンが消滅してしまった。　アッレー!!　どうにも、 ならんのさ。

ドコモの「遠隔サポート」へ電話して、オペレーターのお姉さまが私のスマホへ入ってきて、

赤い矢印やら赤丸で導いてくれて、どうにかアイコンが復活しました。　が・・・・

　　　　　　　　　　昼顔やサラダ街道雨やみて

メールの発着信記録が、すべて消滅してしまいましたのさ。

アッチャー!!　たったひとりだけ・・・電話番号を知らないメルトモの女性がいて、当然のように

電話帳に登録をしていませんでした。　だから私からはメールを発信できません。

そして、そのお方は奥ゆかしいおひとで、古風というか、ご自分からメールをしてくる・・・なんて

今風のキャピキャピ・ガールではないのですね。

グスッン。　まぁー、それもひとつの運命というものでしょう。　すべてを見ていてくださる

天の声には逆らわず・・・・無条件で従う私です。

 

スマホ・機種変更ものがたり

２年間使ってきたシャープのスマホの動きが重くなってきて、あまつさえカメラ機能が

時々フリーズする。２度はショップへ持ち込み直してもらった。そして１度は偶然に不思議にも

直ってしまった。使わない不要なアプリや、パソコンのような掃除機能がないからだろう。

                     ベルボトムジーンズ

                      ブランコ長い髪

                      山崎ハコよ君は望郷

折しもドコモではSONYとSAMSUNGの２メーカーにしぼっての、iPhoneへのお客流出への

対抗策として「ツートップ」キャンペーンを展開中である。　そうとうの焦りですね。

DMに入っていた割引券、随分貯めたポイントを使えば、ただ同然の金額で最新スマホが

手に入るのだ。　さぁー、研究の開始である。

　　　　　　　　　　　　蜉蝣は

　　　　　　　　　　　　水より生れて空に死す　　　　　　　　　　　　　　　　　　生れて・・・あれて

　　　　　　　　　　　　いきとし生けるものの愛しさ

写真を見ただけで、SONYのXPERIAAと思ったさ。　デザインの美しさ・すっきりとした江戸前の

娘小町って感じさ。　でも、両社のサイトへ覗きに行って、取り説をダウンロードして比べてみて

完全にこれはSAMSUNGのGALAXY S4が、あらゆるスペックが上であると思い極めた。

５インチの世界最大のディスプレーに象徴されるように、完璧な熟女だわさ。

　　　　　　　　　　　　幼子を歩みゆかせし

　　　　　　　　　　　　多摩川の武蔵野の春

　　　　　　　　　　　　なんぞ忘れん

けれどもソニーが84万台、サムソンが40万台なんだね。ショップのお姉さんに聞いたところ、

防水機能の有無の問題ですって……。特に女の子はやっぱりデザインで、ソニーが可愛い!!

のだそうである。　けれどショップの女性たちはみんな、サムソン派ですって。　だよね・・・。

　　　　　　　

だからと言ってSAMSUNGを買うのは、強い抵抗がある。シャープを選んだのも、朝鮮の製品

なんて、買えるかよ！と思ったんだ。　秋まで待つか？　とも１度は思ったけれども、　秋には

ドコモも「アイ・ホーン」を導入するらしいですね。　ならばやはり、この夏でしょうかね。

ショップで２つをためしがえつも、手にとり比べてついに大いなる決断をいたしました。

　　　　　　　　　　　　軍刀を商ふ京の店に入り

　　　　　　　　　　　　軍刀を見る

　　　　　　　　　　　　父に逢ふごとく

戦前、満州で苦労をした父と母には、内緒・・・・ネ。

でもさっ、陸軍中野学校で鍛えられたその精神を発揮して、南朝鮮をちょいとスパイしてくるかな。

サムスンの落日を、この目にしっかりと焼き付けたいものではある。

 

                   

    

 

 

親鸞は ♪好きなんだーけど・・・

　　　　　　

わが父は富山県魚津市の、浄土真宗のお寺の次男坊として生まれました。 大正２年です。

東京の学校へ行くまで、その父と兄の後を慕って、檀家をまわったりして得度こそしていませんが

坊主としての修行は重ねたようです。　経を読むその声の、素晴らしかったこと・・・。

　　　　　　　　　　まぼろしのわが故郷よほたるいか

伯父が死に、跡を継いだその長男・・・即ち、私の従兄弟が死んだ跡で!!　　

その息子、長男が「お寺を継がない」と言うのですよ。愕然といたしました。

ちょっ、ちょっと待てよ。　お前さんの父が系図を調べ、さかのぼって調査して、我が家は

かの旭将軍・木曾の義仲につながる末裔なんだぜ。　寺こそがよりどころではないかい?

　　　　　　　　　　兄逝くや魚津の海に冬の虹

「おいっ、俺が魚津へ還る場所がなくなる、ではないか?」　

富山では有名な大企業の、えらいさんになっていて、檀家の少ない寺なんて継げるか!!

ですって。　カチーンときましたよ。　じゃー俺が寺を継ぐぜ!!

　　　　　　　　　　ちちははが生きて今朝みる鹿の子百合

魚津の駅前に夏になると、魚津の市花の鹿の子百合が咲きます。　駅の前に湧く清水を飲みなが

ら立っていると、軍服を着た父が胸を張ってよぎる幻をみる気がいたしまする。

　　　　　

でもなぁー、仏教も神も信じてはいない私でおます。　しかも死体を見たら震えますよ。

だいたいが「お寺経営」というものに、否定的な私です。　

葬式に経を唱える僧侶に、金十万だの・・・誰が決めたのか?　　無償が原則ですよ。

 

親鸞さんに繋がる、いいチャンスではおましたが、♪　好きなんだけーど　黙って宝　見るように。

魚津の「私たちのお寺」は、京都の西本願寺に取り上げられてさ、その後は知りません。

けれども、父のために自分のイデオロギーを殺してでも、住職になるのもアリかな?　って。

思うけれど、私の還るところは魚津のあの蜃気楼のゆれる、海の底なのですね。