湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

家も身体もよろよろだ⁉

2016年01月29日 | 詩歌・歳時記
一昨日の寒気は異常でした。雪は20センチほどの、可愛いげな積雪でしたが、夜風の厳しさは一年ぶりの
ブルッとする激しさで、懸念していた水道管が破損しました。

  湖のうえ夢まぼろしか冬の虹

夜に帰ってきて、洗濯機への注水の蛇口から水が吹き出ていまして、あわてましたよ。
元栓を閉めて一晩は、水なしの生活を余儀なくされました。

幸い庭の雪を鍋やポットに入れて、朝の顔洗いや汚れ物の洗いに使いました。

で、中学の同級生だった「堺設備」に電話して、留守電に復旧を頼みました。今日帰ってきたら、ナンと工事は完了しており、郵便受けに入っていた「請求書」を見て、びっくらこきました。

「材料費」のみ4500円でありました。即電話して、手間賃は? と
問うと「まぁ、いいじゃないか!」とこういうわけです。

幼馴染みのありがたさ。
ありがとうと言う私の言葉も迷惑気味なアイツではありました。

二人の共通の友、ひろ・やまがたの
話題で盛り上がり、閉じた電話でありました。







「女と味噌汁」池内さん

2016年01月28日 | 詩歌・歳時記
テレビのBSで「女と味噌汁」という、かってのヒット作が再放送されている、ということは知っていた。
池内淳子さんの主演である。

  靴下の爪先に継ぎあててあり
  みまかりし母
  命あるごと



なんとか初めて観ました。池内さんの魅力全開ですね。
たくさんの女優さんに囲まれても、池内さんだけに「オーラ」のもやがただよっていました。

錦兄の「くっかけ時次郎」のおときさんの名演が忘れられません。

池内淳子という女性は、僕にとって恋人という意味からは
遠い存在ではありますが、実に素晴らしいお姉さまではありまする。
 

いよいよ雪か?

2016年01月18日 | 詩歌・歳時記
1月も半ばになっても雪が降らない。温暖化のお陰様さまであるが。
滋賀へ帰ってきて、初めての経験ではある。

けれどいよいよ明日の朝は、最低でも十センチほどの積雪があるのかな⁉ 緩みきった精神を鍛え直して、
今夜は眠るとしよう。

  梅花藻のみどり深めて寒の水
我が家は国道21号線に面していて、むかしは先の関ヶ原の急坂でスリップしたトラックのトラブルで、朝まで延々と渋滞したものである。
  蝋梅は日を奪いあふごとく咲き
母に電話で状況を聴いて、帰宅をあきらめてコンビニの駐車場で、夜を明かしたことも何度となくあるのである。それも今はむかしの笑い話である。雪国にとっては「雪が少ない」ことくらい有難いことはないのでありまする。

はてさて、明朝の雪は?  早めに寝て、明日へ備えます。
だから、西郷さんのLP「恋人たちの時間」をステレオにかけて、お休みいたします。
 

藤圭子「湖愁」の凄さ!

2016年01月16日 | 詩歌・歳時記
"藤圭子♥湖 愁" を YouTube で見る


昔むかし、作家五木寛之が小説にも書き、エッセイでも絶ルーテル賛した、歌手・藤圭子の「湖愁」を初めて聴いて、感動いたしました。

本家の松島あきらを完璧にこえている。
彼女は残念ながら死んでしまったけれど、歌魂いう
ものは永遠に残るのだということを、この歌でしみじみと感じました。実にまったく素晴らしいの一言でありんす。

さんざしの花咲けば

2016年01月11日 | 詩歌・歳時記
"さんざしの花咲けば 舟木一夫 さん(Ver2)" を YouTube で見る


今年の冬はまったくありがたい。伊吹山の頂が二度真っ白くなって、三度目には里にも雪が降ると言うのが、この地の定番ではあるが、雪の気配もないのである。 


   雪嶺となりそめ伊吹沈黙す

その伊吹山麓へ嫁いでいった、あるひとを思う。2つ上のそのひとを忘れたことはないのである。
夜に眠れない時、そのひとをそっと偲ぶ歌が私には二曲ある。ひとつは西郷輝彦の🎵「花のほほえみ」あるいは🎵「愛の窓」でしょうか?


そしてもう一曲、この歌を聴くたびに、切なくて涙がこみあげる舟木さんの「さんざしの花咲けば」なのです。

西郷さんの歌の数々を愛しながらも、舟木さんの歌もおんなじ重さでいとしんでいたのですね。このおふたりの歌手を愛して共に生きてきた私の青春時代も、またいとおしい賜物ですね。
先日DOCOMOの美しい店員から、スマホの機種変更の手続きのおり、2ギガバイトから5ギババイへの変更を促され 抵抗できない私でした。
だからして、今夜ももう一度🍒「さんざしの花咲けば」を

聴いてというか、見て眠ります。