しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

増上寺

2011-03-30 07:08:59 | Weblog

               港区芝の「増上寺」、この辺りは私の生まれた場所に近く、
               祖母が住んでいたことで増上寺がある芝公園辺りで遊んだ覚えもあり、
               懐かしい場所です、久し振りに出かけてみたくなりました。

 

 

                  

                増上寺大門  大江戸線の大門駅を北に向かうとすぐ見えます

 

 

 

         三解脱門(さんげだつもん)  威風堂々とした姿を見せる三解脱門(三門)、増上寺が
         江戸の初期に造営された当時の面影を残す唯一の建造物で国の重要文化財です。
   
         三解脱門は三つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」を解脱する門、大門から煩悩の数と同じ
         108間のところにあるとか、、、

 

 

 

           

                上層部には中央に釈迦三尊蔵と十六羅漢像が安置されています

 

 

        

            鐘楼の脇に枝垂れ桜が咲いていました、そして東京タワーがすぐ近くです

 

 

          江戸の川柳に「今鳴るは芝(増上寺)か上野(寛永寺)か浅草(浅草寺)か」
                   「江戸七分ほどは聞こえる芝の鐘」
                   「西国の果てまで響く芝の鐘」などと謳われ江戸っ子鐘と親しまれていた。

 

 

       大殿(だいでん) 

      沿革によりますと 三縁山 広度院 増上寺は浄土宗の大本山です  明徳4年(1393)の創建、
      徳川家康公入府とともに、慶長3年(1598)現在の芝の地に移転、江戸時代に入り、徳川家の菩提寺となり、
      常時3000名の僧侶が修行に励む寺院となりました。

      明治時代の廃仏毀釈、大火による本堂の焼失、大正期に復興も試みられたが、一部を残して
      昭和の戦火により焼失しました。
      昭和46年より本格定な復旧が始まり、49年に大殿が完成しました。

 

 

           

                 ご本尊は阿弥陀如来

 

 

        

              本堂で法要が行われていなければ写真撮影できました

 

 

                     

                           宗祖 法然上人像

 

 

                     

                           高祖 伝道大師像

 

 

                  

                         大殿の正面

 

 

               枝垂れ桜越しの大殿

 

 

                    

                         枝垂れ桜越しの東京タワー

 

 

        この日東京で開花宣言のあった染井吉野はまだつぼみも硬く、枝垂れ桜に心洗われました

 

 

           

             平成23年法然上人八百御忌を記念して22年に完成した新安国殿

 

 

           

                秘仏黒本尊  家康公が深く尊崇した阿弥陀如来像(恵心僧都作)

 

 

           

                  千躰子育地蔵尊

 

 

           

                   整然と並んだお地蔵さま

 

 

                  

                       西向観音像

 

 

                  

                  お地蔵さまに優しい桜の風が届き、穏やかな時の流れが
                  心地よい境内に、間もなくたくさんの染井吉野も咲きます

 

 

 

           

                安国殿裏手の徳川家の墓所  6人の将軍と皇女和宮(静寛院宮)
                各公の正室、側室、子女多数が埋葬されています

 

 

          

             四菩薩像    左から文殊菩薩、虚空像菩薩、地蔵菩薩、普賢菩薩

                       それぞれ卯年、丑虎年、子育て、辰年のお守り本尊

 

 

        

            もとはこの場所の北西、地蔵山に安置されていた、西向き観音像に対し
            東向きであった、正嘉2年(1258)の作と言われる古像です

 

 

 

           

                      光摂殿(こうしょうでん) 

              「心を洗い、生きる力を育てる」ための講堂 、道場(2000年に完成)
              大広間の格子天井には、日本画壇の画伯達が描いた草花図が
              はめ込まれています、残念ながら公開の時期は決まっているようで
              見られませんでした。

 

 

           

                   経蔵  慶長10年(1605)に創建された白壁土蔵造り

 

 

           

                   慈雲閣

 

 

           

            青空にのびる大殿と金色の鴟尾そして東京タワー、増上寺のどこからでも
            目に入るタワー、スカイツリーに高さで負けたけど青空に突き刺さるように
            延びたその姿はやっぱり貫禄があり、東京のシンボルです。

 

 

           

               黒門  増上寺旧方丈門  増上寺方丈(庫裏)の表門であったので
                    方丈門と呼ばれ、全体が黒漆塗りだったので黒門とも呼ばれた

 

 

                

                     特別展「五百羅漢ー増上寺秘蔵の仏画」が
                     江戸東京博物館で開催の予定でした

                     展示見学と見どころ解説を申し込んでいました
                     この時期だから仕方ないことです

 

 

                

                  大殿入り口にこんなパンフレットが貼ってありました
                  確かに現在放送中のNHK大河ドラマの主人公ゆかりの
                  場所でした。

                  芝 増上寺  都会の真ん中にあり、歴史あるそして
                  私には懐かしいお寺さんでした。
                   
                  このあと芝界隈の散策を楽しみました。

 

 


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2 コメント

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Unknown (雲母舟)
2011-03-31 08:43:38
増上寺の桜は東京タワーから眺めると、春霞のようで大変美しいです。
ソメイヨシノは来週末あたりが見頃のような気もしてきました。
枝垂れとタワーも絵になりますね。
私もまた行ってみたくなりました。
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Unknown (しなこじ)
2011-03-31 11:23:34
雲母舟さん
ソメイヨシノの開花宣言がありましたが、
まだつぼみがかたいように思います。
この日はよいお天気で、タワーにも上りたい気分でしたが、
ソメイヨシノが咲く頃がいいですね。
お花見は今週末ではまだ早そうでしょうか?
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