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日常生活のあれこれ

佃島 (つくだじま)

2013-07-06 04:48:57 | Weblog

          日曜日の朝、大江戸線でひと駅隣りの中央区佃に行ってみることにしました。
          駅名は月島ですが、駅から5分ほどで佃の中心に出られます。

 

        

            佃は隅田川の河口に位置し、江戸情緒を残すレトロな町並みです

        

            川のすぐ横の佃公園の一角で、いた~い石の上を歩くママと子どもたち

        

                    緑が多いここは子ども達の遊び場のようです

                

                    赤い橋は”つくだこはし”

        

               橋を渡るときこんな看板が目に入りました

          3年に一度の本祭に欠かせない6本の大幟、大幟の杭や抱木は空気に触れ
          木が腐ってしまわないように、川底に埋められています。
          祭り近くの干潮時に掘り出されるそうです。

               

          

                    釣れた小魚を外すのはママの役目でした

                

                     日曜の朝は家族連れで賑わっていました

        

                   赤い佃小橋の向こうに”日の出湯”の看板


                

                 銀座からも近い中央区で細い路地がある懐かしいような
                 下町的雰囲気も佃の特徴です。

                

                       もとは佃島という島でした

                

                    そしてこの路地の奥には鳥居が見えます

        

           住吉神社でした、江戸初期、徳川家康下降の祭、摂津国(大坂)佃村の
           漁民が江戸に移住し(1646)現在地に創建された、佃島の鎮守です。

                    

               鳥居上の扁額は珍しい陶製で、筆者は、有栖川宮幟仁親王
                                               (タカヒト)

                

                     水盤社は欅材の切妻造、瓦葺の建物

        

                   こちらにも茅の輪が出来ていました

                

                         本殿にお参り

           

             江戸に下った33人の漁民の故郷攝津国、住吉神社の分神霊で、
             この本殿は、故郷の方角を向いていると聞きました。

                 

                   隅田川沿いに造られた石川島灯台のモニュメント
                    
                  佃島は石川島にも隣接していました。
                  ここに鬼平こと長谷川平蔵発案の人足寄せ場がありました。
                  罪を犯し捕縛されると人足寄せ場に送られ、労働しながら
                  職人技術などを学んだようです。

  

          隅田川に面して、川沿いに遊歩道があります

          佃大橋とその向こうの高層ビルは聖路加病院

 

                  

                  佃には、江戸時代からの佃煮屋さんが何軒かあります

                 

                     どちらもお客さんで賑わっていました

                 

                   一度は見落としてしまった案内板が見つかりました

                 

                       細い細い路地の奥

           

                     お地蔵さまです

                 

                     1人づづしかお参りできないような狭さ

                 

                    大きな樹が通路の半分を塞いでいます

                 

                  入った路地と反対側に分かりやすい入り口がありました

                 

                 お堂の入り口を塞いでいたのは屋根を覆う銀杏の幹でした

           

             ツゲ製品のお店に粋なおじさんがいました、テレビでもお馴染みの
             お店のようで、大坂からのお客さんにツゲ箸の解説中でした。

                 

                    「佃の渡し」の碑、塀の向こう側は隅田川です

        

           佃島は隅田川河口にできた自然の寄洲であり、江戸時代初め徳川家康が、
           摂津の国佃村(現大阪市西淀川区佃町)から33人の漁師を招いて住まわせた
           ところからこの名が付いたといわれます。

           高層ビルに囲まれた、懐かしさの残る家並み、この街を歩くのは久しぶり、
           お隣、月島とはまた違う様子に街歩きを楽しんだ日曜日の朝でした。
             

 

 


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