しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

東北の旅 「立石寺」

2013-05-28 07:16:14 | 旅行

               立石寺・根本中堂<薬師如来坐像>の50年に一度の
               ご開帳拝観に山形に行きました。

               今回の旅は、念願の東北被災地も訪ね、以前行ったことのある
               お店の様子も知ることが出来ました。     
               
               
               

                

                早朝の新幹線で向ったのは山形駅、仙山線に乗り換えます

 

            

                 山形駅から15分ほどで山寺に着きました

 

  

          山寺駅のホームから五代堂が見えます、車窓から何回か見た景色です

          

          下車は初めてです、駅から徒歩で、まずは根本中堂へ向います

 

        

                拝観の列が出来ていました

 

        

                  堂内でも並んで順番を待ちます

 

          

                 五色の紐は

 

          

               お堂の中を通り、<薬師如来坐像>の手に結ばれていました。
               順番を待ち、静かにお参りできました。
               傍らには1200年灯し続ける不滅の法灯がありました。

           

             宝珠山立石寺は慈覚大師が開いた天台宗の山、立石寺は山の総称で
             その名の堂宇はなく、860年に創建の根本中堂が中心道場です。

 

       

           山寺に訪れた芭蕉と随行した門人曽良の像がありました

               「静けさや岩にしみ入る蝉の声」  芭蕉も訪れた地です。

 

               

                こちらには、それぞれ人の寿命がくると、長患いすることなく、
                苦しむことなく極楽浄土にお迎えくださる阿弥陀如来が
                居られました。

 

        

                     山門 を通り山に入ります

                

               ここから800段以上です、最後まで上れるか少し心配でした
               こんななだらかな階段だけではなかったのです。

 

            

               仁王門が見えてきましたが、赤いもみじで秋の景色と間違えそうです

 

            

              ”邪心を持つ人は登ってはいけません”と睨みつける仁王像がおわします

 

                 

                   かなり暑い日でした、花を愛でつつひと休み
                   日陰に入ると心地よい風に一息つけました。

                  山の自然に沿って造られた参道は昔から修業の道、
                  一番狭いところは約14cmの4寸道です。

                  くねくね曲がる狭い階段は登る人と、下る人で譲り合い
                  ながら進みます。

        

                なんとか1015段登りきり、奥の院に着きました
                                      (1015段は下からの段数)

               

               右のお堂は奥の院とも言われる「如法堂」 開山・慈覚大師が
               中国で修行中に持ち歩いた釈迦如来と多宝如来が本尊です。

               

             左の大仏殿には像高5m、金色の阿弥陀如来が安置されています

 

        

         奥の院を少し下り、右の入ると小さなお堂がすっぽり入った三重小塔がありました

 


                  

              藤が見ごろでした

                  奥の院に行く途中に塔頭が何箇所かあります

 

                

                         奥の院手前の塔頭

                

                      こちらも塔頭、お土産も買えます

 

          

                  胎内堂     現在はここには行けないようです
                                                        

 

                

                       釈迦堂  修業の場だったのでしょうか

 

 

               下界が見える場所に出ました、右の小さなお堂は

 

                

                   納経堂  この横を通り最終目的地に行きます

 

 

           駅のホームから見えた五大堂です  百丈岩の上に建ちます

 

           列車の音が聞こえたので見ると、駅に向うところでした

 

           列車は駅に到着   左下赤い欄干の橋は来る時渡った宝珠橋です

 

        

                    崖に沿うように咲く藤の花

 

                

                      五大堂の中です

                

                   山の斜面から突き出るように建てられています

                

                     お堂の床下

 

                

                      下のお堂は開山堂

 

                

                  シャガはあちこちに見られました、そしてこぶしの花

 

                

                        仁王門の下を通り

        

              うっそうとした杉木立の中、日陰は心地よく、順調に下山

 

                

                   弥陀堂の近くの不思議な光景、ちょっとした窪みに
                   コインがいっぱいでした。、張り付いているようにも
                   見えるんです。

 

          

            こちらはだいぶ薄れてしまっていますが、磨崖仏(まがいぶつ)

 

                

                思ったより軽快に下山できました、帰りはこの門を抜けました

                この日5月21日は気温がかなり上昇し、汗だくになりましたが、
                行きも帰りも快調で、自分でも驚きました。

                 

                    根本中堂での拝観待ちが思いのほか長く
                    予定の列車には乗れませんでしたが、
                    そこは気ままな一人旅、息子が作ってくれた
                    旅程と時刻表を見て予定変更です。

     

        山寺駅に降り立った時とは違い、なんだか山が神々しく見えました。  
        崖から突き出たような「五大堂」まで行き、上から景色を眺められたからでしょう。

           手前の岩は「香の岩」というそうです。

 

                

                 仙山線快速で仙台まで約1時間、仙石線に乗り換えて
                 30分ほどで本塩釜駅、駅近くのホテルに到着。

 

           

                 ひと休みして、ホテルから徒歩15分ほどの塩釜港まで散歩
                 夕食を楽しみ、旅初日の開放感を満喫しました。