しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

二人のココ・シャネル

2009-10-10 17:18:37 | Weblog
      「ココ・アヴァン・シャネル」と「ココ・シャネル」の2本の映画が、上映されている、数日あけて両方みた。
      
      ココ・シャネル、世界的に有名なデザイナー、今までに多くの本も出版されているそうだ。
   
      1883年8月19日、フランス生まれ、1971年1月10日、パリのホテル・リッツスイートルームにて死去
      87年の波乱に富んだ生涯を送った人である。


      


                   

  こちらのココ・シャネル役はオドレイ・トトウ「ダビンチ・コード」で国際派女優の仲間入りをした、フランス出身の女優。

  私の中では映像や写真で見ているシャネル役に適しているような気がしていた、実際見ても適役と感じた。




                    
         

    幼いころ母を亡くし、父親に姉と共に孤児院に入れられ育ち、それでも世界有数のトップデザイナーに上りつめた。
    ガブリエル・シャネルの愛称として知らぬ者のない”ココ”ナイトクラブのステージ歌っていた歌からついた名前である。





           

     女性の服装を、窮屈はコルセットから解放した人である、そして自ら行動することで、女性の地位を
     解放していった人である。

   こちらの映画はココの孤児院生活から始まり、裁縫を学び、自立し、やがて苦難を乗り越え成功する姿を描いている。



    




               もう一人のココ・シャネルはシャーリー・マクレーンが演じている。
               1945年、戦後スイスのジュネーブに隠遁。
               1954年70才で復帰コレクションを発表、しかしフランス国内では、酷評された、
               このショーの場面から映画は始まっている。




                           

      シャーリーマクレーンは1934年生まれ、アカデミー賞主演女優賞に4回ノミネートされた後に受賞。
      私の大好きなハリウッド女優です、その多くの作品を見ている、でも彼女がココ・シャネルを演じると知った時
      え!と思った、私の中ではシャネルとは結びつかなかった、イメージが違うと思ったのです。

      始めに画面に現れた時、年とった!と思い、75才だから仕方ないか~と思った、でもココ・シャネルではない!
      私の先入観でした、見てゆくうちに、違和感なくココ・シャネルになったのです。

      回想シーン 若き日のココ・シャネル役は、チェコスロヴァキア(現スロヴァキア)生まれのバルボラ・ボブローヴァ。
      




        

  「この私が引退する?今まで何ひとつ諦めたことのない私が?」「女は男のためでなく、自分たちのために装うべきだ」

 

                   

                  まわりの反対を押し切り復帰第2回目のコレクションは始まった




                   

                       コレクションは大成功となり

                 


                   

                       拍手喝采に自信に満ちた表情でこたえる 
              




                           

                 こうして実現したコレクションは大成功となり、ココは生涯を閉じるまで、
                 世界のファッション界で揺るぎない地位を保ったのであった。