カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

大瀑布紀行~2日目③スカイロンタワー

2008-07-11 20:10:48 | 旅行:ナイアガラ
さんざん濡れたので、一旦ホテルに戻って着替えて出直します。

向かったのはクイーンビクトリア公園Queen Victoria Park
ナイアガラ・パークウェイ沿いの公園で、アメリカ・カナダ両方の滝を一望できるロケーション。
芝生には腰を下ろしてランチをとったり、寝っ転がってのんびり過ごす人々がたくさん居ます。
概して欧米の人々は、観光地に来てもガツガツ観光しないでこうやってゆったりと過ごすんです。
日本人も見習いたいところですが、つい「せっかく来たんだからあれもこれも」になっちゃうな~

レストエリアQueen Victoria Place2階のレストラン、Edgewaters Tap&Grillで遅めのランチ。
高台の建物の2階とあって、
眺めは抜群です。

今朝は軽めでしたので、お昼はしっかり食べましょう。

お味の方は、
可もなく不可もなく。

この辺りのレストランは「味より眺望だ」とガイドブックにも書かれてます。

Edgewaters Tap&Grill

6345 Niagara Pkwy

TEL:(905)356-2217

※ホームページ→こちら

滝を堪能しながらゆっくりと食事をしたら、
今度は、公園の裏手にあるスカイロンタワーSkylon Towerへ。
Murray St.の坂の中ほどに入り口があります。ここはパスに含まれていないのでチケットを購入。
ゲームセンター奥のエスカレータを上がったところがエレベーター乗り場。
エレベーターは3基あるはずなんですが、待ち行列は一つだけ。
何故?全部動かしてよー

仕方ないので、その最後尾につくと、まず問答無用で写真撮影。
背景に滝を合成した写真を販売してるんです。もちろん希望者のみなんですが、写真は全員撮る。
実は滝の裏側ツアーの時も同様のサービスがありました。カナダでは流行ってるのか?

ここの特徴は、エレベーターがタワーの外側にあること。
ガラス張りで、外壁沿いに上下する間も滝や周りの風景を楽しめます。
地上160mまで一気に上昇と思いきや、誤ってその下のレストラン階で停まってしまった。
係員が言うことには「機械の設定上、一度下に降りてからまた上がって来なきゃいけない、
よかったら階段で行ってくれ」だって。まあ、ワンフロアならいいですよ、階段で。

タワー上部の通称“ドーム”は円盤の形をしていて、ぐるりと360度の景色を楽しめます。
展望デッキは外に出られるので出てみる。滝が見えるポイントはやはり人だかりがしてました。
こんな上まで滝の音が聞こえるのには驚き。

あ、
アメリカ滝に虹がかかってる!

天気が良いので、
遠くまでよく見通せます。
滝に挑む
霧の乙女号

ガラス越しでなく、直接、滝の音を聞きながら眺められるってのがいいですね~
展望台の下の階にはレストランがあって、1時間かけて一周するんだそうです。
ちょっとお高いけど、試してみる価値ありそうですね
スカイロンタワー
Skylon Tower


5200 Robinson St.

※ホームページ→こちら

大瀑布紀行~2日目②滝の裏側へ

2008-07-11 18:45:30 | 旅行:ナイアガラ
“霧の乙女号”の旅ですっかり気分が盛り上がった二人。
次は滝の裏側からアプローチします。
“滝の裏側ツアー”Journey Behind the Fallsのスタート地点は
昨夜寄ったテーブル・ロック・コンプレックス内にあります。

ポイント間の移動にはピープル・ムーバー(→こちら)を使いましょう。
川沿いのNiagara Pwyに沿って走る循環バスで、チケットは大人$7.5で一日乗り降り自由。
グレート・ゴージ・アドベンチャー・パスには既にセットされてますのでパスを見せるだけです。

2つ目のバス停Table Rock Pointで下車。所要5分くらいですかね。歩いても来られます。
バスを降りると、もうカナダ滝の轟音が聞こえてきます。
水煙も相変わらず元気に吹き上がっていて、足元にはあちこち水溜りができてます。
が、昨夜のような霧雨状態ではありません。時間帯によって風向きが変わるんでしょうか?
これならゆっくりカナダ滝を眺められます。よかったよかった

テラスに近づくと、上流のエリー湖から流れてくる川の様子が一望できます。
川幅が広い!

川面に水平線を見るなんて、
日本ではありえない光景。

そこを流れてきた水が収束して、滝壺に一気に落ち込んでいく!!

アメリカ滝は滝下に落石が多く、
実際の落差は少ないですが、
こちらは真下の滝壺に向かって
垂直にストレートに水が落ちる。
だから、こちらのほうが
水煙が高く上がるんでしょうか?

カナダ滝の落差は約54m、こう言っちゃなんですが、落差自体は大した事無い。
ヨセミテ滝は740mだし、華厳の滝でも75mありますからね。
しかし、滝のスケールと落下する水の量は比べ物になりません。
さすが“世界の三大瀑布”

昨夜の不完全燃焼を解消し、いざ滝の裏側へ。
テーブル・ロック・コンプレックスの建物の奥に入り口があります。
チケット売り場は長蛇の列。しかもどうやらシステムがダウンしたらしく、一向に進みません。
イラつく人々の横目に、我々はパスのおかげでスルー・イン

専用エレベーターで38m下ります。
カウンターで専用ポンチョをもらう。今度は黄色で半袖、丈も膝下程度と短めです。
暗いトンネルをズンズンと進んでいくと、左手に明るい光。トンネルを出たところが展望台です。
遠くにアメリカ滝が見えてます。

そして右手の方に振り向くと・・・

どおおおおぉ~

ナイアガラの語源は原住民の「ニアガル(雷轟く水)」
たしかに腹の底に響く轟音。。。

ここはテーブルロックの真下。
カナダ滝を真横から見てます。
そこそこ離れてるはずなんですけど、すぐそばに見えますね~
(→船からの写真を参照)

階段を下りるとテラスに出られます。
霧の乙女号が滝の勢いに翻弄されているのが見えます。
ここからだと転覆寸前のようにみえちゃう

一旦トンネルに戻り、奥の通路に入ります。側道のようなトンネルの先は・・・
正真正銘、滝の裏側です。

危険ですから、もちろんトンネルの先っぽには行けません。

すさまじい轟音。逆巻く水流。
トンネルの中まで飛び込んでくる水しぶき。
離れていても滝のパワーが感じられて、鳥肌が立ってきます。


トンネルの途中には、ナイアガラ滝に関するトリビア情報のプレートがあります。
そのうちの一つに、“滝の移動”がありました。
一番手前のカーブが
現在のカナダ滝の位置。
1676年の時点では滝はまっすぐだったんだって!

今もなお、年に約2cmずつ侵食されているとか。
現在の滝の姿を観たい方は
お早めに!!(笑)


もう一度、先ほどの展望台に戻ってみます。
もの凄い風、そして水しぶき。
まさに台風直下状態

のんびり写真なんて
撮ってられません~


たっぷり堪能したらエレベーターで一気に地上へ。
滝と対決してきたような気分で、外に出たら何だかドッと疲れました。

気を取り直し、仕上げにテーブル・ロックからもう一度ゆっくりと滝を眺める。
ちょうどこの真下から滝の水の落ちるのを見たわけですね。
水煙、相変わらず
こちらは一転、穏やかな風景。

喉元過ぎれば何とやら。。。


霧の乙女号と同様、文字通りの体感ツアー。ナイアガラ見物には、これも外せませんぞ~
滝の裏側ツアーJourney Behind the Falls→詳細はこちら

大瀑布紀行~2日目①霧の乙女号

2008-07-10 18:52:20 | 旅行:ナイアガラ
7月5日(土)朝から雲ひとつ無い青空。
今朝は昨日の疲れが出て早起き出来ませんでしたが、それでも9時過ぎには行動開始。
朝食は前の日に買っておいたクッキー類で簡単に済ませます。
昨夜の滝とのご対面は不完全燃焼でしたので、いやでも気合が入ります。

まず一番に向かったのはホテル近くにあるウェルカムセンター
ナイアガラ観光に付き物の各種アトラクションがセットになったお得なクーポンがあるのです。
カナダ側のはグレート・ゴージ・アドベンチャー・パスといって、
霧の乙女号、滝の裏側ツアー、ピープル・ムーバーなんかがセットになって大人$41.71。
それぞれのスポットでいちいち入場券を買う列に並ばなくていいってのは相当楽なので、
インターネットで事前購入しておいたんです。→Great Gorge Adventure Pass

購入控えをウェルカムセンターに持っていってチケットに交換してもらいます。
準備は万端。さあ、滝に向かいましょう。
今日の服装は濡れても大丈夫なもの、足元もサンダル。バッチリ水濡れ対策

最初はやはり“お約束”の霧の乙女号Maid of the Mistに乗りましょう。
霧の乙女号Maid of Mist

ホームページは→こちら
(カナダ・アメリカ共通)
※音が出ます

船着場に向かって下っていくと、真正面にアメリカ滝
おおぉ、絶景~

通路をふさいで記念写真を撮っているインド人の御一行が居て、皆ちょっと迷惑顔

でも写真を撮りたくなる気持ちは分かりますね。

朝まだ早いので待っている人も少なく、するすると一気に進みます。
受付で青いビニールのポンチョを渡され、船着場で列につきます。
待ってる間にごそごそとポンチョを着込む。
長袖でフード付き、丈も身長163cmの私のくるぶし近くまですっぽり覆うくらい長い。
この日は快晴、徐々に気温もあがってきて、正直いって暑かった。。。

程なく、先の船が戻ってきました。降りてくる人を見ていると、そんなにびしょ濡れでもない?
勢い、「濡れるよ~」というダンナを引っ張って、見晴らしのよい2階のデッキに上がります。
川面を渡る風が心地よい。
なぜかちょっと潮の香り。
海は近くないはずなんだけど?

そういえば飛んでいるのも
カモメみたいな海鳥系だ。

さあ出発。左手にアメリカ滝を見ながら、奥のカナダ滝に向かいます。
川の中央に出ると、もうアメリカ滝の水しぶきが飛んできます。
カメラを向けるタイミングが難しい。それでもみんな隙を見て懸命にシャッターを押します。
陽光を浴びる滝の雄姿に
カメラを庇いつつ、見とれます。

アメリカ滝の隣にある
ブライダルベール滝の脇で、
滝の真下におりるツアーの
参加者たちが手を振る。

カナダ滝が近づいてきました。
滝の落差以上にまで
高く上がる水煙

でもなぜかどうしても
地獄谷の湯煙に見えてしまう
お莫迦な日本人夫婦

先ほどのアメリカ滝はほぼ一直線でしたが、カナダ滝は中央がくぼんだ馬蹄形をしています。
その中央に向かって船は進みます。
一斉に滝にカメラを向ける
青ポンチョ集団

水しぶきはまだ平気。
でも滝の轟音が響き渡る。

滝に近づくにつれ、
船は速度を落としてゆっくりに。

ほえぇ~
流れ落ちる膨大な水の勢いに
暫し開いた口が塞がりません。

カナダ側の崖に
黄色いポンチョの集団。
“滝の裏側ツアー”の人々です。

滝の大きさをご確認ください。


船が停まりました。というか、水の勢いでこれ以上先に進めないんです。
エンジンフル回転で必死に停泊している。
滝の水しぶきは、今や台風を思わせる吹き降り状態。船内は悲鳴と歓声で大騒ぎ
必死で撮った一枚。
水煙で何も見えませ~ん

カメラをとるか、写真を撮るか、
究極の選択。。。


ひとしきり滝下に留まった後、船はゆっくりと向きを変え、帰路に着きます。
滝下の凄まじさとは打って変わって、穏やかなナイアガラ川を下って行きます。
船着場にはもう
次の人々が待ち構えてました。

さっきより待ち行列が長い

待ち時間も含めて約1時間の遊覧クルーズ。
前評判どおり、滝の轟音と水の勢いを体験できました。お奨めです!

[展望台からの眺め]

大瀑布紀行~初日

2008-07-09 12:47:05 | 旅行:ナイアガラ
“第○月曜日”という設定の多いアメリカの祝日の中で、
珍しく“7月4日”という日付で定められている独立記念日。
今年はなんと金曜日にあたっているため、3連休になりました♪
気候も好い時期ですし、折角なので、ちょっと遠出することにしました。
でも今回はただの“遠く”じゃありません。
なんたって、海外旅行なんですから~

我が家における“アメリカにいる間に行っておきたい所”のトップ3の一つ、
ナイアガラ・フォールズNiagara Fallsに行って参りましたですよ。
南米のイグアス滝、アフリカのヴィクトリア滝と並ぶ三大瀑布のひとつ、ナイアガラの滝は、
カナダとアメリカの国境にまたがって位置する、言わずと知れた世界有数の観光地。
アメリカ側からのアプローチも可能ですが、今回我々はカナダ側から攻めてみました。
それでは2泊3日のナイアガラ旅行記、はじまりはじまり~

7月4日(金)
午前6時半、まだ薄暗いアーバインを出発。ロサンゼルス国際空港LAXに向かいます。
道中、霧が濃くて、飛行機の発着に影響が出ないか心配したけど、空港近辺は大丈夫でした。

ほっとひと安心。

まずは空港到着前にマックで腹ごしらえ。
その後、空港から少し離れた、長期利用者用のパブリックパーキングに車を預け、
無料シャトルでターミナルに向かいます。
空港の入り口では検問をやってました。ダンナ曰く「こんなの初めて見た」
シャトルバスはスルーですが、自家用車はいちいちチェックされてます。
各ターミナル前にもパトカーがいっぱい。厳戒とまではいきませんが、かなり警戒態勢。

連休とあって混雑を予想してましたが、まだ朝が早いので思ったより人出は少なかったです。
係員に「機内預け荷物がない」と言うと自動発券機を案内されました。
パスポートを読み込ませると予約内容が呼び出され、するするとチケット発券。簡単だなー

搭乗券が手に入ったら、さっさと出国手続きを済ませましょう。
アメリカから日本以外の国に出国するのは初めてなので、ちょっと緊張ぎみに列につく。
順番が来ると、まずパスポートのチェック。
特殊ライトを当てて執拗に眺め回した挙句、別の係官に何やらゴニョゴニョ相談してる。
ちょっと待ってー なにか問題でもー?!
ドキドキしたけど結局「OK」と言って通してもらえました。
あーよかった。しかし何が問題だったんだ?

お次はX線検査。鞄や靴を検査台に載せ、ゲートをくぐる。
何も音はしなかったのに「そこで待て」 えぇっと、なにか問題でも?!
ドキドキしながら待ってたら女性係官がやってきて全身を前から後ろから隈なくボディチェック。
その間、別の係官は鞄の中をチェックチェックチェック。ひえぇっ、厳しい!!
しかし結局ここでもお咎めはなしで無事出国検査を終了しました。
つ、疲れた~~

実は数日前、LAXで爆発物騒ぎがあったんですよね。
この日は独立記念日ということもあって、特別警戒態勢だったのかもしれません。
全ての人が同じ扱いを受けてましたから、混雑してくると恐ろしく時間がかかるでしょうね。

全体としては予想外にスムーズに手続きが済んだので、搭乗時間までまだ充分時間があります。
今回の旅行ではアメリカン航空(AA)を利用するのですが、機内食が出ないという事前情報。
そこでゲート横のスタバでコーヒーと一緒にマフィンやらケーキやらを買い込みました。
クッキーも持参してますから、これで到着までは保つでしょう。
空港内の職員が移動にセグウェイを使ってました。

これを見ると私、
「ああアメリカに居るんだなぁ」
と思うんですよね~

そうそう、今回は海外旅行なのでアメリカを出国はしますが、
3日間という短期間なので、I-94(出入国カード)はそのままでしたよ。知らなかったなー

午前9時50分、ほぼ定刻どおりにテイクオフ。これから約5時間は空の上です。
ドリンクサービスは離陸後と到着前の2回ありましたが、予想通りミールサービスは無し。
サンドイッチの販売もあるようですが、みんな自分で持ち込んだ食料で食事してましたね。
食事も出ないことだし(←しつこい)、ゆっくり休みましょう。

午後5時35分(カナダ時間)、定刻どおりトロント・ピアソン国際空港に到着。
緯度の高いこの辺りは、ロス以上にまだまだ明るいです。
入国審査を終えたら、
目の前にカナダの国旗。

あ~カナダに来たんだな~
としみじみ実感

さあ、次はレンタカー会社のカウンターで車の借り出しの手続きです。
空港から滝周辺までの移動手段は、シャトルバスや長距離バス、鉄道、タクシーなど様々ですが、
やはりレンタカーだと何かと自由がききますからね。
今回の我々の“足”になってくれたのはこちら↓
TOYOTAのカローラくん
3日間よろしくね♪

午後6時半、ナイアガラの滝に向け出発。約1時間半のドライブです。
まだ陽も高いし、フリーウェイに乗るとすぐに“Niagara Falls”の案内が出るから楽な道行き。
カナダも右側通行です。
赤信号右折もあり。

ただし距離や速度の表示単位は“キロ”です。

滝に近づくと看板がお出迎え

遠くにタワーやホテル群が見えてきました。

午後8時、今回のお宿シェラトン・オン・ザ・フォールズSheraton on the Fallsに到着。
しつこいようですが
こんなに明るくても
午後8時過ぎです。

私達のお部屋は6階。部屋からの眺めは、、、
おおぉ、絶景~
さすがは“Full Falls View Room”。アメリカ・カナダ両方の滝が見えます。
ここに来たらやはり“滝が命”ですからね。少々高くてもこちらを選ぶしかないっしょ。

荷物を置いて一息いれたら、さっそく滝見物に出かけましょう。
午後8時半を過ぎたとはいえ、まだ日没前。
ちょっと疲れてるけど、せっかくなのでテーブル・ロックまで行ってみます。

川沿いのナイアガラ・パークウェイは滝を眼下に臨む絶景ルート。
歩道には観光客がいっぱい張り付いてます。道路反対側の公園にも人がいっぱい溢れてる。
今日はアメリカの祝日なので10時から花火があがるんです。
1時間以上も前から既に場所とり合戦してたんですね。
テーブル・ロック前の駐車場も満車に近い状態でした。滝周辺は駐車場が少ないです。

滝に近づくとフロントガラスに水滴が、、、ワイパーが必要です。道路には水溜りも出来てる。
カナダ滝の水しぶきがここ(滝の上)まで上がってきてるんですよ!驚き!!

テーブル・ロックTable Rockはカナダ滝の真横にある有名なビューポイント。
滝に向かってテーブル上に突き出しているので、水が落ちていく様子をかぶりつきで見られる。
車を降りてテーブルロックに近づくにつれ、空から落ちてくる水滴の量が増します。
ちょっとした雨降り状態。正直、傘を差したいくらい。
滝を見たいのですが、霧雨のような水滴が絶え間なく降り注ぎ、目を開いているのも難しい程。
日が落ちて辺りが急速に暗くなったせいもあって、滝がよく見えません~

已む無くテーブル・ロック・コンプレックスTable Rock Complexに避難。
おみやげ物屋さんやフードコート、レストランが入った複合施設です。
レストランに入ると時間がかかってしまって、花火に間に合わないかもしれないので、
今日の晩ご飯はここのハンバーガーにしました。

食事をして一休みしたら、そろそろ花火の始まる時間。濡れるのはもう覚悟して外に出ます。
相変わらず水しぶきが降ってきますが、アメリカ滝寄りの方に移動すると少しだけマシ。
水煙の向こうにカナダ滝が見えます。もの凄い轟音が滝の勢いの激しさを伺わせます。
2つの滝がライトアップされていて幻想的な景色。
でも風向きによって水しぶきが飛んでくるので、おちおちカメラを構えられません。

滝の向こうはアメリカ。独立記念日とあって、あちこちで花火があがっているのが見えます。
そうこうしている内、こちらでも花火があがり始めました。
滝は赤・青・白の星条旗カラーで照らされています。周囲は拍手と歓声で大盛り上がり
たった10分間のショーですが、見られて本当によかった~
※ナイアガラ花火ショーの情報はこちらをどうぞ

余談ですが、花火の写真は相変わらず上手く撮れません誰かコツを教えて欲しいです。
やっぱり三脚買わなきゃダメかな。。。

ビーズキャンプのおやつ

2008-07-08 18:10:35 | グルメ
今日はビーズ・ブート・キャンプ(笑)の第2回。
3連休遊び呆けてしまい、結局、前回出された宿題をやりきれなかったshimaushi
しかし幸か不幸か、お仲間達も皆同様の状態だった!
心優しい隊長はこの事態を呆れつつも、キャンプを続行してくれました。
ありがとうございますぅ

みんな宿題が終わっていないので今日は予定を変更、ツリーの飾り部分のパーツを作りました。
細かいパーツなので、これまた一苦労。
枝パーツを作る内にどうにかビーズの扱いに慣れた気がしてたんですが、
新しい技を習得するのに四苦八苦。コツをつかむまでまた苦労しそうです

来週までに前回の宿題の残りと、今回習ったパーツを完成させなきゃいけません。
きびしい!! が、頑張らねば~

なにせハイペースなので大変ですが、
こうしてお尻を叩いてくれる人が居ないと、いつまで経っても完成しないと思うので
きっと私にはこういうスタイルが合っているんでしょうね。
この分だとクリスマスまでに完成できそうですよ

ところで当キャンプには、持ち回りでお菓子当番というのがあります。
今日は私の番だったので持参したのがこちら↓

J.Sweet Bakeryという中国系のパン屋さんのお菓子で、なぜか名前は北海道シフォンケーキ
ふわふわのスポンジの中には生クリーム。冷やしておいて食べるのがGoodです。
びっくりするくらい安いのに本当に美味しいの~

ここはパンも日本人の口に合うお味です。余談ですが、韓国系のパン屋さんのもおいしい。
アジア人の味覚って、似てるんでしょうかね。
【今日のお店】

小雅屋 J.SWEET BAKERY

5408 Walnut Ave
Irvine, CA 92604

TEL:(949) 654-1768

世界遺産に落書き

2008-07-03 19:02:26 | 雑記帳
イタリア・フィレンツェにある世界遺産サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、
いわゆるドゥオーモに日本人旅行者が落書きをしたというのがニュースになってました。
某大学の学生が…っていうのに端を発して、某高校野球の監督が、とか某お笑い芸人も、と
芋づる式に出てきてますな。
んでもって当事者達は謝罪はもちろん、停学、解任など厳しい対応がとられているようです。
「“日本の恥”を晒し、世間を騒がせたことに対しての制裁」ってところでしょうか。
報道された以上何も処分しないと今度はその事を非難されるのを恐れてなのかもしれないけど。
確かに“世界中の観光客で一番マナーが良い”と言われている日本人がこんなことしちゃイカンね

ドゥオーモに行ったことがある人は知ってると思いますが、正直いって落書き、もの凄いです。
ここ以外でも、イタリアに限らず、世界遺産に限らず、観光名所って実は落書き天国ですよね。
落書きしてる現場を見たことはありませんが、マジック書きは勿論のこと、
木や石を彫り込んじゃってるのまであったりして、驚くやら呆れるやら。。。
旅行の興奮状態と「みんなやってる」という共犯意識が背中を押すんでしょうかね。

しかし、今回発覚した人たちって学校名やフルネームや芸名など個人を特定できる内容を、
しかも漢字や平仮名という、日本人には容易に目に付きやすい形で残していた。
これって要は、罪悪感がメチャメチャ希薄だったってことじゃない?
落書きってのは自己顕示欲の表れだと言いますから、誰かに見て欲しかったんだろうけど、
落書きは「器物損壊」ですよ!犯罪なんだよ!! 分かってなかったんだねぇ。。。
日本人は社会道徳的な事は生真面目に守ると言われてたけど、最近はそうでもないみたい

私自身は学生時代に考古学を専攻してた手前、史跡や遺物を傷つけてはならないと思ってます。
犯罪に当たるかどうかが問題なんじゃない。
修復できるかどうかが問題なんじゃない。
歴史的意味や価値は、やはりオリジナルであるかどうかで大きく違ってきますから。

ただ、一方で「古代の落書き」ってのがあるのも知ってるんですよね。
例えば火山噴火で一夜にして滅びたポンペイでは、街の壁の落書きから当時の風俗が伺える。
またエジプトでは、遺跡の石に古代の旅行者の落書きが残っていて、
3000年以上も前から、既に旅行者が訪れていたということが分かるんです。
ある意味、“落書き”が歴史的事実を語る証拠の一つになってるの。
書いた当人はそんなこと思ってもみなかったでしょうに、不思議なものですね。
各地に残る落書きを見ると「こいつらもいつかそんな存在になるのかなぁ」なんて思いもする。

古代といわれる時代から連綿と続く“落書き文化”。
こうしてみると落書きってのは人間の持って生まれた性分なのでしょうか。

でも、そうは言ってもやっぱり
世界遺産だろうが隣の家の壁だろうが落書きはいけませんよ!
旅の記念はもっと違う形で残しましょうね

久々のランチ会は飲茶

2008-07-01 19:55:20 | 雑記帳
学校が休みになって暇を持て余しているのは私だけかと思いきや、他の人も結構ヒマしてたようで、
みんなでランチに出かけることになりました。
Kさん、声かけてくれてありがとう!! ←こういうのって、声上げてくれる人が居ないとね♪

今日は飲茶です。アーバインで一番美味しいと評判のChina Garden
何が有名ってこのお店、お昼時にはいつも店の前にもの凄い人だかりがしてるんですよ。
最初通りがかりにその光景を見たとき、一体何事かと思いましたね。

普段、ELSのクラスが終わってからだと時間が遅すぎてチャレンジできないので、
学校が休みの今は絶好のチャンスです。
というわけで待ち合わせの時間は午前11時。開店と同時に入ります。

いつもは“行列の出来る中華料理屋さん”も、店内まだガラガラです。
席に着くと、早速おばちゃんがカートを押して近寄ってきました。
メニューの説明をしてくれるんだけど、早口で中国語なまりの英語だから聞き取りにくい~
しかしみんなお腹は準備万端(=ペコペコ)なので、ガンガンとって食べます。
まずはお腹にやさしいお粥
(あ、ブレた。。。)
大根餅、春巻き、

海老の・・・何だろう?
やはり点心DimSumは外せん。

真ん中のはタロイモの揚げ物。
思いの他、美味!
まだ食べますわよ

それそろお腹が膨れてきましたので、デザート行きます。

デザートはやっぱり
マンゴープリン

揚げゴマ団子やエッグタルト
なんかもありますよ。

私達が食べ終わる頃には、
ちょうど12時過ぎとあって、
店内はほぼ満席状態に。。。

お腹も心もすっかり大満足な女5人
これだけ食べても一人10ドル以下ですよ! なんてお手軽
みんな、是非また一緒に行きましょうね~

【今日のお店】

China Garden

14825 Jeffrey Rd
Irvine, CA 92618
(949) 653-9988

Mon-Fri :11am-midnight
Sat & Sun:10:00am-midnight
Open 7 Days