そろそろ午後1時。
今のところ順調に予定をクリアしてるので、2時間近くもまったりとランチしてしまいました。
次に向かうのは、ナイアガラ観光のもう一つの目玉“ナイアガラ・ワインルート”。
このあたりは寒暖の差が激しく、適度に湿気があるため、ワイン造りに適しているそうで、
ナイアガラ・フォールズからナイアガラ・オン・ザ・レイクにかけてワイナリーが数多くあります。
道路に立ち並ぶ家々の向こうには、ブドウ畑が広がっているのが見えます。
道路沿いに次々とワイナリーの看板が現れます。これらのワイナリーも巡るツアーもある。
我々は二人ともあまりお酒は飲めないのですが、ナイアガラに行くと言ったらとみんなに
「カナダ名物のアイスワインは必ず買って来るべきだ! 下戸でも飲める!!」
と力説されたので、一箇所くらいは寄ってみようということになったのでした。
なにせワイナリーがたくさん在り過ぎて、どこのがいいのかもさっぱり分からないので、
お友達の一人に強く勧められたInniskillin Winesに行きました。
アイスワインの特徴は、その原料となるブドウの収穫期。
通常の秋には収穫せず、冬まで敢えてブドウの実を木につけたままにしておきます。
氷点下の寒さの中でブドウは凍結し、水分が飛んで甘みを増していく。
そんな自然に凍った完熟ブドウを、零下8度の早朝ひと房ずつ丁寧に手摘みし、圧搾。
甘みと香りが凝縮された果汁は、ブドウ一房からわずかスプーン一杯程度しかとれないそうです。
これは、通常のワインと比べると約8分の1程度なんだとか。
その貴重な果汁を通常のワインの数倍の時間を掛けて丁寧に発酵させて造るんです。
ひと手間もふた手間も余計に掛かってる。貴重と言われるわけですよね~
室内ではワイン通らしきお客達がテイスティングを楽しんでいました。
英語もワインも分からない我々は、観光客らしく白の小さめのボトルと赤のミニボトルを購入。
買うモノ買ったら、とっとと退散です。(情けなー)
飛行機の時間にはまだ少し余裕があったので、ナイアガラ・オン・ザ・レイクにも寄ってみました。
ナイアガラ・オン・ザ・レイクはナイアガラ川の下流、オンタリオ湖に面した小さな街です。
メインストリートにはビクトリア朝の古い建物が立ち並ぶ、小じんまりした可愛い街。
メイン通り沿いにはお洒落なレストランやショップが並んでいて、散策するのが楽しいです。
通りを歩いていたら、ガイドブックに載っていた老舗ジャム店グリーヴスを発見。
砂糖以外は無添加、加熱も短時間に押さえているので、果実の風味が活きているという。
せっかくなのでGrapeのジャムの小瓶をひとつ購入。(ジャム食べるの、私だけなんだもん)
午後2時を回りました。さすがに、そろそろ空港に向かう時間です。
街を出ると、トロントへ向かうメインルートQEW(Queen Elizabeth Way)の標識が出るので
ひたすらそれを追って車を走らせます。
空港に入ったら、まずレンタカーの返却。
Hertzの返却場所に行くと、すぐに係員がやってきて燃料の残量などをチェック。
精算金額の書かれたレシートをもらったら返却手続き終了。思った以上に簡単でした。
トランクから荷物を全部取り出したら、出発カウンターに向かいます。
アメリカ系の航空会社のカウンターは奥の方にありました。
行きと同様、自動発券機でチェックインしてチケットを受け取ったら、さっさと搭乗ゲートへ。
ここの特徴は、アメリカへの入国審査をカナダの空港で済ませてしまうこと。
なので、チケットと一緒に税関申告書も記入して入ります。
順路に従って進むと、まずパスポートチェック。
我々の場合、I-94(出入国カード)が付いたままだしビザもあるしで、比較的楽でしたが、
それでも改めて指紋と網膜データを採られました。
その後、荷物の機内預かり。(つまりここまではみんな大きなスーツケース持参のまま)
そして最後に手荷物検査とボディチェック。
ここまで非常に順調だったのですが、ここに来て大きな落とし穴が。。。
我が家は割と荷物が少ない方で、今回の旅行でも機内預け荷物は無し。
しかし実は私のバッグの中には、先ほど購入したアイスワインが入ってたんですね。
“割れないように”そして“一見しても分からないように”服の間に押し込んであった。
(↑確信犯)
検査機をくぐり抜けたバッグを取ろうとしたら、係員が「鞄の中を見せてもらえるか?」
内心マズイと思いつつも、拒否するわけにもいかないから蓋を開けました。
すると丁寧な手つきで、しかし確信あり気に(←と私には見えた)中身を確認していく。
程なくアイスワインの箱を発見。そっと取り出すと気の毒そうな顔をしつつ、
「これは機内には持ち込めませんよ」 ・・・ですよね
「さっき買ったばっかりで、封も開いてないんだ」と一応ダンナが抵抗を試みてくれましたが、
「量が多すぎます」とバッサリ。ここで没収か、鞄を機内預けにするか選べと言う。
もう半ベソになりかけましたが、やはりせっかく買ったのだからと、
ダンナが戻って機内預けの手続きをとって来てくれました。
後で聞いたら、入国審査をやり直したりしてかなり面倒くさかったらしい。
ゴメン、そしてありがとう!
最後の最後で紆余曲折ありましたが、どうにかこうにか搭乗ゲートに辿り着けました。
やれやれ。。。
飛行機の時間は午後6:35。LAX到着は8:40ですから、腹ごしらえが必要というわけで、
ゲート脇のカフェでサンドイッチを買って食べながら搭乗開始を待つ。
この時、通路を挟んで向こう側にTim Hortonの看板が見えた。
Tim Hortonは、カナダブランドのコーヒー&ドーナツショップです。
どういうわけかナイアガラ近辺では見かけなかったので行けなかった。
カナダの思い出に是非!と思って近づくと、なんと通路の間にガラスの壁が。。。
向こう側と行き来できない造りになってるじゃありませんか。
なんでだー
そんなわけで、結局Tim Horton未体験のままカナダを離れたのでした。残念
午後8:35、ほぼ定刻どおりにLAXに到着。行きと同じゲートに到着したのには驚きました。
ゲート前にはこれから飛行機に乗ると思しき人達が居る。なんか不思議~
確かにカナダの空港で入国審査を済ませてるから、この先は荷物をピックアップして帰るだけ。
それにしても、ねぇ。。。
荷物が出てくるまでにはどうせ時間がかかるので、ゲート脇のバーガーキングで軽く食事。
食後、下に降りるとちょうど荷物が出て来ていてGood Timingでした。
あとはシャトルで駐車場まで行って、自分の車で家に帰るだけ。
夜のドライブはちょっとキツイけど、マイカーだとドアtoドアだから、やっぱり便利でした。
アメリカに来て初めての海外旅行。予想外のハプニングもあったけど、概ね順調でした。
何よりナイアガラの滝とその周辺の自然は、友達に薦めたいと思えるくらい素晴らしかった。
飛行機を使うとさすがに、旅費が若干高くつきますが、行けて本当によかったな
最後に、いろいろ頑張ってくれたダンナにもう一度、多謝です。
今のところ順調に予定をクリアしてるので、2時間近くもまったりとランチしてしまいました。
次に向かうのは、ナイアガラ観光のもう一つの目玉“ナイアガラ・ワインルート”。
このあたりは寒暖の差が激しく、適度に湿気があるため、ワイン造りに適しているそうで、
ナイアガラ・フォールズからナイアガラ・オン・ザ・レイクにかけてワイナリーが数多くあります。
クイーンストン公園を出て、再び Nigara Pkwyを北上し始めると、 ほどなく道路脇にこんな標識。 |
道路沿いに次々とワイナリーの看板が現れます。これらのワイナリーも巡るツアーもある。
我々は二人ともあまりお酒は飲めないのですが、ナイアガラに行くと言ったらとみんなに
「カナダ名物のアイスワインは必ず買って来るべきだ! 下戸でも飲める!!」
と力説されたので、一箇所くらいは寄ってみようということになったのでした。
なにせワイナリーがたくさん在り過ぎて、どこのがいいのかもさっぱり分からないので、
お友達の一人に強く勧められたInniskillin Winesに行きました。
Inniskillin Wines 1499 Line 3, Niagara Parkway Niagara-on-the-Lake, Ontario, TEL: (905)468-2187 TOLLFREE: (888)4664754 ※ホームページ→こちら |
観光客向け?のお洒落な葡萄棚の向こうに果てしなく広がるブドウ畑 |
アイスワインの特徴は、その原料となるブドウの収穫期。
通常の秋には収穫せず、冬まで敢えてブドウの実を木につけたままにしておきます。
氷点下の寒さの中でブドウは凍結し、水分が飛んで甘みを増していく。
そんな自然に凍った完熟ブドウを、零下8度の早朝ひと房ずつ丁寧に手摘みし、圧搾。
甘みと香りが凝縮された果汁は、ブドウ一房からわずかスプーン一杯程度しかとれないそうです。
これは、通常のワインと比べると約8分の1程度なんだとか。
その貴重な果汁を通常のワインの数倍の時間を掛けて丁寧に発酵させて造るんです。
ひと手間もふた手間も余計に掛かってる。貴重と言われるわけですよね~
こちらがここのワイナリーの アイスワイン用ブドウ畑 |
室内ではワイン通らしきお客達がテイスティングを楽しんでいました。
英語もワインも分からない我々は、観光客らしく白の小さめのボトルと赤のミニボトルを購入。
買うモノ買ったら、とっとと退散です。(情けなー)
飛行機の時間にはまだ少し余裕があったので、ナイアガラ・オン・ザ・レイクにも寄ってみました。
街の入り口にある フォート・ジョージ Fort George 米英戦争におけるイギリス軍の砦跡で、今でもイギリス国旗が掲げられていました。 |
ナイアガラ・オン・ザ・レイクはナイアガラ川の下流、オンタリオ湖に面した小さな街です。
メインストリートにはビクトリア朝の古い建物が立ち並ぶ、小じんまりした可愛い街。
街中には観光馬車 時間があれば乗りたかった~ |
通りを歩いていたら、ガイドブックに載っていた老舗ジャム店グリーヴスを発見。
砂糖以外は無添加、加熱も短時間に押さえているので、果実の風味が活きているという。
せっかくなのでGrapeのジャムの小瓶をひとつ購入。(ジャム食べるの、私だけなんだもん)
グリーヴズThe Greaves 55 Queen St. TEL: (905)468-7831 Free:(1-800)515-9939 ※ホームページ→こちら |
午後2時を回りました。さすがに、そろそろ空港に向かう時間です。
街を出ると、トロントへ向かうメインルートQEW(Queen Elizabeth Way)の標識が出るので
ひたすらそれを追って車を走らせます。
右手にオンタリオ湖。 あまりに広くて海みたい。 (水平線見えるし) やがて湖の遥か向こうに高層ビル群が見えてきました。 トロントのダウンタウンかな。 |
いよいよ空港への分岐 |
空港に入ったら、まずレンタカーの返却。
Hertzの返却場所に行くと、すぐに係員がやってきて燃料の残量などをチェック。
精算金額の書かれたレシートをもらったら返却手続き終了。思った以上に簡単でした。
トランクから荷物を全部取り出したら、出発カウンターに向かいます。
アメリカ系の航空会社のカウンターは奥の方にありました。
行きと同様、自動発券機でチェックインしてチケットを受け取ったら、さっさと搭乗ゲートへ。
ここの特徴は、アメリカへの入国審査をカナダの空港で済ませてしまうこと。
なので、チケットと一緒に税関申告書も記入して入ります。
順路に従って進むと、まずパスポートチェック。
我々の場合、I-94(出入国カード)が付いたままだしビザもあるしで、比較的楽でしたが、
それでも改めて指紋と網膜データを採られました。
その後、荷物の機内預かり。(つまりここまではみんな大きなスーツケース持参のまま)
そして最後に手荷物検査とボディチェック。
ここまで非常に順調だったのですが、ここに来て大きな落とし穴が。。。
我が家は割と荷物が少ない方で、今回の旅行でも機内預け荷物は無し。
しかし実は私のバッグの中には、先ほど購入したアイスワインが入ってたんですね。
“割れないように”そして“一見しても分からないように”服の間に押し込んであった。
(↑確信犯)
検査機をくぐり抜けたバッグを取ろうとしたら、係員が「鞄の中を見せてもらえるか?」
内心マズイと思いつつも、拒否するわけにもいかないから蓋を開けました。
すると丁寧な手つきで、しかし確信あり気に(←と私には見えた)中身を確認していく。
程なくアイスワインの箱を発見。そっと取り出すと気の毒そうな顔をしつつ、
「これは機内には持ち込めませんよ」 ・・・ですよね
「さっき買ったばっかりで、封も開いてないんだ」と一応ダンナが抵抗を試みてくれましたが、
「量が多すぎます」とバッサリ。ここで没収か、鞄を機内預けにするか選べと言う。
もう半ベソになりかけましたが、やはりせっかく買ったのだからと、
ダンナが戻って機内預けの手続きをとって来てくれました。
後で聞いたら、入国審査をやり直したりしてかなり面倒くさかったらしい。
ゴメン、そしてありがとう!
最後の最後で紆余曲折ありましたが、どうにかこうにか搭乗ゲートに辿り着けました。
やれやれ。。。
飛行機の時間は午後6:35。LAX到着は8:40ですから、腹ごしらえが必要というわけで、
ゲート脇のカフェでサンドイッチを買って食べながら搭乗開始を待つ。
この時、通路を挟んで向こう側にTim Hortonの看板が見えた。
Tim Hortonは、カナダブランドのコーヒー&ドーナツショップです。
どういうわけかナイアガラ近辺では見かけなかったので行けなかった。
カナダの思い出に是非!と思って近づくと、なんと通路の間にガラスの壁が。。。
向こう側と行き来できない造りになってるじゃありませんか。
なんでだー
そんなわけで、結局Tim Horton未体験のままカナダを離れたのでした。残念
午後8:35、ほぼ定刻どおりにLAXに到着。行きと同じゲートに到着したのには驚きました。
ゲート前にはこれから飛行機に乗ると思しき人達が居る。なんか不思議~
確かにカナダの空港で入国審査を済ませてるから、この先は荷物をピックアップして帰るだけ。
それにしても、ねぇ。。。
荷物が出てくるまでにはどうせ時間がかかるので、ゲート脇のバーガーキングで軽く食事。
食後、下に降りるとちょうど荷物が出て来ていてGood Timingでした。
あとはシャトルで駐車場まで行って、自分の車で家に帰るだけ。
夜のドライブはちょっとキツイけど、マイカーだとドアtoドアだから、やっぱり便利でした。
アメリカに来て初めての海外旅行。予想外のハプニングもあったけど、概ね順調でした。
何よりナイアガラの滝とその周辺の自然は、友達に薦めたいと思えるくらい素晴らしかった。
飛行機を使うとさすがに、旅費が若干高くつきますが、行けて本当によかったな
最後に、いろいろ頑張ってくれたダンナにもう一度、多謝です。