南相馬市から１１月２９日夜

『支援慣れ』

被災者であることは間違いはないことですが、被害救済のための賠償金が県民同士のあつれきの種になっていることも事実です。

支援も時には自立の妨げにあることもあります。

自分のことも考えると、商売を再開してからの震災後の支援策がいろいろと出てきました。

有名なのはグループ補助金、四分の三の補助金がもらえます。手出しは２５％の資金ですみます。
こんな資金調達方法は今まで聞いたこともなかったです。

その他にも無利子の資金が調達できました。
金利がかからない資金など使ったこともありません。

もうすぐ５年、そろそろ地に足を付けて震災前の苦しい商圏環境を思い出して頑張らないと坂道を下り坂を落ちて行ってしまいます。それも加速がついて。

会社も個人もそろそろこんなことは続かない事だと自覚しないと、甘えてばかりいたのでは、挽回できなくなります。

ぬるま湯に浸かりきってしまうと、抜けるのに大変です。

気が付いた時がチャンスです、何時なのと言われれば今でしょ！

でも、震災後のあの高揚としたモチベーションが今また出来るかというとさすがに疑問ですね。

信じられない原発災害からの再開、不安の中での再開、あの時の頑張りがこれからもしなくてはならないとは思ってはいますが。