南相馬市から７月２０日夜

『梅雨空』

今朝は朝早くから雨模様、本格的な梅雨ですね。午前中少しだけ晴れ間が出ましたがすぐにまた雨模様になりました。結局一日中雨でした。サイヤも営業を隔週の日曜日に休んでいるので平日に比べてお客さんが少ないです。さみしい日曜日です。休んでもいいのかと言うとそうでもないんです。お弁当の注文が入ってくるので午前中は忙しいです。
今日も４か所からの注文がありました。来週はもっと大変です。野馬追祭りですが朝早くとの注文ばかりなので、今日も注文の話がありましたが残念ながら時間が被る注文はもう受けられません。

夕方に東京のある会社が南相馬市で飲食店を開業するようです。測量会社のようですが南相馬市に入っている除染作業員や復興作業員の方たちのために開業するそうです。
いろいろと注文を受けましたが、やはり野菜は県外産とのことです。一様地物野菜の安全性の説明はしましたが、今は理解していただけないようです。取りあえず県外産だとのことです。残念ですがこれが現実のようです。風評は無くなりはしませんね。
原発があの状態では仕方ありません。

南相馬市から７月２０日日朝

『団塊の世代』

団塊の世代、戦後の昭和２２年から２４年の第一次ベビーブームに生まれた人たちだそうです。金の卵と言われた最初の世代でもあります。そして日本の高度経済成長を支え築いた、今の日本を作った世代です。良いも悪いも今の日本そのものです。負け知らずの世代。３年間で生まれた８０６万人の日本の先頭を引っ張った世代です。人数が多いから多くの激しい競争原理が働いて、みんなと同じではダメで目立とうと上昇志向も強いから勉強もした、本を読み激論をし理屈っぽくもある。そんな世代が今、日本のお荷物になっているのか？社会保障費の増大の問題がこの世代のせいなのか？いやいや、まだまだ頑張ってもらわなくてはいけません。
どんどん消費をしてもらわなくては、経済が回りません。

では、今の若い世代はどうでしょう。取りあえずみんなと同じでいい。ほどほどに豊かですからそんなに発展もしない時代だから無理をしない、このままでいい、という思いが強いのかな。しかしこのままでは国の活力は失われるのかもしれませんね。なにが良いのかどんなことが正解なのか、どうすればいいのか、どうしたいのか、真剣に考えなくては、考えて行動した人が正しいことになってしまいます。それがおかしなことでも。やったもん勝ちですね。黙っていては認めたことになってしまうのかな。難しですね。だんだん嫌な社会になっているようで。