サイヤ社長のブログ

福島県南相馬市で青果食品惣菜スーパー「Saiya」を経営しています。
新鮮な話題をお届け!

南相馬市から7月4日夜

2014-07-04 18:50:04 | 日記
『風評被害続行中』

今日、年配の方から嫌なことを聞きました。なんでも、二本松かな安達の道の駅がありますが、その駅のごみ箱に袋に入ったまま野菜が捨てられていると、避難している若い世代の家族がふるさとに帰って来てそこに残っている親やお爺さんやお婆さんからお土産にともらった野菜(もちろん福島県産)を捨てていくそうです。ビックリです。聞いていて本当ならがっかりですが、気持ちはわからないでもないです。嫌なものは嫌では致し方ありません、作った野菜ですから親達も孫や子供に食べてもらうのだから放射能の検査はしているそうです、安全を確かめたうえで渡していることですが、それでも嫌なんでしょうね。でもその場では受け取りたくないと思っても取りあえずは貰うやさしさはあるんですが、食べるとなると嫌なんでしょうね。確かに私も相馬沖で取れた魚を大丈夫だからともらっても食べられるかと思うと考えてしまいます。食べましたけどね。大丈夫だとわかっていても微妙な気持ちはわかりますが。

お肉、豚肉は学校給食では他県からのお肉を使用しているそうです、福島県産の豚肉は使えないそうです、福島県産の豚肉はある県の大手食肉工場に運ばれてハムなどになっているそうです。当然安い値段で納入していますから損している差額は東電に請求しているそうです。

震災後、風評被害を無くすという事でよく東京の都庁や大企業などに野菜や果物を持ち込み販売したりお昼の昼食に使ってもらったりとしていたそうですが、テレビなどではそう報道していましたが中には表向きだけでほとんど捨てていたとも聞きました。
こういう話を聞かされると本当に嫌になります。福島県に南相馬市に原発周辺に住み続けているとわからないことばかりです。県外の多くの国民は本当は福島県のこと、原発周辺のことをどう思っているのか本音が知りたいような知りたくないような複雑な気持ちです。
知らない方がいいですね。ここで生きていくのだから。
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南相馬市から7月4日金朝

2014-07-04 04:44:39 | 日記
『集団的自衛権』

7月1日、閣議決定された集団的自衛権は将来、日本の歴史の中でのターニングポイント、教科書に出てくるようなことになるのでしょうか。
何だかすぐにでも戦争をする、起こるようなことになると心配している人も多いようですが、そんなことは無いでしょうね。マスコミはすぐに極端な言い方見方を国民に報道しますが、国と国の戦争は起きないでしょうね、起きないと言うより起こせないと思います。これだけ経済が多様化し世界中が交わっている中でガチンコの戦争は無いでしょう。局地的な紛争はあるのかもしれませんがそれはすぐに終わる単発的なこのでしょう。戦争をするには準備が必要です。やるからには勝たなくてはなりませんから、用意周到な準備がいりますが、今の情報化の時代各国で何が行われているか行おうとしているかなどすぐにわかりそうなもんです。戦争の準備を始めればすぐに分かるでしょうね。重要な事は今までのようにもうアメリカの傘の中にはいられなくなったという現実が出てきたと言う事でしょうね。もうアメリカは当てにならないということです。その準備が集団的自衛権での抑止力なのかもしれません。戦争を知らない世代ではこう考えるしかありませんが。今、日本憲法9条をノーベル平和賞にと応募しようとしている団体がいます。かつてEUが貰ったようですが、考えてみれば平和憲法9条こそノーベル平和賞に値すると思いますがどうでしょうね。
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