クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

これまでになく

2017-12-21 | 上の娘ごと

はー、緊張する。

上の娘の本番でこんなに緊張するのはいつ振りか

しら。

あまりないことなので、ちょっと戸惑う。

ここ最近の本番が、練習不足気味だったり、見切

り発車的なところがあったので、たとえ失敗して

も自業自得と割り切ることができる部分があった

けれど、今回はさすがに違う。


真正面から曲と向き合った。

自分なりに研究し、考え、悩み、結論を出してき

た。

時間的にも、質的にも、量的にもしっかり練習を

してきた。

もっとできることはあるだろうけど、今の自分に

やれることはやった。


そんなだから、失敗してほしくない。

本人が満足できる演奏であってほしい。

弾き終わった時、やりきった感で満ちていてほし

い。

これがゴールではないけれど、学生最後の実技試

験は一つの区切り、良い思い出となってほしい。




少し前より、賑やかになりました。








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本番前は落ち着かない

2017-12-19 | 上の娘ごと

上の娘の卒業実技試験を目前にして、なんとな

く落ち着かない日々が続いています。

前にも一度、やはり実技試験の直前だったと思う

のですが、今回もまた同様の問題が発生しまし

た。

普段より練習量が増えるからなのだと思います。

左手の爪が指から若干剥がれてしまいました。

そういう症状は、私も起きたことがありますし、

さほど珍しいことではないとは思うのですが、ヴ

ァイオリンを弾く人にとってはなかなか辛い症状

です。

ヴィブラートをかけるたびに、激しく指を動かさ

なければいけないからです。

わざわざ傷口に強い刺激を与えるようなもの。

ほとんどの音にヴィブラートをかけますから、そ

の痛みはほぼ継続的です。

一般の人に比べ、これでもかというほど深爪に切

り揃えているのですが、その爪先が浮いてしまっ

ている状態。

痛いからといって、ヴィブラートをかけないわけ

にはいかないし、休むこともできないし。

指先で強く連打することが多いピアノでも同様

で、白い鍵盤が赤く染まるなどということは、よ

く聞くことです。

最終手段として、瞬間接着剤でくっつける!とい

う強者もいるようですが、さすがにそれは怖すぎ

るので、あかぎれ用の水絆創膏を塗布してなんと

か凌いでいます。

すぐにささくれ立ってきたり、取れてしまうのが

難点なのですが、痛みはだいぶ軽減されます。

この症状の他にも、ストレスからか、肌にいろい

ろ症状が出てしまっているので、昨日は皮膚科に

行かせました。

3週間分の漢方薬から、各種ビタミン剤、ステロ

イドの塗り薬、保湿クリーム等、大量の薬を持ち

帰ってきました。

大切な本番前は、本当に気が気ではないです。



かわいらしい頂き物。



























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最後のSオケ

2017-12-17 | 上の娘ごと

1年生の時はBオーケストラ、2年生の時はAオー

ケストラ、3年生になってSオーケストラへ、そし

て4年生もSオーケストラ。

大学で4年に渡り、様々な指揮者の先生のご指導

の下、オーケストラを学んできました。

娘たち4年生にとって、学生最後となるSオーケス

トラ定期演奏会が先日行われました。

東京芸術劇場にて、指揮は、高関健先生。

曲目は、

M.ラヴェル : スペイン狂詩曲

M.ラヴェル : ピアノ協奏曲 ト長調

H.ベルリオーズ : 幻想交響詩 作品14 


満席でした。

一般席は早い段階でソルドアウトとなっていたそ

うです。

出演者の家族は家族席を頂けるので、8席分頂い

て、家族、友人と一緒に鑑賞しました。

高校2年生で初めてオーケストラを学び始めた娘

は、かなりのスロースターター。

音高を受験しようとする子であれば、すでにジュ

ニアオーケストラで基礎は学んでいます。

2年生で音高に編入した娘は相当に後れを取って

おり、オーケストラのことなど何も知らないまっ

さらな状態で、すでにある程度出来上がっている

音高のオーケストラに初参加したのでした。

それから6年、少しは成長したのでしょうか。

この6年、娘が乗っているオーケストラを観賞す

るたび、これっぽちも贔屓目なしで娘の演奏姿を

見て来ました。

これまで、1度たりとも褒めたことはなく、毎回

ダメ出しをし続けて来ました。

今回も、前日に娘はこう言いました。

「もうこれが大学で最後のオケだけど、まだまだ

全然だめだ。 明日もママにダメ出しされる。」

私は全くの素人で、ヴァイオリンの演奏技術や音

楽的なことに偉そうなことを言える立場にはあり

ませんが、娘のことは幼稚園の年中組の時に初め

てヴァイオリンを習い始めてからというもの、す

べてのレッスンに同行し、ずっと娘の成長を見続

けて来ました。

だから、ある一定の範囲内で、娘にはずけずけ思

ったことを言いますし、娘の方でもそれを求めて

来ますし、素直に受け止めてもくれます。

今回、学生最後のオーケストラを観賞して、私は

初めてダメ出しをしませんでした。

最後くらい褒めてあげよう! などという安易な

思いではありません。

本当に、初めて、オーケストラの1員らしい姿を

見せてくれたからです。

いつも前の方の良い位置に座らせていただきなが

ら、お粗末なボーイング、演奏姿勢を見せていた

娘がようやく恥ずかしくない姿を見せてくれまし

た。

なぜか、感傷的なものはまったく湧いてきません

でした。

あれ? 馴染んでる? うん、うん、馴染んでる!

あー、やっとオーケストラの人になった!

と思いました。

とても安堵しました。



ディズニーランドのお土産。












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連日のオケ練

2017-12-13 | 上の娘ごと

Sオーケストラの定期演奏会を目前に控え、合同

練習も佳境に入っています。

そして、上の娘はだいぶお疲れモードです。

今年はオケの直前練習の回数が例年に比べかなり

多いそうで、先週は2日、今週はすでに3日連続行

われています。

明日はいよいよ本番ですが、その前に最後の練習

となるゲネプロもあります。

例年にない合同練習量の多さに、少々イラついて

いる娘なのです。

まあ、その気持ちもわかります。

1週間後には、卒業実技試験がどーんと控えてい

るわけですから。

こちらにこそ練習時間を割きたいのにと思う気持

ちも、疲れてイライラしてしまう気持ちも、余裕

がなく焦りを感じてしまう気持ちも、わかるけ

ど、でも、やるしかないね。



ディズニー大好きな下の娘。

つい最近も行ったような気がするのですが、昨日

はクリスマスのディズニーランドへ。

大学からそのまま、アフターシックス。

クリスマスのイルミネーション。





娘はどこにいるでしょう。















真ん中です。



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張り替えどき

2017-12-10 | 上の娘ごと

本番が近づいて来ると、考えなければいけないこ

と。

弦はいつ交換しようか。

弓の毛替えはいつお願いしようか。

弦の交換は、毎日数時間以上練習する人であれ

ば、1ヶ月に1度交換するのが理想的、長くても

2ヶ月以内に交換するべきらしいのですが、弦は

4本ありますし、セットで交換するとなるとそれ

なりに費用がかかります。

本番直前には必ず交換するようにしていますが、

しばらく本番がなかったりすると、うっかり2ヶ

月過ぎても使い続けていたなどということは多々
あります。

先月、娘が学外でお世話になっているM先生のレ

ッスンを受けた時のこと。

弾き始めるや否や、

「ちょっとヴァイオリン貸して。」

と、M先生は娘のヴァイオリンを取り上げまし

た。

そして確認するように弾かれると、

「あー、やっぱり。この弦死んでるじゃない。

いつ替えたの?」

「9月の初め?だったと思います・・・」

「ダメだよ、そんなの使ってちゃ!」

M先生はプロのオーケストラに所属されているの

で、1ヶ月に1度、弦が支給されるのだそうです。

1ヶ月使用して、まだ余裕がありそうな時は捨て

ずに保管しておくそうで、その中古の弦1セット

を娘に渡してくださいました。

「これに張り替えて。」

言われるまま張り替え、改めて弾いてみると、音

が見違えるように生き返りました。

弦がヘタってきて、替えなければいけないことは

もちろんわかっていた娘ですが、本番との兼ね合

いを考え、替えるタイミングを計っていたようで

す。

練習だから、少しくらい音質が悪くても・・・

などと思ってはいけませんね。

やはり本来の自分の音で練習しなくては。

それにしても、すぐに気付かれる先生は流石で

す。

以前、娘のヴァイオリンの調子が良くなかった時

も、すぐに気付かれ、調整に出すよう勧めてくだ

さったことがありました。

が、娘は忙しさにかまけて、調整に出さないま

ま、再びM先生のレッスンに行ってしまいまし

た。

すると、

「まだ調整に出してないでしょう? 早く見ても

らった方がいいよ。」

と。

完全にお見通し。

ようやく調整に出すと、思っていた以上に重症だ

ったのでした。

自分の大切な楽器の管理がまだまだな娘です。



「すずめや」のどら焼き。





やっぱり美味しいなぁ。

餡ももちろんだけど、生地が特に美味しい。

モチっとしているけど、ふんわり軽め。

蜂蜜が効いています。













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