上の娘も下の娘も、先週末で学科の期末試験が終了。
同時に今年度の授業もすべて終了となったので、
あとは3月初めに予定されている実技試験に向けて、
ひたすら練習の日々となります。
下の娘が他門下の試演会に参加させていただいた日、
待ち合わせ場所の雑司ケ谷駅で、
なんとK先生にばったりお会いしたのでした。
「あー、どうもどうもこんにちは。
今ね、○○○をレッスンしてきたところなんですよ。」
「あ、はい、聞いています。ありがとうございました。」
「なんかね、これから音楽理論の試験があるって言ってたかな。
○○○、頑張ってますよ。
まあ、今日はちょっとレッスンが早く終わったんですけどね。」
といった感じで少しお話を。
下の娘を初めて紹介したのですが、
前に何かの機会にちょっと私がお話したことを覚えていらして、
「あー、妹さんね、付属でピアノやってるんだよね。これからレッスン?」
と。
いつも感心するのですが、
K先生はヴァイオリニストとしての才能は言うに及ばす、
記憶力、コミュニケーション力、事務処理能力、行動力、時間の使い方・・・
あらゆることに長けていらっしゃるのですよ。
それはそれはびっくりするくらい。
とてもエネルギッシュな方です。
その日の夜、上の娘にK先生にお会いしたことを話すと、
びっくりしていましたが、
「今日はちょっとレッスンが早く終わった・・・」という先生の一言について、
「あー、それね。今日やばかったんだー」
と反省の面持ち。
この日のレッスンに、娘は、
試験曲である「グノーのファウストの主題による華麗なる幻想曲」と
スケールしか持って行かなかったそうなのです。
難しい曲なので、娘としてはそれを底上げすることに必死、
前回レッスンから今回のレッスンまでの間、
ほぼその曲のみに集中して練習をしていたとか。
が、その割にあまり進歩がなかったようで、
それほど時間をかけて見ていただけなかったという残念さ。
「次は?」と聞かれて、何も見せられなかった娘。
「もう大学生なんだから、自分でどんどんバッハやパガニーニを進めて行かなきゃ
ダメだよ。」
と。
おっしゃる通りです。
そんなわけで、1時間半取っていただいていたレッスンが、
あっさり1時間で終了となったのでした。
ちーん。
精進あるのみですね。
ヨーカドーで見つけた、アナ雪ビスケット。
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