クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

発表会直前

2014-05-16 | 上の娘ごと

上の娘、焦っています。

半分諦めつつも、足掻いています。

明日土曜日は、K先生門下発表会。

曲が全然間に合っていないのです。

まあ、これは毎度のことなので、

「あー、またそのパターンね。」

って感じではあるのですが、

今回は、なんとか超絶技巧をクリアして

ようやく弾けるようになったレベル。

音楽的な表現が全くできていないのだそうです。

曲は、サラサーテ「カルメン幻想曲」。

そもそもこの曲がまたいつものように、

娘には身の丈以上の超難曲。

K先生は、毎回、娘の実力よりずっと上の曲を指定されるのです。

若いうちに超絶技巧をやらないと身に付かない、

というのはわかるのですが・・・

それはもちろんそうなんでしょうけど・・・

うーん


一昨日は、伴奏の先生とのピアノ合わせがありました。

渋谷の豪邸にて。

先生は、「何があっても絶対に付いて行くから。」

と常におっしゃるプロ中のプロ。

実際、その日の合わせでも、通しで弾いた時に、

途中思い切り先に飛んでしまったそうなのですが、

先生は何事もなかったようにぴったり付いて来てくださったそうです。

さすがです。

合わせの後は、Y先生のレッスンが入っていました。

本当は、Y先生には別の曲を見ていただくべきなのですが、

切羽詰っている状態なので、カルメンを見ていただいています。

4月、娘がY先生にこの曲を弾くことになった旨を伝えた際、

「K先生が決めたの?」

と、びっくりしたような感じで聞かれたので、

あー、これはきっと、「この子にはまだ早いんじゃないか?」

って思われたんだろうなって思ったとか。

シベリウスのコンチェルトの時も、

やっぱり同じような反応をされたそうで、

あの曲もまたスケールの大きな超難曲でしたからね。

当時の娘には背伸びをしても届かないようなところにあった曲でしたから、

同じように感じられたことでしょう。

一昨日も、

「これはどこかで発表する曲なの?」

と聞かれたので、

「はい、K先生の門下発表会で弾きます。」

と答えたところ、

「いつ?」

とさらに聞かれてしまい、

この状態で今週土曜日に弾くとはとても言えず、

「今月末です。」

と、つい言ってしまったのだそうです。

娘の気持ちは良く理解できます。

Y先生は、「頑張ってね。」と言ってくださったそうですが、

真実は明日・・・

全然間に合わない・・・・

しかし、まあ、暗譜はとっくにできているんですよ。

暗譜だけはいつも早いのです。


続けざまですが、昨日は昨日で、

今度はK先生のレッスンがありました。

発表会前最後の直前レッスンですが、

弾けていないと、先生、見てくださいませんから、

娘はものすごく緊張してレッスンに臨んだそうです。

K先生もY先生も温厚な方なので、

声を大きくして怒るようなことは決してないのですが、

ある程度弾けていないと、見ようがないということで、

見てくださらないのです。

これは、怒鳴られるより厳しいかもしれません。

昨日は、レッスンが終わった直後、

「良かった~! K先生すごく良く見てくれた!」

とLINEで知らせてきました。

ダメダメながら、それなりに、なんとかなるんじゃないかな。




C先輩と代官山でお茶。

蔦屋書店前にある「ミケランジェロ・カフェ」。






     








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