クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

あと2週間

2013-09-13 | 上の娘ごと

上の娘、前期実技試験(=大学推薦試験)を2週間後に控え、

苦しんでいます。

毎度のことですが、新しい曲にチャレンジするたびに、

自分の技術力の低さを目の当たりにして茫然自失。

解決には練習あるのみ!と毎度果敢に立ち向かうわけですが、

ここまで来るとなかなか一筋縄ではいきません。

3年生の試験曲目は、スケール、エチュード、曲。

共に指定項目がありますが、その範囲内であれば自由です。

娘は、K先生と相談の上で、

スケール : カールフレッシュから、d-moll 5番、6番、7番、8番,9番、10番

エチュード : パガニーニのカプリス16番

曲 : シベリウスのヴァイオリンコンチェルト第一楽章

となっています。

ちなみに全部弾くわけではありません。途中で切られます。

シベリウスは、夏休み前のK先生門下発表会で一度演奏していますが、

あの時は、ほとんど1ヶ月でなんとか暗譜で弾けるまでに無理やり持っていった

というだけの、完成には程遠い状態でした。

あの時は、あんな短期間であんな難曲をよくここまで仕上げたなー

と思ったものだけど、試験となれば別。

テクニックにしろ音楽性にしろ、ぐぐぐーんと完成度を高めなければ!

現在、それが上手く行かず、激しく行き詰まり中。

今週は、K先生のレッスンも、Y先生のレッスンもありましたが、

ぐったり疲れて帰ってきて、どんより落ち込みまくり。

先週あたりから、伴奏者さんとの合わせも始まっています。

前回、前々回の実技試験もお願いした大学2年生の方で気心は知れています。

が、発表会のときのようにプロのピアニストさんではないので、

お互いが歩み寄って合わせる感じ。

プロのピアニストさんだと、どんな変化球が来ようとも一切動じず、

一方的に合わせてくださるという素晴らしい安心感があるわけですが、

学生さんだとなかなか難しい。

でも、それも勉強だし、必要なこと。

独自の音楽性を出しながらも、楽譜に忠実に弾くというのは何より大切。

娘がまず正確に弾かなければいけないのです。

リズムや音符の長さが、なんとなくでは絶対だめなのです。

先生からは、その辺を今厳しく指摘されているようです。

あと2週間、乗り越えてほしいものです。



久しぶりにパウンドケーキを焼きました











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