昨日の続きです。
窓側の席に座り、私はぼーっと窓の外を眺めて
います。
新幹線の速度は、なぜか普通の電車と変わりま
せん。
ゆっくり流れる景色を見るともなく見ている
と、私立の女子校と思われる施設が目に入って
きました。
広いテニスコートに女子高生たちが並んでい
て、一列目の生徒たちは大きな校旗を手に持っ
ていました。
数校が集まり、これからこの高校でテニスの対
校試合を行うんだろうなと私は考えます。
コートは何面もあり、設備が充実しているよう
に見えます。
この高校の生徒は練習環境に恵まれているなと
私は思い、ここに集まっているいくつかの高校
の中にはあまり設備が整っておらず、練習も効
果的にできない高校もあるかもしれないな、こ
の高校を羨ましいと思う生徒たちもいるかもし
れないなと想像します。
そのまま、なぜか今度は小中学校専門の進学塾
に想いを馳せます。
小学校を受験する幼稚園児のための塾と中学校
を受験する小学生のための塾。
高校や大学を受験するのと違い、親の意向が大
きく影響する小学受験と中学受験。
新たに塾経営に乗り出すには、既存の塾とは差
別化を図らなければいけないな、親子どちらに
対しても何かより効果的な付加価値を用意しな
いといけないな、などと真剣に考え始める…
というところで目が覚めました。
萩の花。 （夫撮影）
