月のたび

日々の日記

冬が自己主張するような、寒い一日だった

2017-01-06 19:49:48 | 今日の出来事(重要性低)
今日は北風の音で目覚めた。部屋の中まで寒さがわかる。

まるで一日中風の強そうな朝だったのが、昼に近づくにつれ、風は収まり、日も出てきた。日当たりの良い場所ではあたたかくなった。

やがて日が沈むにつれ、山風が冷たく吹きつける。ちょうど外出時に、鼻の頭、上唇に当たる風が凍るようだ。

「ああ冷たい」と感じた。冬だもの冷たいに決まってる。「けれど、いつものこの時間よりも今日はよく冷える」北風がまるで私の気を削ぐように、行く手を阻むように、冷たい攻撃をしかけてくる。

そのとき、「これが冬だな」と思った。腑に落ちた。合点がいった。

ただ寒がっているだけじゃなく、外出してみて、よくわかった。

寒くなければ、冬じゃないもの。冬は厳しい寒さで人を凍えさせる。それが自然だよ。

そして、「ああ寒いな」と言って、寒い中をマラソンの練習のために走っていると、その寒さが今度はよくなってくるんだよね。

日が沈んで、あたりの情景が少しづつモノクロ化していくのも、ほんと、冬に似つかわしい。その中で、寒さに震える私が、冬鳥が驚いて羽ばたいていったり、町では家路につく自動車が通り過ぎていくのを見ていると、人がふつうに、うれしいとか、悲しいとか、悔しいとか、そういう感情を時には感じて、流されたり、する、私もその同じ人間だってことを、わかってくる気がして、今日は仕事が早く終了したので、残り時間で暗くなる前に半時でもジョギングに出かけたことは、とっても感動だったよ。

明日も頑張るよ。ではでは、よい晩を。Good evening, everyone!