月のたび

日々の日記

そもそも野球賭博はどうでもよかった。

2016-05-13 21:22:44 | メディア(憤)
先日、野球の巨人の選手が野球賭博で捕まったが、あれって、いくら賭けてたのかわからないけど、テレビで騒ぐほど大した問題だったのだろうか。

私にはちょっと高木選手とかが可哀想に思えた。パチンコやサッカーくじはよくて、野球はダメっていうのは、そもそも人が生きるに、いろんなことがあるのだから、その時その時で状況は違うのだから、自分で考えて判断しなくては、誰もどういう風に生きるべきか教えてくれないものだ。

自分を信じて、頼りにして生きるのが、人として、一番大切だってこと、仏教の、中村元先生が言っていた。

たとえ、賭け事したからと言って、それが元でリアルの試合の勝敗が左右されるのならともかく、それが証明された訳でもなし、回数も数回程度であって、そういう些事を、単なるテレビのニュースのダシに使う程度のことで、個人をここまでバッシングするっていうのは、社会全体にとって健全だと思えなかった。

それに比べて、今回、東京オリンピックの招致でJOCが裏金払ってたことの方がはるかにデカいニュースで、おそらく、「健全なスポーツ精神」みたいなのが全く無視された形で、裏側では不健全な資金が流れてて、それが役所の公共事業となって、怪しいデザイナーとか芸術家とかテレビまで還流する仕組みができているのならば、これは本当にひどいことだよ。

今までの流れから辻褄合わせで、批判しなくてはならなくなったメディア哀れ。

熊本の地震でも、ユネスコの世界遺産も、何から何まで役所の公共事業化しちゃって債務が果てしなく膨らんでいって、これからの日本って、明るくなれないよ。