@ネット社会ではセキュリティー管理・技術提供がもっと重要だがハッカーと「イタチゴッコ」が現実だ。今後は更に複雑となる金融における暗号通貨・デジタル通貨などでの詐欺も生成AIなど巧みになり知らぬ間に情報漏洩は多発する、防御する技術は追いつくことがないと予測できる。基本的には個人・企業の自主管理しかない。個人で言えばネット遮断で解決だが出来る限り個人情報等の提供・インプットは必要以上にしないことしかない。今後期待したいのがデジタルヘルス(医療のデジタル化)自由診療だ。特に日本は政府の劣化技術に周回遅れの導入は民間が実際利用できるまでに時間がかかりすぎることが課題だ。(利権の改正と知識見識と行動力のリーダーシップの欠如)
『ITロードマップ2024』野村総研
「概要」企画部門系ビジネスパーソン、コンサル、SE・・・。ITをビジネスに活用する企業の経営者や企画部門の担当者、実際にITの開発や運用に携わる実務者。特に自社の技術戦略を検討・策定する企画担当者が年度計画や事業計画の「ネタ本」として使えると感じられる本です。
ー注目のカテゴリー・言葉
生成AI: ChatGTPによる変化
解雇問題:2023年8万89人の人員削減の5%3900人は生成AIによる解雇
対応:リスキリング・スキル・インテリジェンス
課題:データなどの著作権
今後:生成AIを組み込んだサービスの登場・画像・文書エージェントとしての利活用
デジタル通貨:ステーブルコイン(価格変動がない通貨)vsデジタル通貨
資金決算法:改正によりステーブルコインへの機運高まる(三菱UFJ/オリックス銀行)
デジタル通貨:銀行預金の電子マネーの普及(GMO/あおぞら銀行)
スペーステック:衛星ビジネスの始動
米国:衛星インターネットサービス・画像ダータ提供(Amazon・スペースX)
地上から2000kmにおける低軌道衛星通信サービス(離島・山奥への通信)
日本:KDDI/スペースXなどと協力でサービス開始
VR(Virtual Reality)AR(Augmented Reality)XR(Extended Reality)
空間コンピューティングへの活用(PCをゴーグルの空間での操作)
プログラマブル・アイデンティティー:ID化・情報漏洩・プライバシーへの対応技術
自己主権型(SSI: Self-Sovereign Identity)=公的証明書
アイデンティティー・ウオレットへの活用(個人承認・プライベート情報・金融情報)
次世代クラウド:クラウドファーストからクラウドネイティブ
クラウドサービス利用企業はすでに7割(AWS/GCP/Microsoft Azure)
提供企業の境目なくパブリッククラウドへの利活用が増える
インダストリアル・メタバース:コンシュマーからインダストリアルへの多用利用
コンシュマー:ゲームマシン・ソーシャルコミュニケーション
産業利用:3Dなど設計・製造プロセスでの利活用・サプライチェーン
課題:データの所有権やアクセス権の管理
デジタルヘルス:未来の医療 デジタル化
AIやデータ分析、シミュレーションによる健康管理・医療の高度化技術
自由診療への普及(センサーとネット技術:スマホアプリ)
スマート血糖値計・心電図・5G・ロボティクスなど
セキュリティー:情報漏洩・偽情報・フィッシング詐欺などから守る技術
メールやSMSによるソーシャルコミュニケーションへ生成AIなどを利活用
「人」「もの」「金」「情報」脆弱性あるものへのリスク管理
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