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外国人不当労働と労働者の立場『血の記憶』

2022-08-12 07:32:49 | ミステリー小説から見えるもの
@移民、難民、移住者、外国人に対する日本の法と法的処置は諸外国と比べて目劣りする、時代遅れが多いと聞くが、まさにこれから日本は少子化対策、老齢化対策で諸外国の人力を必要としなければならない最先端国であるはずが、外国人の受け入れに一番最低国家になっている。政治家はもっぱら自分達の地位と名誉、お金だけに気を配り、外国人に対する良い意味での法的規制、規制緩和など政策が見えず、配慮が欠けているとつくづく思う。欧米諸国と比べても「安心して暮らせる国」に程遠いのは、残念だが逆に預貯金を多くしている国民の安心への知恵だと思う。
『血の記憶』麻野涼
スーパーに人質をとった事件が発生、それとは別にある部屋から左手首から切断された死体が発見された。何も部品メーカーの工場とのつながりがあると見た警察は捜査を広げる。その工場で働いていた元役員で、死体を発見したのはタレントとなった若い女性、一枚の写真から両親を探している矢先に発見した。女性は身元が公開されるのを恐れていた、それは「自分が捨て子で両親が不明」という出自を隠したいからだった。
スーパーで人質をとった犯人像は義手の外国人、要求は社長と役員の手首を切断しろ、7年前に居なくなった身元を明らかにしてほしいとの要求だった。調査が進むと7年前の死体からタレントの父親であることが判明、母はフィリッピンであることもわかった。
ー部品メーカーの社長とその部下、そこにいた外国人労働者、そこの警備員が、如何に繋がっているのか操作は難航した。



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