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好奇心・仮説から真理を求める『氷菓』

2023-04-19 07:51:52 | ミステリー小説から見えるもの
一つの疑問に四人の仲間が加わり、33年前の古い資料の当時の経緯(事件と出来事)と文脈から様々な仮説を立て、疑問を呈して謎を解き、一つの真理に導いていく、面白い推理小説的なストーリーはなかなか面白い。謎解き、仮説から事実確証へのプロセスは現代でもビジネス上と刑事事件などでも活用していることもあり読んでいても楽しいものだ。一つの謎(種明かし)文集の表題『氷菓』(アイス・クリーム=I scream=私が叫ぶ・悲鳴をあげる)
『省エネ人間』はなかなか面白い表現だ、政治家に多い気もするが・・・
『氷菓』米澤穂信
「概要」何事にも積極的に関わらないことをモットーとする奉太郎は、高校入学と同時に、姉の命令で古典部に入部させられる。さらに、そこで出会った好奇心少女・えるの一言で、彼女の伯父が関わったという三十三年前の事件の真相を推理することになり――。
「古典部」で発見した文集「氷菓」、33年前の古典部での出来事(学校での文化祭)が一人の学生(女学生の叔父)が巻き起こした事件(犠牲になった)だっだ。
ー四人の部員がそれぞれ文集から仮説を立て重い思いの感想意見を言い、真実を発見し行くストーリーである。それは何故33年前にこの叔父が退部しなければならなかったのか、そしてな何故表題「氷菓」と言う名前になったのかを探し求めていく推理諸説的小説だ。
「省エネ人間」面倒なこと興味のないことには動かない主義の人間



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