ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

無意識による「偏見・先入観」で歪んだ社会に『Blink 第1感』

2022-10-15 11:43:22 | 世界の動きから見えるもの
現代、「偏見」よって社会構造に異変が出ている。それは「目隠し裁判」「目隠し評価・採用」など採用されるべき理由があり、現実社会は人の偏見・先入観で動かされていることが多いと言うことだ。米国社会での白人と黒人の刑罰の大差など無意識による人種差別など、日本でも政治家の「偏見」政策によって牛耳られ始め「公平・公正」と言いながら偏見、先入観に惑わされているのが現状だ。
『Blink「第1感」』マルコム・グラッドウエル
「概要」理由はわからないけど「これだ!」と思ったり、説明できないけど「なんか変」と感じたことはないだろうか?しかも一瞬で。人間には、理屈を超えてわかったり、感じたりする瞬間・能力がある。心理学で注目を集める「適応性無意識」である。本書ではそれを「第1感」(原題はblink=ひらめき)と命名した。「五感」を想定した「六感」ではなくて、「五感」の前にある無意識の反応を指す。
「第1感」とは「最初の2秒のなんとなくが正しいと思えること:ひらめき」
    無意識に判断できる能力=第一印象(経験と環境から生まれる)=「直感」
    第一印象を構成する経験を変えれば、第一印象を生む輪切りの方法を変えられる
ー結婚が長持ちするには
    会話の中の好意的な感情と敵対的な感情の比率が少なくとも5対1になること
人物調査の5項目
    外向性:社交的で楽しいことが好き
    協調性:人を信頼する、助けるのが好き
    真面目さ:仕事をテキパキとする、強い意志を持っている
    感情の起伏:くよくよしない、落ち着いて行動できる
    好奇心:想像力豊かで現実的、自主性があり順応性も高い
ープライミングテスト><洗脳とは違う
    ある特定の単語・言葉を続けるとその認識が頭に残り行動が伴う傾向
    第一印象の所為で最初に見た情報の印象が残り、事前に集めた情報が薄れる
人は時間がないと先入観に引きずられる
    仕切り越しのオーディションなど(見ると聞くの差)
    本能的に動く能力(情報過多の場合、理解を取り違えるvs理解する能力)
    長年の学習と観察、実践を積み重ねた末に人が獲得する能力=判断力
印象(先入観・偏見などで違いが出る)
    バターvsマーガリン、コーラvsペプシなど見た目と味の違い(一口vs一定期間吟味の差)
    製品の質と品は周りに影響する(包装紙、色、デザインなど)
    米国人の犯罪数は白人に比べ圧倒的に黒人が多い(平均13倍)無意識による人種差別社会となっている



最新の画像もっと見る

コメントを投稿