@大老酒井から日本の端から端を周り天体観測と地理測量をするように命令を受けた。そこから浮き上がる暦と占術の謎が浮き上がって来ると会津藩藩主保科正之(幕府での執行者)からも謎が絡む使命が出てきた。それは日本の朝廷・幕府等の大勢から宗教、習慣文化を大きく変える可能性のある事態を招くことになる。
『天地明察(上)』冲方丁
「概要」4代将軍家綱の治世、日本独自の暦を作る事業が立ち上がる。当時の暦は正確さを失いずれが生じ始めていた。日本文化を変えた大計画を個の成長物語として瑞々しく描く時代小説!
ー渋川春海は碁打ち師匠として江戸城で将軍始め老中たちと相手する。ある日筆頭老中の酒井から呼び出して碁を打つことになり質問攻めに会う。算術も心掛けた春海は退屈な碁打ちから新たな仕事を任される。それは「北極星を見てまいれ」という命令だった。
ー暦術・算術に興味を持った事で老中からの命令は日本を1年以上かけて観測して回ることになる。隊長は62歳の天文暦学に携わる右筆者、副長は57歳の医者、総勢14名で出立、小田原、熱田神宮、伊勢神宮はじめ四国、九州、山陽・山陰を周り調子の犬吠埼をから東北を周り、天体観測と地理測量を調査した。
ー暦は3つ、幕府が公認していた伊豆三島大社の三島暦、京都の京暦、伊勢の伊勢暦、更に吉凶の列記した頒暦がある。また暦には85年間で後嵯峨天皇と陰陽頭の賀茂保憲が提言していた。

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