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ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

秀吉の歯が実存(写真)『物語 京都の歴史』

2019-07-15 08:09:34 | 旅行

@京都の神社仏閣・史跡めぐり旅は終わりがない。1千年の歴史を数日で見る事自体が無理な話で一部書籍にあった仏閣・宝仏殿を見た。家光の作った名勝渉成園、豊国神社にある宝仏殿である。京都の有名所の美術・博物館では写真撮影は無理だが、ここ宝仏殿の75点以上ある中で見つけた実存の「秀吉の歯」、鎧・胴回りに施された不思議な「ポケット」、秀吉の肖像画(なかなか好感男子に見える)など珍しいものを得たので写真公開してみた。(この宝仏殿の写真は可能) 言いたいことは、その他国立博物館等も見学したが、京都の館では一切写真撮影は許可されない。諸外国と比較しても時代遅れでもうそろそろ絵画・美術以外解禁してもいいのかと思う。それはサイト上の史跡・資料などからも既にカット&ペーストは可能な世界になっていることからファン拡張作りの為認めてほしいものだ。(例えば千手観音仏像でも側面・裏側からの写真で記憶しておきたいこともあるから)

『物語 京都の歴史』脇田修

  • 桓武天皇により平安京遷都が行われて以来、京の都は千年もの長きにわたり日本の中心だった。貴族の邸宅や寺社が立ち並び、都市の基礎が作られた王朝時代。武家政権が興り戦乱の舞台となるとともに、商工業が発展した中世。豪商が生まれ、学問・文化の興隆著しかった近世。今も多くの人が訪れる寺社・名社の縁起をひもときつつ、花の都と詠われた京の歴史を一望する。カラーの歴史地図を付した。
  • 「京都の移り変わり」
  •             平安京・左京中心・平安末期・鎌倉時代
  • 「平安京以前の京都」
  •             秦氏と上宮王家・高麗人の足跡・長岡京遷都
  • 「平安京と鎌倉時代の京都」
  •             平安京の都市構造・王朝都市から中世都市へ
  •             京都郊外名所:大秦・広隆寺・上下賀茂神社・貴船神社
  •                                     清水寺の地主桜・山科藤原氏の別荘地宇治
  • 「南北朝・室町・戦国の京都」
  •             戦国時代の京都:北華一揆と一向一揆
  • 「近世の京都」
  •             信長の京都:
  •                         信長入落・朝廷と信長
  •                         比叡山の焼き討ち理由:浅井・朝倉軍の撤退目的
  •                         室町幕府滅亡・本能寺の変・対外交流
  •             豊臣時代:
  •                         山崎の合戦・聚楽第と伏見・都市計画・豊国神社
  •             江戸時代:
  •                         田中勝介の太平洋横断(日本人最初の太平洋横断)
  •                         歌舞伎踊り・東西本願寺・寺社復興・桂離宮と修学院
  •                         鷹ヶ峰の芸術村・家元制度・島原と祇園
  •                         角倉と高瀬川・金閣・銀閣・西陣・豪商の誕生と衰退
  • 「近代以降の京都」
  •             町組・教育・宗教界の動揺・京都の軍隊・山宣と水長

沢庵和尚の墓石『影』とその遺言

2019-05-12 10:26:49 | 旅行

@「沢庵和尚」と「島倉千代子」の墓

先日品川にある東海寺、沢庵和尚が徳川家光の信任で迎えられたお寺と墓を見てきた。 お参りした後、偶然にもその墓石に「沢庵和尚の影」が見えたような気がして撮影した(下記写真)顔と両肩ー右腕が墓石に浮かんだように見えたからだ。 東海寺を終の住処とした沢庵和尚の遺言「葬式をするな、墓をつくるな、香典はもらうな、死骸は焼かずに山に埋めて二度と詣るな、法事をするな」は、もちろん戒名はない、今後世間の死後に残す言葉になるかもしれない。 このお墓の近くにはあの歌手の「島倉千代子」さんの煌くほど艶やかで斬新な暮石もある(写真)合掌


高層ビルの競争

2019-04-26 12:21:36 | 旅行

@旅 ホーチミンに新たな高層ビル・ランドマーク(Landmark81)461mが完成。地下1階含め81階建ての高層ビル・タワーだが、5階(ショップ&レストラン)までしか完成していない。来年以降に完成するというが夜景では煌々と光を放ち新たなシンボルタワーとなっている。近くのアパート・マンション群のビルはまだ空室がかなりあるが3〜4LDKで約U.S$200,000 (約¥20〜23百万円)で売り出している。アジアの高層ビル競争はどこまで続くかドバイ・上海など日本はほど遠くなる。


海外での配車アプリ

2019-04-24 04:38:48 | 旅行
ミャンマーとベトナムで利用した配車アプリ(GRAB)はやはり超便利 キャスレス、現地言語による行き先と運賃の交渉、ピックアップされる時短など、何より悪質な運転手はいないという安心感がある。日本のサービスの限度を超えたこれら次世代のサービスに日本はついていけるだろうか

偉業は墓に宿る?『江戸の神社・寺を歩く(城西編)』

2019-01-26 09:14:11 | 旅行

@厳島神社が弁天社で元はヒンズー教の女神だった事は全く知らなかった。詳細を調べると、「弁才天(べんざいてん)は、仏教の守護神である天部の一つ。ヒンドゥー教女神であるサラスヴァティーSarasvatī)が、仏教に取り込まれた呼び名である。神仏習合によって神道にも取り込まれ、様々な日本的変容を遂げた。」またWikipediaによると「厳島神社の祭神は次の3柱「宗像三女神」と総称される。 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)田心姫命(たごりひめのみこと)湍津姫命(たぎつひめのみこと)」歴史背景と時代の流れから様々な宗派に分かれたが、何か基は一つなのかも知れないと、そう感じた。それは教派の基本教義は、苦しみの輪廻から解脱することとあるからだ。(煩悩に縛られていることから解放され命あるものが何度も生まれ変わる・・・)人間生まれることは既に死の宣告を受けているとも言うが(人間は必ず死ぬ)魂・遺恨などを墓に託した武将・将軍なども多いのではないだろうか。多くの寺院・寺・墓を巡ると時代の時の感覚が無くなる。数千年前、数百年前、数十年前など今も遺るこれらの遺跡はどの様に理解していけば良いのだろうか。それは、墓も歴史の勢力・権力と同じで偉業を遂げた人々の墓は偉大だが、歴史の裏で黙殺された人々は何も残ってはいない。最近富に歴史を紐解き真相を正しく理解・検証すると全く逆の歴史があることもある。今回驚いたのは、東京に遺る多くの神社・仏寺は室町時代の武将で、江戸城を築城した太田道灌が造築、普請・勧請、造営で絡んでいることだ。(写真は芝東照宮・徳川家康にある銀世界の梅:2019年1月25日現在2部咲きの梅・徳川将軍家墓の前にある四菩薩像・菩薩様のそれぞれの顔相が素晴らしい)

『江戸の神社・お寺を歩く(城西編)』黒田涼

  • 「品川」       
  •             荏原神社・東海寺・品川寺
  • 「三田・高輪」
  •             泉岳寺・東禅寺・亀塚稲荷
  • 「白金・目黒」
  •             大円寺・五百羅漢寺・目黒不動泉龍寺
  • 「麻布・恵比寿」
  •             善福寺・光林寺・広尾稲荷
  • 「愛宕・芝」
  •             烏森神社・増上寺・芝東照宮
  • 「原宿・渋谷」
  •             代々木八幡宮・鳩森八幡・梅窓院
  • 「赤坂・六本木」
  •             日枝神社・氷川神社・長谷寺
  • 「四谷・新宿」
  •             平河天満宮・太宗寺・花園神社
  • 「牛込」
  •             穴八幡宮・赤城神社・善国寺
  • 「湯島・本郷」
  •             湯島天神・神田明神・伝通院
  • 「池袋・小日向」
  •             鬼子母神堂・目白不動金剛院・護国寺
  • 「白山・本駒込」
  •             根津神社・吉祥寺・駒込富士神社
  • 「巣鴨・板橋」
  •             高岩寺・本妙寺・巣鴨庚申塚
  • 「神社の神様」
  •             稲荷神社:総本山は伏見稲荷・祀神は宇迦之御魂神・穀物食物
  •             八幡宮:総本山は大分の宇佐八幡宮・八幡大菩薩
  •             天王社(祇園社):須賀神社・牛頭天王・病気
  •             氷川社:埼玉の大宮氷川神社・出雲族の神
  •             天満宮:太宰府天満宮・菅原道眞・試験の神様
  •             浅間社:静岡富士宮浅間神社・富士山・木花咲椰姫
  •             熊野社:熊野神社・熊野三山
  •             秋葉社:静岡秋葉神社・秋葉大権現・火災
  •             諏訪社:長野諏訪神社建御名方命
  •             鹿島社:茨城鹿嶋神社建御雷
  •             弁天社:厳島神社・ヒンズー教の女神サラスバティー・水財宝
  • 「日本の仏教」
  •             13宗56派
  •             奈良時代:華厳宗・法相宗・律宗
  •             平安時代:真言宗・天台宗・密教
  •             鎌倉時代:融通念仏宗・浄土宗・浄土真宗・時宗
  •                         武士:曹洞宗・臨済宗・日蓮宗
  •             江戸時代:黄檗宗・普化宗(虚無僧)

神社と寺・神仏習合「江戸の神社・お寺を歩く」(城東編)

2019-01-24 08:00:03 | 旅行

@日本には多くの神社と寺がある。歴史的には幕末の神仏分離令で仏像を神社で祀ることを禁じ、また神の優位性を図るため廃仏毀釈などで多くの寺院が無くなり宝物も破壊されたとある。「神仏習合」は日本独特なのか神社と寺、双方を同じ場所で祀り共存させている。 今の世代では神社および寺に行く事は稀で年末年始・盆暮れ位か、また結婚式・葬儀で行く程度で宗派などはまるで気にしない人も多くなった。2016年度日本の宗派は13宗派があり、寺数は約7万7千寺(一番の多い滋賀県で人口10万@227寺)、神社は約8万1千社(一番多い高知県で人口10万人@300社)近くあるという。面白いのは、神社が多いのに比例するのが日本酒酒造数とある。https://todo-ran.com/t/kiji/14362 なぜこれほど多くの神社仏殿が多いのか。人間は辛く苦しくなると、不幸に、哀れになると、困った時、悩んだ時最後の決断に神頼みで「祈る」「拝む」。「祈り」「拝む」の一説では「神のお願いを聞く事」だともある。信じるのは「自分自身」ですね。(歴史的背景の記憶を辿りながら散策するのは楽しい:写真は谷中・山王寺・山岡鉄舟のお墓・江戸時代の時計)<江戸の大時計館では撮影不可だが1枚だけ許可を得て撮った>

「江戸の神社・お寺を歩く」城東編 黒田涼

  • 城東編
  •             銀座・八丁堀
  •                         出世地蔵尊・鉄砲洲稲荷・築地本願寺
  •             神田・日本橋
  •                         お玉稲荷・初音森神社・水天宮
  •             上野・谷中
  •                         不忍池弁財天・寛永寺・谷中寺町
  •             王子・田畑
  •                         王子神社・染井稲荷・天王寺
  •             入谷・千束
  •                         真源寺・鬼子母神・おばけ地蔵・待乳山聖天
  •             浅草
  •                         下谷神社・浅草寺・銀杏ヶ岡八幡・源空寺
  •             荒川
  •                         下尾石尊・袈裟塚耳無不動・浄閑寺
  •             北千住
  •                         千住本氷川神社・木母寺・小塚原回向院
  •             向島
  •                         牛嶋神社・三囲神社・吾妻神社・長命寺
  •             本所
  •                         回向院・江島杉山神社・妙見山別院
  •             深川
  •                         霊巌寺・富岡八幡宮・洲崎神社
  •             亀戸・砂
  •                         亀戸神社・浅間神社・待宝院
  • 『江戸の3森』柳森神社・椙森神社・烏森神社(江戸の鬼門封じ)
  • 『東叡山』寛永寺が東の比叡山、不忍池を琵琶湖、清水観音は清水寺
  • 『お得な切符』
  •             「都バス1日乗車券」「都営まるごと切符」「東京メトロ1日乗車券」「都営地下鉄ワンデーパス」「東京フリーきっぷ」
  • 『神仏習合』とは一つの宗教世界・神仏混淆
  • 『摂社・末社・合祀』とは1つの神社にたくさんの社殿を構える。神社の総本社で一番多いのが稲荷社ですべて京都の伏見稲荷大社の分社
  • 『〜山・〜寺・〜院』とは寺は僧を住めわせた場所を示し、山号を持たせた。院は建物。お寺が大きくなると建物ができ〜院と称した。