ピーチ航空で台北に行く。

台北行きピーチ航空-2


タラップを上がって機内に入った。荷物を入れようとしている人が通路に立ち止まっており、奥に入る人の列が渋滞していた。機内持ち込みサイズギリギリぐらいの大きいキャスターバッグを持った人が結構いる。LCCは荷物を預けるのに別料金が要るからありえることだが、預けるのに料金がかからない普通の航空会社の便でも預けずに持ち込む人が多い。

12Cの非常口席に来た。窓側席と中央席はすでに座っている人がいた。座席の上の物入れは、ちょうどリュックが入るぐらいに隙間があったので、入れた。

その後もゾロゾロと人が入って来て、ほぼ満席になった。通路を挟んで反対側の12Dの席は空いたままだった。他にもところどころ空席はある。しかし、これぐらい入れば十分儲かるレベルだろう。

ドアが閉まった。ここまでの時間は大手航空会社の便に比べて圧倒的に短かい。座席の上の物入れのフタがきちんと閉まっているかどうか、キャビンアテンダントさんが確認してまわった。これはどこの航空会社でも同じ。

iPhoneの設定をフライトモードに変えた。アナウンスでも、電波が出る機器は電源を切るか飛行モードにするように言っている。電波が出ないようにすれば電源は切らずに使用できるとアナウンスしている。

滑走路に向けてゆっくり動く間に、キャビンアテンダントさんたちが緊急時の酸素マスクやライフベストの使い方などの説明を始めた。始めるときに右足のつま先を左足の後ろにトンとついて軽くお辞儀をするのはピーチ航空だけである。

大手航空会社のキャビンアテンダントさんは、髪の毛をきっちりまとめて全く動かないようにセットするが、ピーチやスカイマークではそれほど厳密ではなく、ポニーテールの人もいる。