平成15年夏、夏期休暇を利用し、私は再び九州に向かいました。間の経緯はあるものの、九州到着で最初に撮ったのは、急行「くまがわ」(写真、キハ65 13ほか)。この列車の後を継いで運転される、現在の「九州横断特急」は人吉までの運転ですが、当時の「くまがわ」の一部車輌は肥薩線、吉都線経由で宮崎まで運転されていました。
そして来た道を戻り、小倉へ。最初は、787系4連特急「ありあけ」です(写真)。当初9連で「つばめ」用に製造された787系でしたが、九州新幹線新八代以遠部分開業でMM’ユニットを抜き7または6連「リレーつばめ」となり、抜かれたMM’ユニットはTc車を新造し4連「ありあけ」になりました。写真はその「ありあけ」です。
次は、883系「ソニック」です(写真)。5または7連で落成し、当時は正面が4色ありました。後にリニューアルされ、ビードステンレスボディもメタリックブルーに塗られ、5連はアルミ車2両を挿入(その時には製造メーカー日立がステンレス車の製造を終了していたため)し、7連に統一されました。
最後は、885系「白いソニック」です(写真)。885系「白いかもめ」に準じ5連で落成、後に6連化、現在「白いかもめ」「白いソニック」は共通運用となっています。同編成の落成により、485系は多客期以外大分以北に入線しなくなりました。
JR九州は、「経営的に厳しい」とされた3島の一角でしたが、実際には経営は安定し、このような新型車輌を投入していました。九州新幹線全線開業前の、状況でした。
それでは、次回をお楽しみに。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます