悪麺友らんちばさんと我孫子ラーメン調査強化中! 主に『我孫子カレーラーメン』の調査がメインですが、この『てらっちょ』は流石に無視できないかな、と。一般的には、我孫子の人気店=てらっちょですからね。
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てらっちょは、前回こちらを通り過ぎた時にも確認しましたが、確固たる人気を誇るラーメン店です。現在の我孫子において、最も集客力のあるラーメン店と言っても過言じゃないでしょう。
今回は、通常の正油ラーメンに、名物のがぶりつきチャーシューをトッピングして、注文しました。あと、辛海老まぜそばも。
正油ラーメンは、背脂がどぶっと盛られたドロドロラーメンでした。スープの半分以上がタレと背脂じゃないか?!というくらいに、背脂まみれでした。豚骨スープが自慢らしいですが、豚骨の旨味はあまり感じられません。タレと背脂が強烈過ぎるからだと思います。なので、味自体については、何も申せません。ただ、新陳代謝の活発なエネルギーあふれる若者には支持されそうですね。
がぶりつきチャーシューは、見た目は凄かったです。が、雑誌等の写真で見るよりは、小さかったかな。っていうか、ここのラーメン自体、雑誌などで紹介されるものよりかなり小さめ・少なめなんです。ただ、このチャーシュー、ラーメンも超こってりなので、こういう強いチャーシューはちょっとキツい(特に僕には)。ただ、これも20代男子とかなら余裕なのかな。二郎ラーメンの場合、何気にあの大量の野菜ゆえに、ファットでも結構食べられちゃうんだと思いますが、こちらにはそういう「助け舟」がありません。
それから、我孫子らしく、カレー粉トッピング(50円)もありました。
入れたらカレー味のギダギダラーメンになりました。カレー粉、強し…(^^; けれど、やはりカレー粉はカレー粉。粉っぽさが強く出てしまい、残念な感じでした。カレー粉っぽさが強い油だらけのラーメンになってしまいました。
辛海老まぜそばは、そのまんまでした。大阪の焼きそば付きお好み焼きみたいな感じ。ごってごて。こちらも若者向け専用かな。ただし、まぜそばは、焼きそばみたいなものなので、こちらは、上のラーメンほどはきつくはないかな。ただ、味がとても単調で、はっきりしすぎていて、マニア好みとは程遠い気がします。おやつとして考えると、とてもいいものなのでは!?と思いました。
うーん、どちらも、ちょっと味的に乱暴過ぎるかなー。キツいです。そういうのが好きな人にはいいのかも。10代の体育会系人間なら、気に入るのかも。
ただ、既に我孫子の人気店であり、そして、雑誌等で我孫子といえばこちらが紹介されているわけですが、こちらのラーメンがどうこうという以前に、いいお店が無視されすぎていることが問題のように思いました。もちろん、てらっちょのラーメンもある種独特でイケイケで力強いお店ですが、我孫子ならではの「名店」というのも、たしかに存在しており、それをすっとばして、我孫子=てらっちょというイメージがついてしまうのは、我孫子自身にとって悲しいことだと思います。
つまり、我孫子周辺には、知られざる名店がしっかりとあるのに、それが外に伝わっていない、そのことが一番の問題だと思います。松戸や柏のお店は、そのお店の出来を問わず、すぐに話題になるのに、我孫子となると、全然外に情報が発信されない、そのこと自体が我孫子ラーメンの大きな課題だと思いますね。