Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

小笠原よ、サヨナラサラバ!-The Final day of Ogasawara 

小笠原滞在八日目。

前半4泊+後半3泊の旅の最終日。

この日の15時30分に、おがさわら丸で父島を離れます。

長いようで、あっという間だった小笠原の八日間。

その最後の日の朝も、ホテルの朝食から始まりました。

1泊目が洋食で、2泊目が和食で、3泊目は再び洋食。

この日の朝はシンプルなチーズとハムのホットサンド。

ホットサンド、美味しいですよね~~(n*´ω`*n)

ホットサンドメーカーは家に置いておきたい必須アイテムです💖

贅沢な朝食を頂いた後は、怒涛のチェックアウト準備。

父島のホテルのチェックアウト時間は、他と違うんです。

おがさわら丸が入港するのが、11時。

新規のお客さんがホテルに到着するのが、11時30分頃(?)。

なので、古参のお客さんは、8時頃には部屋を出なければならないんです。

8時~11時までの間に、お部屋の清掃をすべて終わらせなければならないからです。

荷物については、ちゃんと船が出る前まで預かってくれます💖

そんなこんなで、バタバタと荷物をまとめて、無事にチェックアウト。

最後の日は、静かに「最後の時間」をゆったりと過ごしたいと思います。

で、向かったのがこちら。

小笠原世界遺産センター

です。

最終日にゆっくり見ようって決めてました。

小笠原諸島は、2011年に「世界自然遺産」に登録されたんですね。

他に「白神山地」「屋久島」「知床」「奄美大島・徳之島・沖縄島北部・西表島」が登録されています。

そんな世界自然遺産に登録されている小笠原諸島。

その世界遺産の観点から小笠原を捉えたのが、この遺産センターなんです。

この遺産センターは、この小笠原の「自然」にフォーカスした施設で、色々と勉強になります。

そもそも、世界遺産とは何か。

そして、世界自然遺産とは何か。

日本バージョンと、

世界バージョンがありますね。

世界文化遺産はいっぱいありますが、自然遺産は少ないんだって改めて気づきました。

日本の世界遺産の一覧はこちら

日本には、文化的な遺産はいっぱいあるけど、自然の遺産は少ないんですね。

自然がないわけではないと思いますが、遺産登録としては少ないなぁ、と。

登録年は、2011年。東日本大震災があった年ですね。

写真に写っているのは、「南島」ですね👆

南島の自然は、本当に圧巻でした。

そして、その南島の自然保護のための取り組みもまざまざと見せられました。

結局、自然にとって最も有害なのが「人間」なんだな、と。

小笠原諸島がどうして生まれたのか。

どうして、太平洋のど真ん中に、こんなに島々が存在しているのか。

各列島のプレートがぶつかり合うことで生まれた島々なんだ、と。

すべては、自然の運動によって生まれているんですよね。

そして、その小笠原の自然史の図表が掲示されています。

石器時代にも、ここに人が住んでいた、というのは、なんともロマンのある話です。

どんな人が石器時代に小笠原に住んでいたのか。

どうやってこの小笠原にやって来たのか。

その当時はどんな生活をしていたのか。

その後、人間が小笠原にどんな動植物を持ち込んできたのか。

それによって、どんな動植物が消滅していったのか。

1905年に、「アカギ」を小笠原に持ち込みました。

このアカギは、今や「有害」とされていて、「駆除」の対象になっています。

人間の都合で持ち込まれ、そして、また人間の都合で駆除されるという。

この頃には、人口も7000人に達していたという…。

今の3倍以上の島民がいた、ということですね。

小笠原諸島は、小笠原群島と火山列島から成っています。

火山噴火で話題となった「西之島」も、群島に含まれています。

この動画を見ると、小笠原群島も火山列島も、まだまだこれからも変わり続けていくんだな、と。

西之島も、今後どうなっていくのか。

誰にも分からない現象ですよね。

おがさわら丸で父島に向かう途中、一番最初に見えるのが「北ノ島」「聟島」ですね。

この聟島列島もまた、すごく神秘的というか、ロマンティック(ロマン主義的)というか。

このあたりは、全部「無人島」なんですってね。

そして、父島周辺の「父島列島」。

このあたりも、ほぼ全部無人島で、父島だけが「有人島」です。

そして、母島列島。

この母島列島でも、有人島なのは「母島」だけ。

あとは、全部、無人島です。

世界遺産に登録されたので、この島々で人が暮らす可能性はないそうです。

母島も、今後どうなっていくのか。。。

この本は、小笠原の基礎基本を学ぶ上でとても役に立ちました!

小笠原の自然を学んだあと、向かったのは、、、

はい!!

これで、四度目となる【海遊】でした\(^o^)/

今回の旅で、最も僕が通った「ラーメン店」ということになりますね(苦笑)。

でも、四度通ったからこそ、分かったことや見えたこともあります。

今回の父島で食べた最後の一杯が、これ!!!

これがなんていうラーメンで、どういうラーメンだったのかは、次の記事をご覧ください。

このラーメンも、他では絶対に味わえない摩訶不思議なラーメンでした💖

そして、海遊で美味しいラーメンを食べた後、、、

こちらの【おやつのにわ】で、小笠原トロピカルフルーツを堪能しました。

このおやつのにわもまた、父島に来たら是非行きたいお店です。

これまで食べたことのない南国フルーツがいっぱいありました。

驚きの経験もここでできるんです!!!

詳しくは、次の次のレポを!!!✨

おやつのにわで食べたフルーツの中で、一番気になったのが、、、

シャシャップ

です!!

これは、ホントまさに「未知の味わいのフルーツ」でしたね。

これをお土産にできたらいいなと思って、お店を見てまわりました。

Amazonでも、輸入モノの種子が売られていました。

食べたければ、自分で育てろ、と?!?!

内地で、これ、育つのかなぁ~、、、💦

そんなこんなで、時計を見たら、14時過ぎ、、、

14時半には、港に行って、ホテルの人が運んでくれた荷物を受け取って、チェックインをして、船に乗り込まないと、、、

最後に、もう一度、青灯台に行きました。

おがさわら丸が、僕らを待ってくれています。

このおがさわら丸に乗って、内地に戻るんだ、、、

なんか、すごく寂しい気持ちになりました。

八日間過ごした小笠原、父島と母島。

二見港船客待合所です。

おがさわら丸に乗り込むお客さんがいっぱい集まっていました。

400人以上はいるのかな?!

ここまでくると、もう過ぎる時間はあっという間、、、

チェックインを済ませまして、、、

おがさわら丸に乗り込みます。

やっぱり、でっかい船です。

今から24時間、この船に揺られて、内地=本土に戻ります。

小笠原名物の「お見送り」です。

このお見送り、凄かったです。圧巻でした。

本当にこんな感じでした。

船の暴走族?!って感じもしなくもなかったけど、、、苦笑

遠くに、【南島】が見えてきました。

南島、本当に本当に美しかったなぁ~、、、😂

心から、また行きたいなって思います。

本当に素敵な島でした。

しばらく、甲板で海を眺めていました。

15時半出発のおがさわら丸なので、あっという間に夕暮れ時に。

嗚呼、旅が終わってしまうんだ、、、

沈む夕日を見つめながら、すごく寂しい気持ちになりました。

この八日間、本当に本当に贅沢で幸せで穏やかな時間でした。

こういうささやかながらに贅沢な時間を味わうために、生きて働いているんですよね。

別に、働くために生きているわけじゃない。

旅するために、働いて、生きているんです。僕はね。

2020年3月頃から、コロナ騒動が激しくなり、「移動の制限」がかけられました。

こんな「移動の不自由」なんて、生まれてから一度も経験したことがなかったですよね。

旅したくても、旅行に行きたくても、自由に行けないなんて、、、

ホント、地獄の2年半でした。

もちろん、今もコロナパンデミックは続いているし、マスクなんて死ぬほど外したいけど、まだまだ外せそうにないし。息詰まる日々はまだまだ続きますが、ようやくこういう長旅をすることができて、、、😂

な~んてことを考えていたら、お腹が空いてきました(苦笑)

この日の夜ご飯は、こんなんでした🎵

若鳥のから揚げ(1300円)

です!!

このから揚げが、意外にも結構だいぶ美味しくてびっくりしました。

島では、色んなものをいっぱい食べたので、こういう普通の定食に感動できます。

夜ご飯を食べたら、また甲板に出て、黒く染まった海世界を眺めて、、、

そして、酒を呑んで、酔っぱらって、、、

八日間の疲れもあってか、すぐに眠くなってしまいました。

(が、腰痛悪化のために、何度も目が覚めてしまいましたが…💦)

そして、朝ご飯🎵

今回も、行きと同様、【和定食B】+小皿二品で。

船の中のレストランなので、お値段はやっぱり高めですが、、、

でも、船の中で食べる朝ご飯というのも、やっぱりなんか素敵ですね~✨

朝食をすませて、また甲板に行きました。

が、どうも眠さが取れない、、、

狭くて、硬いベッドで、腰の痛みに耐えながら、また寝てしまいました。

帰りの船では、なんか、とにかく眠くて眠くて、、、

で、気づいたら、あっという間にお昼の時間に、、、。

あと、4時間くらいで、竹芝に到着しちゃいますね。

もう、房総半島が見えています。

最後のおがさわら丸でのお食事なので、奮発して、、、

ステーキ(デミグラス)(1800円)

を頂きました\(^o^)/

やっぱり、旅の〆は、豪華に行かなきゃダメですよね~。

考えたら、小笠原では、ほとんど「肉」は食べなかった…(かな?!)

(あ、いや、食べてたか、、、💦💦💦)

でも、なんか、感覚的に「肉は縁遠いもの」って感じがずっとしてました。

やはりやはり、牛肉のステーキって、、、旨いですね~~😂

でも、本当に旅の最後の最後の〆となるのは、やっぱり、

島塩ラーメン

ですよね~~~\(^o^)/

「最後に、こいつを食べね~と、終われねーよな~」

みたいな?!?!

おがさわら丸の最後に、最後の〆に、島塩ラーメンを頂きました。

行きに食べた時よりも、ずっとずっと美味しく感じたのは、なんでだろう?!?!

というわけで、、、

無事に、竹芝に到着しました!!!

行きの24時間は、すご~~~~く長く感じたけれど、、、

帰りの24時間は、なんか、めっちゃあっという間だったな。。。

やっぱり旅の疲れからか、いくらでも寝られちゃうんですよね。

しかも、ベッド自体がすごく硬くて、ぐっすり寝られない。

だから、いくらでも寝られちゃうんです。

ドイツの帰りの11時間のフライトよりも、あっという間に着いた感覚です。

それに、身動きがろくに取れない飛行機よりも、船内を自由に歩いたり、外に出たりできる船の方が、ストレスないですね。行きも帰りもですが、飛行機よりも、船の方がはるかに自由で楽しいですね!!

竹芝からは、もう大人しくまっすぐ千葉に戻りました。

さすがに、究極的に疲れました(苦笑)

行き慣れた(1万km離れた)ドイツから帰ってくるより、初めて訪れた(1000km離れた)小笠原から帰ってくる方が、ずっとはるかに疲れが出ますね。。。

そんなこんなで、2022年夏の「小笠原諸島への旅」、おしまい!!!

みなさまも、是非是非、一度小笠原に行ってみてください!!

心からおススメいたします!!!!

僕的には、この本がとってもおススメです!

これも、持っていくとすごくいいと思います!

るるぶも情報がいっぱいです!

こういうのを見てから行くと、更に旅が楽しくなりますね👆

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