出会いというのは、いつも突然です。
新たな恋も突然ならば、新たなラーメンとの出会いも突然です(苦笑)。
…
今回、(ばーちと)5年ぶりに「麺や太尊」を訪れました。
が、営業日、営業時間内なのに、やっていませんでした(;;)
どうしたんだろう??
(*現在は夜営業のみのようであります!!)
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で、途方に暮れながら、次の選択肢にしていたお店に向おうと思いました。
そのお店(山六商店)に向かう途中、ばーちに、何も考えずに、
「この先に、家系の酒々井家と、鶏白湯のガツリがあるよ」と言うと、
「わー、僕、家系ラーメンが食べたいですぅぅぅ~~」、と迫ってきた…(苦笑)
そう言われちゃうと、行くしかない(この流れじゃ、ダメとは言えない…)
しかも、僕自身もこの酒々井家にはまだ行ったことがない…
…
というわけで、、、
横浜らーめん酒々井家
に行くことになりました!!
(まさか、今日、酒々井家に行くとは全く思っていなかった…)
更に、お店の前に来ると、、、
なんと「ハバネロラーメン」なるものがある!?!?
この「ハバネロ」という言葉にビビビっときた僕は、一気にテンションmax!
「おし、ばーち、ここに行くぞ!」、「はいっっっっ!!」と(苦笑)
…
お店に入ると、60代?くらいのおじちゃんとその奥様?のお二人がいました。
(*ちなみに、このおじちゃんがまるわのビギーちゃんの恩師(!?))
お店の雰囲気は、ラーメンショップや家系ラーメンの雰囲気に似ています。
なかなかいい感じです。
聞くと、この地で創業20年ほど。ずっとこの地でラーメンを作り続けています。
おおお、、、
これを見た時の興奮といったら、、、
で、券売機です!
今回は「家系らーめん並盛」と「ハバネロとんこつらーめん並盛」を!
ハバネロとんこつらーめんについては、、、
豚骨醤油+ハバネロ!
いいですね~いいですね~~。
「爽やかさな辛さのらーめんです」ですって!!💛
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で、結論から言いますと、、、
どちらも「破壊的に衝撃的」でした
まずは、ノーマルの家系らーめんから!!
ジャジャーン!
こちらが、酒々井家の「家系らーめん」です!!
うん、見た目はたしかに「横浜家系ラーメン風」であります!
店主さん曰く、「二つのお店で学んできた味を合わせている」とのこと!
どのお店かは「トップシークレット」らしいです(苦笑)
20年のキャリアを感じる貫禄あるラーメンになっております。
zoom up!
スープを飲むと、、、
!?!?!?!?
こ、こ、これは、、、
ラーメンショップの味だ…
いや、ラーメンショップ(ラーショ)のスープを家系ラーメン風により強めた感じ!?
更にスープをずずっと飲んで、味を確かめると、
ラーショ×横浜家系÷2
のスープだ\(^o^)/
もう、ウンチクで語るならば、かつて家系の創始者吉村さんがラーメンショップの味に感動して、それを独自に改良したのが家系ラーメンでありまして、、、
まさに、そのラーショから家系に「進化」するその「過渡期」の味わい!?!?
この酒々井家の家系ラーメンは、まさにそんな「進化のプロセス」の只中にある<間>の味わいであります。
ラーショ好きの僕としては、もう衝撃×10000ですよ、、、
店主さんに、「これって、ラーメンショップと家系ラーメンのあいだくらいの味わいですよ、凄いですよ!」と興奮気味に言ってしまいました(汗)
そうしたら、「そうかそうか! 俺もラーメンショップが大好きなんだよ!笑 お客さんにもたまにラーメンショップに似てるって言われるよ!」、と仰ったのです!!
まさかまさかの店主さんまでラーショファンだったとは!?!?!
もう、震えあがるしかありませんでした。
麺はこんな感じです。
家系(酒井製麺)っぽい感じではありますね!
太くて、わりともちもちしていて、いい感じの麺でありました。
通常の家系ラーメンのお店より、柔らか目+もちもちの麺であります。
この麺も、このスープにはめっちゃめちゃいいです!!
チャーシューも文句なしであります!
これは、もうちょっと、、、
貴重でレアな「ラーショ×横浜家系÷2」の無類の味のラーメンでした!!
(きっと10年前とかだったら、「なにこれ? 家系じゃない!」とかって書いてたでしょうね。それに、こんなにも感動もしなかったでしょうね。食べ手の「感性」も、年齢や経験で変わってくるんですよね。だから、簡単に「おいしい」だの「まずい」だの言っちゃいけないんです。はい。自戒を込めて)
…
で、更に衝撃なのが、、、
ジャジャーン!!!
ハバネロとんこつらーめん
です!!
ひゃ~~~、全然赤くないぞ、、、
赤くないということは、警戒しろってことだな!?(失神経験者より)
でも、「爽やかな辛さ」って書いてあるから、大丈夫??!!
見た目は、上の家系らーめんと似ていますが、揚げニンニクが入っていますね。
このヴィジュアル、完璧です。。。(;´・ω・)
(もう、2020年最強の一杯に入っちゃいますね、こりゃ…)
zoom up!
こちらのスープも、マジ、半端ねー!!!って感じです。
最初は、ほぼ辛さは感じず、ほどよく濃厚な豚骨醤油スープ~♪って感じなんですけど、
4,5口スープを飲むと、シャープな突き刺すような辛さが徐々に出てきます。
が、しかし!!!
このお店は「やり過ぎ系」のお店ではないので、度を超えない辛さです!(ここ大事!)
美味しさを引き立たせる程度の辛さの範囲内にギリギリ留まっています!!
ラーメンショップと家系ラーメンの中間くらいの豚骨醤油スープに爽やかな辛さが加わり、食べ手を「虜」にしますね。これは、、、。マジでマジで、僕の超ウルトラ好みのど真ん中直球ストレート!!
もう、ここまで<辛さ>と<旨さ>を兼ね備えたスープなら、あとはもう<無我>になって、<無心>で喰らうのみ! これこそが、ラーメンを食べる醍醐味なのであります!!
揚げニンニクがとってもいい効果を与えていて、最後の一滴まで美味しく飲み干させてくれました♪
酒々井家、こんなに素敵過ぎるお店だったのか…(深い反省)
麺はこんな感じです!!
やっぱりここの麺、独特です。
家系っぽさを残しつつも、また全然違うタイプの麺で、新鮮な経験ができました。
ベテランの店主さんゆえに、穏やかで落ち着いた太麺?!、という感じ!?
量もわりと多めですが、魅力的なスープなので、あっという間になくなってしまいました。
いや~、ちょっと待って、これは、、、(;;)号泣
辛くて美味しい最高レベルの辛い豚骨醤油ラーメンでした!!
2020年最高のラーメンに入るレベルの大満足の一杯です。
チャーシューも、地味ながらも、とっても美味しかったです。
味玉もまた、地味だけど、スープに合っていて、美味しかったです。
いや~、素晴らしい!!
それしか言葉が出てきません!!
後で気づいたんですが、調味料各種も用意されていました。
卓上にはないので、気づかなかった、、、
ニンニクを入れたら、これまた違う味わいになっていたんだろうなぁ…😢
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というわけで、、、
ず~~~っと昔から、その存在は知りつつも、行っていなかった「酒々井家」。
先入観って怖いですね、、、。こんなに素敵なお店だったのに、ず~~~っとスルーしていたのですから…。
千葉の家系ラーメン(横浜豚骨系ラーメン)のお店の中でも、かなり独特なラーメンを提供する酒々井家。
今更ですが、声を大にして「素敵なお店ですよー!」って叫びたいですね。
…
後で気づいたのですが、まるわの店長のビギー君、まるわに来る前に、ここで働いていたんですよね。
ビギー君の「原点」とも言える酒々井家。
この場所で、まだ20代のビギー君はラーメン作りを学んでいたんだ、、、って。
酒々井家の店主さん、かなり独特な存在感を醸し出していました。
奇想天外なラーメンを次々と生み出すビギー君ですが、そんな彼のベースにこの店主さんの存在もあるんだろうなぁって思いました。(もちろん石井店主の影響力はとてもとても大きいと思いますけど、、、)
きっとビギー君の原風景ってここなんだろうなぁ、、、
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あと、ばーちとのラーメンの旅も、もう結構長いんだよなぁ、、、
ばーちとラーメンの写真です💛
もう、ばーちとは10年くらい一緒にラーメンを食べてるんだよなぁ、、、
過去ログを見ていくと、、、
20歳頃のばーち💛
2011年7月にばーちと一緒に「こばやん」というお店に行きました。
なんか、むっちゃ若いんですけど、、、、苦笑
この頃から、今と変わらず、DIR EN GREYを愛するロックキッズでした🎶
麺や太尊で食べられなかったのはとっても残念だったけど、、、
それゆえに、酒々井家の素敵なラーメンに出会うことができました。
これもまた、Destiny Callなんでしょうね。
運命が僕らをここに呼んでいたんだろうなぁって。
酒々井家と出会えた運命と奇跡に、感謝したいと思います。
ホント、運命って、どうなるか分からないですよね。
「これだ!」と思っていたものが、そうじゃなくて、
「これじゃない!」と思っていたものが、そうであって…、みたいな。
人間の「主観」なんて、ホントちっぽけなものだなぁって思いました。
場所はこんなところです。
酒々井駅から徒歩で行ける距離にあります!!
太尊との連食もとってもよいと思います💛