4月14日。
この日、gooブログの「サービス終了」のアナウンスが出ました。
このブログも、11月18日をもって「消去」されることになりました😢。
長い間、ずっとgooブログと共に生きてきた身としては、もうショックで…
とりあえず、gooブログが「指定」している別の会社のブログに「お引越し」することになりそうです。
gooブログ、どうしてなくなるんだー?!( ;∀;)
せめて現存するブログくらいは、残せないものなのでしょうか?!…
…
そんな悪夢のような4月14日。
この悪夢の知らせが届く前に、惡麺友らんちばさんとショートツアーに出かけていました。
今回、僕らコンビが向かったのは、
STANDケンケン
というお店でした。
らんちばさんもまだ行ったことがないってことで、二人でワクワクしながら向かいました。
かなり面白そうなお店だったので…
なお、基本的には夜営業で、月火と金土のみ、ランチ営業をしているみたいです👆
ご覧ください!!
このお店には、なんとなんと、
稲庭中華そば
があるんです!!😂
名前は「特製稲庭中華そば」で、1200円になっています。
これは、他店でいう「特製」のことで、デフォで特製になっているんです。
また、限定?で、「昆布水麺(昆布水ラーメン)」もあるみたいで、、、
二人で、両方食べることにしました👆
「軟骨チャーシューエッグ丼」も気になるなぁ~~
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!
こちらが、STANDケンケンのオリジナル、
特製稲庭中華そば
です!!
おおお、すごい、、、
このラーメンを見た瞬間、「普通じゃないぞ」って思いました😊
普通じゃないし、トッピングは「特製」になってるし!!
zoom up!
いったいどんなお味なんでしょう?!
スープを一口飲むと、、、
「うおおお!! 魚介の旨みたっぷり&鶏油入りの和風醤油ラーメンの味わいだ!」
って思いました。
この味わい、鶏とか豚とかの動物系ダシOFFだな…と思いました。
店主さんに聞くと、まさにその通りで、利尻昆布や煮干しや干し貝柱や椎茸なんかがいっぱい入った和風の魚介出汁スープがメインになっているんですって。そこに、鶏油と醤油ダレが入っているんですって。
うん、僕がすごく好きなタイプの「和風魚介醤油スープ」になっています。旨みたっぷりです。
動物系はOFFですが、鶏油が入っているので、ファット感はしっかりあります。
麺はこんな感じです!!
この麺が「稲庭中華そば」になります!!
つまり、これ、「乾麺」なんです!!
こんな感じの「乾麺」です。
聞くと、店主さん、2020年頃にこの「稲庭中華そば」に出会い、惚れたんですって。
僕も稲庭中華そばが食べたくて、秋田まで行ったことがあります。
稲庭うどんの製法を駆使した稲庭中華そばは、「ラーメン再遊記」でも紹介されています。
なので、STANDケンケンで「稲庭中華そば」の乾麺のラーメンが出ている、って、すごく嬉しいことなんです。
こちらの麺は、本当にすべすべっとした中細?のストレート麺になっています。
一般的な製麺所の麺とは明らかに違う食感で、「シルキーさ」を感じる麺になっています。
これは一度食べないと、分からない麺かなぁ、、って思います。
チャーシューも、豚と鶏の二種類が乗っています。
鶏チャーシューがもうお見事!というか、凄い!というか、、、
いわゆる低温調理チャーシューじゃないのに、すっごく美味しくて柔らかくて食べ応えがあるんです。
こんな美味しい鶏チャーシュー、食べたことがないぞ!って言いたくなるくらいに…。
このお店はいったい、、、?!?!💦
味玉は、久々にこんなにトロトロな半熟度合いの強い味玉でした。
最近、こういう黄身がとろ~りとした味玉、あんまり見てないなぁ…って。
なんか、「懐かしいなぁ、こういう味玉」って思うほどでした。
…
そして、更に驚愕だったのが、、、
昆布水つけ麺の「つけスープ」を取り去った、
昆布水麺
(昆布水ラーメン or 昆布水冷しラーメン)
です!!
この昆布水麺は、ある種、流行りの「昆布水つけ麺」へのアンチテーゼとなりそうな…。
「昆布水つけ麺に、つけスープは果たして要るのか?!」、と。
昆布水スープが旨ければ、つけスープは要らないのでは?!という問題提起…?!
なので、こちらは、「昆布水ベースの<冷やしラーメン>」になっています。
zoom up!
スープを飲んで、おったまげました。
「うおおお、昆布水がネバネバ・トロトロしていない!!!」って。
でも、昆布の旨みはたしかに感じられます。
ネバネバ・トロトロスープが、昆布水スープのエッセンスではない?!…
なんだか、頭の中が「????」って感じになりましたね。
でも、、、
このスープ、とにかく旨みたっぷりなんです(しかも無化調?!)。
感覚的には、「魚介の旨みがぎゅっと詰まった昆布出汁の冷やしラーメン」って感じですね。
そこに、「稲庭中華そば」の乾麺が入り込みます。
これ、ある種、稲庭中華そばの麺を楽しむための冷製ラーメンになっていますね。
シルキーで、するするっとした乾麺を、最大限に楽しめる冷製魚介スープというか。
あまりにも美味し過ぎて(+好み過ぎて)、意識がぶっ飛びました。
あれよあれよのうちに、麺が無くなってしまっていました。
この魚介系の旨みたっぷりのスープが美味し過ぎでした。
こっちには鶏油は入れてないみたいです。
あと、とろみをつけるために、モロヘイヤも入れているんだとか?!
いったい、何なんだ?! このお店は、、、💦
そして、ご覧ください!!!
春らしく、竹の子トッピングもこんなに!!!
この竹の子、本当に柔らかくて、コリコリで、すっごくよかったです。
これも、おそらくは数日くらいでなくなるんじゃないかな?!
このお店のラーメンはどれも、「あるだけ」「出せるだけ」という感じになっています。
この新鮮な竹の子も、出せるだけ出します、っていう感じなんだそうです。
なくなれば、おしまい。
そういうスタンスのお店みたいです(これはこれでとても斬新な感じがします)。
日々、刻々と変わり続けるラーメンを提供するお店…
鶏チャーシュー、こっちのも本当によかったです。
豚チャーシューもとっても美味しかったですが、鶏チャーシューの美味しさに度肝を抜かれました。
味玉もしっかり入っています。
半熟具合がすごく良くて、、、
食べていて、すっごく楽しかったし、心地よかったです。
***
というわけで、、、
1年ほど前にオープンしたばかりの「STANDケンケン」の初レポでした。
本当にいいお店だったなぁ~~って思いました。
いいお店というか、凄いラーメン&昆布水麺でした。
しかし、、、
いったい、こちらのお店の店主さん、何者なんだ?!?!って。
ただ者じゃないのは、すぐに分かるとして、、、、
で、聞いてみたら、ビックリしました。
成田エリア&他エリアに点在する「あのお店」の創業者の方だったんです。僕も聞いたことのある、有名なお店です。そんな方がひっそりとお一人で開業したのが、こちらのSTANDケンケンなんですね。
このお店は、基本的には「バー」というか「呑み処」になります。で、呑んだお客さんのための「〆」として、ラーメンも提供しているという感じです(なので、夜は、ラーメンのみの提供は行っていないとのことです)。
ここでラーメンを食べたい人は、お昼のランチタイムに是非行ってほしいですね。ランチタイムであれば、ラーメン(稲庭中華そば等)を食べることができます👆
らんちばさんのご様子も…( ´艸`)
今は、僕もらんちばさんも「スマホ」で撮ってますが、、、
昔は二人とも、カメラを常に持参して、写真を撮っていましたね~。
僕は、でっかいミラーレスの📷を持って、必死に撮っていました。
なんか、その時代が懐かしいなぁ~~(n*´ω`*n)
STANDケンケンの店内は、ちょっとミステリアス?!
少しアメリカンな感じがする雰囲気だったかな?!
アルコール類もい~っぱいそろっていました。
あと、ランチタイムには、お弁当も販売しています。
お弁当まで販売している、呑み処でもある、ラーメンも出すお店、、、
面白いですね~~。
ランチは、月曜日・火曜日・金曜日・土曜日、です。
それ以外は、夜営業のみということになるみたいです。
場所はこんな感じです。
京成酒々井駅から徒歩圏内ですね。
電車で来て、呑んで、電車に乗って帰る、というのもできますね。
駐車場も数台分、近くにありました。
久々に(千葉で)「このお店は面白い!」って思えるお店に出会えた気がします。パターン化されて、固定化されたラーメンばかりが出る今の時代に、「何が出てくるか分からない」というラーメンに出会えて、ものすごくワクワクしました。
こういうワクワクこそ、ラーメンのもつ最大の魅力だったはずなんですけどね、、、
そういう意味でも、マニアな人やフリークさんにこそ、このお店に行ってもらいたいなぁって思います。家系や二郎系や濃厚煮干し系や鶏白湯系で満足している人向けではないかな?!、とも。
…っていうか、もう、今の時代、「ラーメンマニア」とか「ラーメンフリーク」っていう人そのものが消えつつありますよね。そこが一番の問題点かもしれませんね、、、( ;∀;)
…
稲庭中華そばは、シルクのような喉越し、が特徴です!
稲庭中華そばもバリエーションがいっぱいです。
こちらの稲庭中華そばも気になりますね~~~。