Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ICHI GO ICH E@ザルツブルク モーツァルトも驚きの本格ラーメン店!

モーツァルトが生まれた街、

そして、山の上にそびえ立つお城がとても美しい街、

Salzburg / ザルツブルク

一生に一度は必ず来たい世界的に有名な観光地。

そんなザルツブルクに、本格的なラーメン店ができたのは、2018年のこと。

その名も、

ICHI GO ICHI E

一期一会

であります!!

僕は、こちらのブログの記事を見て、知りました!

昨年、行こうと思ったのですが、あいにく定休日にぶつかってしまい…。

一年過ぎて、ようやくこちらのお店に来ることができました\(^o^)/

遂に、遂に来られた…(涙)

場所は、…駅からも旧市街からも結構離れています。

観光客向けではなく、地元の住民向けのお店ですかね。

近所には、大型スーパーや車販売店などが並んでいます。

こんなところです。

中央駅とGnigl駅の間あたり!?

さすがに、観光客が偶然通りかかるところじゃありません。

でも、旧市街から路面電車で10分くらいで到着します。

大きな通り沿いにあるお店で、わりと賑やかです。

店内は、とってもオシャレといいますか、、、。

スタイリッシュなお店って感じでした。

和風っぽさはほぼなくて、洗練されたレストランでした。

日本人がやっているお店かと思ったら、違いました(;´・ω・)

日本で修行した中国の若い?店主さんのお店なんだとか。

(おそらくザルツブルクで生まれた2世の人??)

中国の人が日本で修行してザルツブルクで開業…

こういう「流れ」がわりと欧州では出てきているかな、と思われます。

もう、既に「Ramen」は、日本人の手から離れつつある!?、みたいな…。

メニューは、、、

どういうわけか、写真を撮るのを忘れていまして、、、(;;)

こんなこと、なかなかなかなかないのですが、、、

色々、きっとテンションが上がっていたのでしょう。

一応、お店のHPにメニュー表が出ています!

ただ、お店のHPのメニューを見ても、今のメニューと違っていて…

なので、ラーメンの品名は間違っている可能性があります。

悪しからず…m(__)m

ってことで、、、

ジャジャーン!

Spicy Dragon Ramen

です!!

スパイシードラゴンですよ。カッコいい(*ノωノ)

揚げニンニク入りの辛い濃厚豚骨ラーメンですよー!!

もう、見た目からして、欧州レベルじゃないことが分かります。

味玉も、黄身がとろとろで、キラキラと輝いています!!

zoom up!

スープを一口飲んで、もうひっくり返りそうになりましたよ。

このスープなら、モーツァルトにも食べてもらいたかった!!って(;´・ω・)

モーツァルトがこのラーメンを食べたら、きっとひっくり返るだろうな…。

で、きっと、「Japan」って曲を書いてくれたんだろうなって…(苦笑)

日本でこのスープを飲んでも、「濃厚!」って言うだろうなって感じです。

濃厚でマイルドで「豚骨感」のあるしっかりとしたスープ。

そこに、そこそこの「辛さ」と「ガーリック」が押し寄せてきます。

いや~、これは「無敵の味」だわ、、、

辛味調味料+揚げニンニク+豚骨+醤油ダレ

みんな、好きですよね、こういうの。。。

でも、ドロドロ感はなくて、ちゃんとスープになっています。

なので、「どろ系スープ」が苦手な人でも楽しめると思います。

とにかく、すごく頑張っているな、って思うスープでした。

麺も、とってもよかったです。

facebookの画像を見ると、自家製麺っぽいです。

本格的でしっかりとした麺で、しかも僕好みでした。

中太のやや平打ちの縮れ麺。

滑らかで、スルスルっとしていて、のど越しもとってもいいです。

こりゃ、人気でちゃうわ、、、と。

珍しいトッピングとして、レンコン!!

煮込んだレンコンがとっても新鮮です。

これまた、ラーメンの固定観念がないからこそかな??

(わりと、ヨーロッパのラーメンにはレンコンが使われている??)

あと、シシトウ。これもちょっと珍しい??!!

こんがり焼けたシシトウがとっても素敵でした。

チャーシューも、とびきり柔らかくて香ばしくてよかったです。

残念なパーツがない!!!(;´・ω・)

味玉もこんな感じで、、、

綺麗に二つに切られていて、見た目的にもとってもよかったです。

味もしっかり沁みててよかったなぁ、、、

とっても丁寧にラーメン作りをしていることが分かります。

日本のラーメン職人よりも、モチベーションや意識も高いかもしれない…。

(いずれ、海外の職人のレベルも相当高くなっていくはず!)

で、、、

BLACKGARLIC RAMEN

です!!

マー油入りの豚骨醤油ラーメンですよー!!

こちらは、正統派のニンニク豚骨醤油ラーメン!!

熊本を彷彿とさせるマー油入りの豚骨ラーメンです。

なんつッ亭風というよりは、正統派の熊本ラーメン風、でした。

これも、抜群に美味しいなぁ、、、

まさか、ザルツブルクでこんな美味しい正統派の豚骨ラーメンが食べられるとは…。

数年前までは、とてもラーメンとは言えないようなヌードルスープしかなかったのに…。

2011年に食べた「my indigo」のmiso ramenを思い出すと、、、

なんだか、泣けてきますね…。

(あ、でも、my indigoもとっても面白くてユニークなお店ですよ!!)

ここの豚骨スープ、本当に美味しいなぁ、、、

手づくり感がすごくあって、、、

日本で学んだことをしっかりと忠実に再現している感じがします。

これを、どうchinalize(中国化)していくか。

あるいは、どうaustrialize(オーストリア化)していくか。

ともかく、ここまでしっかりとした豚骨スープはなかなかないかな、と。

ニンニクの風味もしっかりしていて、心地よい濃厚ラーメンでした。

麺は、やっぱりいい!!

ここの麺は、わりと太めでタフな麺なので、こういうスープにも合います。

スープと麺が、いい意味で、戦っている感じ!?

スープも麺も、とってもクオリティーが高いです。

お見事!としか言いようがありません。

で、続いて、、、

このお店で一番の問題作!?!?

Hot Beef Ramen

です!(多分)

こちらは、日本式ではなく、中国式のラーメンスタイル!

日本のラーメンを出しつつ、中国のラーメンを出すというのは斬新です!

テイストもかなり、上のラーメンとは異なっています。

日本人には「違和感」を感じるラーメンと言いますか、、、

日本人には、「異国の味わい」に感じられるかと思います。

けど、きっと中国人にとっては、「懐かしい味わい」なのかな?

店主さんが「中国の味」をイメージして作ったラーメン。

ある意味では、「再帰的」な中国ラーメンになっていて面白いです。

日本のラーメンというフィルターを通して、中国のラーメンを再解釈する、と。

これもまた、今後の動きの予兆として捉えておきたいと思います。

油分少な目、塩分控えめ、すっきりタイプのラーメンでした。

また、日本の中国レストランのラーメンの味とも違います。

酸味が若干あって、ピリ辛のすっきりスープ。

牛肉もまた、中国スタイルの味わいになっていました。

このラーメンもまた、ここの「武器」になりそうだなぁ、、、と。

あっさりとしたスープにも合う麺です。

スープがとってもすっきりしているので、やや麺の方が勝っているかな、とも。

なので、もし可能なら、細い麺になるともっと面白くなるかなぁ。。。

でも、これでも十分に美味しくいただけます!!

日本のラーメンフリークの人にはこれを食べてもらいたいなぁ、、、。

日本じゃ絶対に味わえないミクスチャー系の不思議なラーメンになっていました。

そして、最後に、、、

中国人店主さんが故郷の味を残すべく、、、

Mala Beef

という一品料理を頂きました!

これだけ、日本の一品料理ではなく、中国の一品料理なんですって。

日本語的に書けば、「麻辣牛肉」。

日本でも「麻辣」ってよく使われますけど、これは中国のオリジナル。

日本料理と中国料理って、やっぱりとっても近いんですよね。

これ、刺激的でとっても美味しかったなぁ、、、

ビールのつまみの最高です!!!\(^o^)/

***

ってことで、、、

念願の念願のICHI GO ICHI Eの初レポでした!!

こりゃ、また次回必ず来ないと!!!

ザルツブルクで唯一の本格ラーメン専門店。

日本の観光客の人にも是非お勧めしたいですね。

まずは日本人が応援しなければ!!って。

このお店自体、日本への愛で溢れかえっています。

ね。(苦笑)

なんだか、作草部の「ま●わ」みたいな感じでした。

悟空もいた!!(笑)

みんな、有名らしいです(悟空以外知らない…)

ギター弾いている女の子もいた!(笑)

きっと、ま●わのビ●ー店長なら全部分かるはずだ(苦笑)。。。

こちらの店主さん、めっちゃ日本のサブカル好きなんだろうなぁ、、、

こちらで働いている現地のバイトの男の子とも仲良くなりました。

彼も、日本のサブカルを愛している男の子。

19歳って言ってたっけかな??

「日本に行くのが夢」って語ってました。

うちの学生の中にも、そういう系の子がいて、すぐに仲良くなっていました。

こういうのも、「国際交流」って言っていいんだろうなぁ。。。

流暢にしゃべることが目的なんじゃない。

世の中には、日本人以外の人間がいるんだということを直に知ることこそ目的なんだ。

他者経験というか、、、。

でも、そのためには「入口」が必要で、、、、

日本のサブカルが「入口」あるいは「窓」となって仲良くなれれば、、、

あとは、交流を重ねるのみ。

日本人は恵まれているはずなんです。サブカルがあるんだから。

他の国で、経済的に弱い国の若者たちだと、他国の人は誰も、自分の国の文化を知らないっていう状況で、交流しなきゃいけないんだから。「ニンテンドー」も「ピカチュー」も「ゴクー」も「マリオ」もないんだから。その辺、僕ら大人も自覚しておかなきゃなぁって。。。

夏場になると、外でラーメンを食べるっていう感じになるのかな?

夏にまた、ここに来たいなぁ~。。。

また違った景色がここに広がっているんだろうなぁ…。

ザルツブルクの夜は本当に美しいです。

スイスもいいけど、オーストリアも地味に見どころ満載なんだよなぁ。

ドイツもスイスもオーストリアも本当に素敵なんです。

だから、みなさん、ドイツ語も勉強しましょう!!\(-o-)/

仕事じゃあまり使わないと思いますが、旅行ではいっぱい使えます♪

ドイツ語圏に旅する限りは、ドイツ語ができるとホント快適です。

Lernen wir Deutsch!!!

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