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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ROTTENGRAFFTY◆Goodbye to Romance 僕が2021年最も愛した一曲になるかな?!

このところ、音楽レビューの記事が少ないんですが、、、💦

でも、音楽は変わらずに聴きまくっています🎵

今の時代、「サブスク」が主流になりつつありますが、僕はCDにこだわり続けます。

CDがなくなる日まで、ずっとずっとCDを買い続けるつもりです。

やっぱり、「データ」ではなく「モノ」として音源が欲しいから。。。

さて、この2021年ももう9月に入ったので、残り4か月。

この8カ月の間にも、たくさんのアーチストが音源を出してくれました。

今もなお、CDを出してくれていることに心から感謝しています😂

その中で、僕が今年一番胸がキュンキュンしたのが、

ROTTENGRAFFTY

のアコースティックミニアルバム、

Goodbye to Romance

であります!!

この作品は、リード曲一曲に、かつての曲のアコースティックバージョン(ロマンティックバージョン?)が四曲入っていて、最後にインスト曲が一曲、という構成になっています。

なので、シングルのようなミニアルバムのような、、、

でも、まずはまずは、YouTube上にあるこの曲のPVをご覧ください!

これがリード曲の「Goodbye to Romance」です!!

このPVを見た時、すっごく胸がキュンキュンとしました。

久々に、「すっごく素敵でロマンティックで切なくてかっこいい曲」に出会えた気がしました。

これまでもロットンの曲はいっぱい聴いてきましたが、この曲はその中でも圧倒的に素敵な一曲だなって思いました。音楽は好みの問題が強いので、人に無理やり押し付けることはできませんが、、、

でも、この曲の雰囲気や世界観は、僕の好みのど真ん中で…💓

歌も素敵だし、曲もメランコリックでロマンティックで素敵だし、ギターの音も素敵だし…(イントロのエレアコのアルペジオなんて、もう、僕の身体が溶けて消えてなくなりそうになりましたもん…)

ロットンって、今の僕の目指す音楽に近いんです。ヴィジュアル系の精神性や音楽性を引き継ぎながらも、次の時代を切り開くようなハードでロマンティックでメランコリックで熱いロック。もちろんロットンのモノマネをする気は1mmもありませんが、すごく刺激を受けています。

知っている人も多いと思いますが、もともとボーカルのNOBUYAもギターのKAZUOMIもドラムのHIROSHIも「ヴィジュアル系バンド」をやっていて、そこから抜けてというとあれですけど、そこから「違う世界」を創り上げていったんです。

ちなみに、NOBUYAによれば、京都のヴィジュアル系シーンで活躍していたVoluptuousというバンドに続くバンドをやっていたんですって。

このバンドが、ロットンのNOBUYAのバックグラウンドというか、基盤というか、原始的世界なんですって。しかも、このNOBUYAのバンドって、SOPHIAの前身バンドの「Rose~Nor」とも一緒に活動していたんですって。

この頃の詳しい話は、是非、、、

こちらの本を読んでみてください!!

ロットンのボーカル、NOBUYAのかつての貴重な貴重な話が聴けるので。。。

このインタビューを読んで、ますますロットンが好きになりましたね。このインタビューの中で、NOBUYAは、今回の「Goodbye To Romance」について、こう語っています。


…アコースティックの中にもちゃんとビート感があってロットンらしさもある「Goodbye to Romance」なら喜んで受け入れてくれるだろうなって。そこをKAZUOMIはたぶん意図的に狙って作ったと思うんです。あのヴィジュアル系然としたメロディ感とかね。たとえば、LUNA SEAのRYUICHIさんがこれを歌ったら「LUNA SEAの新曲なんかな?」と思うくらいヴィジュアル系的だと思うんですよ。実際「Goodbye to Romance」が公開されたタイミングでエゴサしていたら「ロットンのサビのメロディってV系っぽいよね」みたいな意見を結構見たんで、そこはちゃんとみんな感じ取ってくれているんだなと思いましたね。

ROCK AND READ No.096:176


ね。

間違いなく、ロットンって、「ヴィジュアル系的精神」を受け継いでいるんですよ。でも、それをそのままやらないだけ。っていうか、、、今のヴィジュアル系バンドよりもはるかに「ヴィジュアル系サウンド」の王道を歌にしてくれているように思うんです。ちゃんと「歌」があって、「切なさ」や「悲しさ」や「ロマンティックさ」があって…。

ま、平時(?)のロットンはもっともっとハードでラウドでヘビーでパワフルですけどね…(n*´ω`*n)

でも、このコロナ禍でライブがなかなかできない中で、自粛をしているファンに向けての音楽だと思うと、この曲調はすごく合っている気がします。

今は、ライブ会場で暴れられない。叫べない。モッシュもできないし、ダイブもできない。汗まみれになってぶつかり合うことも、歓喜の声を上げることもできない。

音楽なしでは生きていけない人にとっては、「いったい何のために生きているんだか…」という感じだと思います。ライブを励みにして、ライブで暴れることを励みにして、日々のこのつまらなくてくだらない日常を生きている人って、いっぱいいっぱいいると思います。

そういう人に向けて、「今はこんな曲を聴きながら、一緒に耐えて、そしていつかまたみんなで暴れられる日をじっと待とうね」って呼びかけているようにも聴こえてきます。

-悲しみも 孤独さえも 僕らは超えてゆく

-あの空の遠い遠い どこかでまた巡るよ

-あらがいながら もがきながら

-誰もいない空まで

ここの歌詞がすっごく好き。とてつもなく好き。

このGoodbye to Romanceの他、インストを含む全六曲入りのミニアルバムになっています。

2曲目の「相殺微量サイレンス」もまた、ヴィジュアル系ファンなら絶対喜ぶはず。90年代初頭のヴィジュアル系っぽい甘くて切ないメロディーがホント素敵です。原曲とは全然違いますけど、、、💦

でも、この原曲も、メリーとかムックとかに通じるかなりヴィジュアル系感のある楽曲です。でも、このバージョンよりも、より美しく切なく儚くロマンティックな仕上がりになっているので、このミニアルバムバージョンも是非聴いてほしいですね。

3曲目は「アンスキニー・バップ」。この曲、大好きかも…。ハワイアン?! 80年代ニューミュージック?! これ、2015年にリリースした「Life is beautiful」の3曲目に収録されている曲だったかと。(このLife is beautiful、実はすごい問題作だったんですよね。あのかつての伝説のバンドのあの曲に似ているとかそっくりだとかで…。でも、僕的にはすごくその伝説のバンドへのリスペクトを感じたし、すっごく好きだったんですけどね…) 

4曲目は「Walk」。この曲は、2013年にリリースされた5thアルバムのタイトル曲。この曲も、すっごくアレンジされていて、めっちゃ感動的です。これは、もうCRAZEインスパ系って言っていいですね(苦笑)。このアルバム、家にあるので、僕も2013年の時点でロットンは好きで聴いてたんだろうな…💓

こちらがオリジナルバージョン。これを(今改めて)聴くと、きっとCRAZE(緒方時代)をメンバーも聴いてたな…って思いますね。緒方さんが歌ったら、完璧にCRAZEだもん(苦笑)。この曲が、アコースティックバージョンになって、このコロナ禍の中、ファンの不安や苦しさや辛さを受け止めてくれる曲になっています。エレアコで弾くこの曲のギターソロ、すっごくカッコいいです。鳥肌立ったわ、、、。それに続く最後のサビのところも、涙出てきます…😢 

5曲目は、ヒット曲の 「『70cm四方の窓辺』~君のいない空~」。この曲のこのアレンジも、ちょっとヤバいヤバい…( ;∀;)。原曲と全然違うアレンジで、むっちゃ心に沁みますわね~~💛 でも、シングルでこの曲を買った時、いつかこういうバージョンも演るんだろうなって思いましたね( ̄ー ̄)。あと、この曲については、2017年にレポも書いてます🎵

ロットン『70cm四方の窓辺』のレポはこちら

この曲は、あんまりヴィジュアル系感はなくて、まさに「ロットン感」が全開って感じがしますね。最後の「会いたくて」っていうところが、すっごく今のコロナの状況に通じていて、きゅんってなります…。

そして、最後の「It's Alright (instrumental)」は、インストロメンタル曲(歌なし)。これは、このアルバムのエンドロール的なBGMですね。

でも、この曲、凄く好きだ…😂 ギターの音がどこかオルゴールみたいで、とっても気持ちいいんです。「音楽って、やっぱり本当に本当にいいなぁ…」って思わされましたね。

こういうキャッチーで分かりやすくて切なくて甘くてロマンティックなインスト曲なら、いつまでもいつまでも聴きたいなぁって思います。あと、ロットン、やっぱり改めて素敵な素敵なバンドだなぁって思いました。

…ウィキペディアで調べたら、ボーカル二人って、僕と同い年なんじゃん…😨 ひゃー、だから、どこまでも曲に共感できるのか…。ホント、共感しかないもん。。。

いや~、この作品についてだといくらでも語れちゃうので、もうこの辺でやめときます。

是非是非、このロットンの最新ミニアルバム(アコースティックアルバム)、聴いてみてほしいです!!

特にロットンをまだ聴いたことのない人や、このコロナ禍で寂しさや悲しさや辛さを感じている人や、今のロマンティックさのない音楽シーンに飽き飽きしている人には、うってつけだと思います!

be romantic!

ホントに素敵な素敵なミニアルバムです!

Amazon限定盤?!?!

完全生産限定盤もあったか…💦

ちなみに、、、

まぁ、技術もレコーディング環境も全然違うんで、比べものにはなりませんが…

ロットンが「Goodbye to Romance」なら、僕は、「Rainy Two Romance」という曲を作っています。

この曲も、ロットンのGoodbye to Romanceに負けないくらいにキャッチーで切なくてロマンティックだぞ!!って(苦笑)。なんか、to romanceとtwo romanceってところも被ってて、さすが同じジェネレーションだって思いましたね。あと、このRainy Two Romanceもエレアコいっぱい使ってますし…。

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